テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ぽいぽい、いずこ?

2007-12-01 22:50:16 | 花雑記
 ちょっと変わったバラの花を見かけたので、
 通りがかった花屋さんの店先でパチリ、いたしました。

「あれれェ?
 おはなにィ、いろがァ、くッついてるでスよ、ネーさ」

 くっついていると言うか、
 クリーム色の花の外側がマーブル模様状に
 赤く染まっているんです、テディちゃ。

「こうきゅうひん、だァ!」

 いえ、それがそうでもありませんでした。
 3本で¥500程度、だったでしょうか。

 12月はパーティーシーズンですからね、
 アレンジメント向きの華やかな種類のお花がたくさん売られています。
 バラ、ガーベラ、ユリ、
 カスミソウ、カーネーション……。

 ネーさがお気に入りなのは、スイートピーです。
 画像には写っていませんが、
 入荷したてらしい白やピンクのスイートピーは
 とてもきれいでしたよ。

「テディちゃはァ、あの、あかいのがいいでス!」

 あの赤いの……?
 それって、ポインセチアのことですか。

「そでス!
 ぽいぽいせちィでス!
 ぽいぽいィ、ほしィでスゥ~!」

 ポイポイ……ゲームのキャラですか、それは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待ってるぞ、アトム!

2007-12-01 13:41:18 | ブックス
 お寒うございます、ネーさでございます。

「さむゥいのれス、テディちゃるゥェ~ス」

 冷え込み厳しい東京の西部から、
 本日ご紹介いたしますのは……こちらです!


 
         ―― プルートゥ 第五巻 ――


 
 著者は浦澤直樹さん×手塚治虫さん、’07年12月発行の新刊です。

 もはや改めて説明するまでもありません、
 新生アトムの物語ですね。
 帯にもあるように、
 今回は謎のロボット『プルートゥ』と、
 最強と謳われるロボット『ヘラクレス』の闘いが描かれます。

「げじひとさんはッ、ネーさ?」

 ゲジヒトさんももちろん登場しますよ。
 いえ、この物語は、
 ゲジヒトさんなしには成立しない《ロボット史巻》です。
 今巻も、ゲジヒトさん内部の相克が主調となり、
 画面からは彼の涙が響き流れるかのようです。
 
「げじひとさン……げんきにィ、なれるかなァ……」 
 
 浦澤さんの傑出した画力が生み出す《未来社会》は、
 クラークやアシモフの想像した未来とは
 比べるべくもなく異なっています。
 エアカーが空を飛び、
 公園のブランコは反重力?で浮き、
 ロボット製作の技術は進んでも、
 道端には捨て猫がいて、
 お寺の御墓には花が供えられる……
 そんな歪みが、ゲジヒトさんを苦しめ、
 アトムくんを闇に閉じ込めました。
 この先に明るい《未来》はあるのか、と問われたら
 誰しも言葉に詰まる世界です。

 が、本当に暗く苦しいだけでしょうか?

 今回、ウランちゃんの出番は少ししかありません。
 けれどこののち、
 本来は朗らかで、
 賢いし、可愛いし、
 それでいて無鉄砲なウランちゃんが
 暗い未来を大きく変えてゆきそうな予感がします。

「げじひとさんもォ、げんきにしてあげてくださァいッ!」

 暗い暗いと連呼してしまいましたが、
 立派なエンタメ作品です!
 
 ただせめて! せめて刊行ペースをもう少し、
 少しだけでもアップしてほしい!
 と思うのはネーさだけでしょうか?
 次巻は、いつ……?

「はやくよみたいのでスよゥ~!!」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする