テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

さらば、ツリー。

2007-12-26 22:48:50 | ブックス
「あァ……しまッちゃうのでスね、ネーさ」

 そうですよ、テディちゃ。
 クリスマスは終わり、今日でツリーとも暫しのお別れ。
 ガラス細工のツリーは壊れないよう箱に、
 サンタ服は防虫剤と一緒にタンスに仕舞うことにしましょう。

「つまんなァーいッ」

 ホントはね、宗派によってクリスマスの祝い方は異なっていて、
 プレゼントを渡すのは1月になってから、
 それまで聖誕祭の飾りをし続ける、なんていう例もあるそうです。

「わはァ♪ そッちのほォが、いいでスゥ~♪」

 ここ日本ではそうも行かないようです。
 駅ビルやデパート、町のお店のウィンドウディスプレイは
 一夜にしてお正月モードに、

「へーんしィーんッ!」

 でしたね。
 なんだか、クリスマスの喧騒すべては夢であったような……
 感傷にひたってしまいます。

「らいねんのォ、くりすますゥ、まつのでスッ♪」

 来年……来年は、そうですね、旅先でクリスマスなんていいかも。
 京都、神戸、大阪、いっそ沖縄は?

 ……はッ!
 いけません!
 ぼーッとしていると、
 どんどん片づけのスケジュールが遅れてしまう!
 テディちゃ、手伝って!

「えェー? めんどくさいでスゥ。
 つぎのくりすますまでェ、しまわないでぇ、かざッておけばァ?」

 う! これぞ悪魔の囁き!
 
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玉子ランデヴー。

2007-12-26 13:42:16 | ブックス
「うむッ?
 ネーさ、もう、おしょうがつのォ。じゅんびィ、でスか?」

 いえいえ違いますよ、テディちゃ。
 実はネーさ、このところ凝っているものがあるんです。
 それで、この御本で研究してみようかな、と。
 はい、御紹介いたしましょう!

  
           ―― 和食のいろは ――


 編集は生活情報センターさん、’05年7月に発行されました。
 副題は『次世代に伝えたい 和のこころ、和の味わい』。

 日本料理についての基礎知識が丁寧に説明されていて、
   第一章 目利き (食材のよしあしを見分ける、ってことですね)
   第二章 飯を炊く (これが難しい……!)
   第三章 だしをとる (和食のかなめ!ですね)
 と続きますが、ネーサが注目したのは第四章なんです。

「えッ、なにィなにィ~?」

 第四章 家庭で味わう和食――
 その中の『和のおかずベスト20』、66ページにあるのは……
 だし巻き卵!

「たまごやきッ♪ テディちゃ、すきでェス!」

 そうですね、みんな大好きタマゴ焼き。
 ネーさが凝っているのも、たまご焼き!
 ……なんですが、それぞれの家庭に
 それぞれの玉子焼きがあるわけで……
 うむむ、玉子焼きの《基本》中の《基本》レシピとは
 どんなものなのでしょう?
 
「き、きほんッ?
 う~んとォ、う~んとッ?」

 そこで、探してみましたのが、料理の本。
 和食の基礎が記されたものを読み比べてみました。
 ミシュランよりも役に立つのはどれだ?!と。

 結果、熟読に値すると☆をつけましたのが、この御本です。
 
 ここでの玉子焼きは、前述しましたように『だし巻き卵』。
 だし汁、みりん、お酒で味をつけ、
 砂糖を控えめにした上品な味のようですね。

「テディちゃは、あまァいのがァ、すきなのでスゥ」

 たまにはちょいと変わったお味の玉子焼きも悪くないでしょう?
 チャレンジあるのみ!
 『えびのしんじょう揚げ』、
 『鶏つくね』、
 『三色かき揚げ』も、使えそうなレシピです。

 掲載されているお料理の品目は、あまり多くありません。
 けれど、食材についての文章がとても勉強になりました。
 お正月もすぐそこですし、
 和食の知識を増やすには、こういった御本があると助かります♪
 
 ……うん?
 テディちゃ、お皿を構えて、どうしたの?

「せつめいよりもォ、たまごやきッ!
 じつぶつゥ、まッてるのでスよッ!」
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