テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

♪桜桃三昧・その3♪

2008-07-01 23:04:28 | 美味
 先日、叔母さまからいただいたサクランボと、『銘菓さくらんぼ餅』。
 どちらも美味しゅうございますね、テディちゃ。

「ふァいッ! おいしィでスゥ~」

 『さくらんぼ餅』は、あんまりサクランボのお味はしないけれど、
 求肥タイプのお餅生地が、まさしくネーさ好みの柔らかさ。
 そしてこの、
 今が旬のサクランボのうっとりするような甘さ……なんて素晴らしいんでしょ♪

      (♪ピンポン♪……玄関に誰かが来たようです)

 はーい、ちょこっとお待ちを。  (←ネーさ、玄関へ)

「むぽぽッ♪ ネーさのォ、いないィあいだにィ、さくらんぼォをォ……」

      (ネーさ、ばたばたと戻ってきました)

 テディちゃ、たいへんよっ!
 山形の知人さんが、サクランボを送って下さいましたよ!
 この大きな箱を見てみてっ!

「ひょえッ?! 」

      (再び♪ピンポン~♪ ネーさ、玄関へ走ります。と思ったら……)

 テディちゃ、大変だわっ! ど、どうしよう!
 お隣さんが、サクランボの御裾分けをどうぞ、って、これを……!
 
「わぷッ?! てんこもりィッ!」

 これは夢なのでしょうか。
 冷蔵庫がサクランボでいっぱいに……。

「うれしィ、ひめいィ、でスねッ♪」
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千年超の大作戦!コードネームは……。

2008-07-01 13:37:27 | ブックス
 梅雨もちょいとひと休みの東京は多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ♪ テディちゃだもんッ♪
 ネーさ、きょうはァ、こわいィおはなしィじゃあないィでスねッ♪」

 本日のテーマはね、テディちゃ……エーックス!

「ふァ??」

 さあ、御紹介いたしましょう。合言葉はエーックス!な、こちらを、どうぞ!



                 ―― 扇子 ――


 
 編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’08年2月に発行されました。
 NHK教育TVで放送中の番組『美の壺』から生まれた御本を、
 またまたしても楽しく読ませていただきましたよ。

「ふむむッ、せんすゥ……わふゥ~、でスねッ」

 いえ、和風、ではないんですよ。
 扇子は、《和》そのものです。
 何故って、生まれたのは、日本なんですから。

 はい、音楽!
 テディちゃ、プロジェクトXのBGMを!

「ふァ? え、えッとォ……ふァいィッ!」

   (♪どどん、どん、ずーん♪……と、それらしき音楽が?)

 昔むかし。
 平安時代の初期、京都で。
 扇子は産声を上げました。
 さほど大きくもない、筆軸に似た木製の品物を、
 しゃらしゃら……と開けば、
 あら不思議、《おうぎ》なるものに変身します。
 これぞ日本生まれの日本育ち、
 平安京のプロジェクト・エーックス!

「わおォッ! ぱちぱちぱちィ♪」

 世界に先駆けて発明された《おうぎ=扇子》は、
 たちまち貴族階級の老若男女を魅了いたします。
 さらには、お船で運ばれて、大陸へと進出!
 大航海時代の訪れとともに《扇子》の子孫たちはヨーロッパへも伝えられ、
 社交界を席捲するのです……。

「ぶらぼォ~♪」

 平安時代に始まったプロジェクトは現在も進行中です。
   一のツボでは、扇面に涼を楽しむ
   弐のツボでは、矯め(ため)に扇の美あり
   参のツボでは、言葉なくして思いを伝える
 と、扇子に秘められたミッションが語り明かされました。

「きれいなのォ、じみィなのォ、いろいろォでスねッ」

 形も色彩も用途も材質もさまざまな、
 《扇子》の景色。物語。
 盛夏前のひとときに、蒸し暑い昼下がりに、お奨めですよ♪
 眺めているだけで、そよそよ、と風が流れてくるような……。

「♪むかしもォいまもォ、えーッくすゥ♪なのでしたッ」 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする