テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

またもグミあれこれ……。

2008-07-18 23:08:17 | 美味
「もぐもぐッ、はむむッ。
 あれッ? どしたのでスかァ、たべないィのでスかァ、ネーさ?
 ぐみィ、でスよォ♪
 ネーさのすきなァ、ぐみィ、なのでス~♪」

 ええ、グミなんですけどね、テディちゃ。
 『ノーベル製菓』さんの《サワーズグミ 白桃味》……これって……。

「これッてェ??」

 硬いっ!

「ぽわッ? 
 えーとォ、かたいィでスかァ??」

 お味はいいのよ、白桃のお味はね。
 でも、食感が、ネーさのイメージするグミの硬度を上回っている、というか、
 なんだか……ガムに近いような……?

「そォでスかァ?
 テディちゃ、がむゥ、すきだからァ、ぜェ~んぜんッ、へいきッ♪」

 ……次回は、もっと柔らか系のグミを探そう!と誓うネーさなのでした。

「つぎもォ、ばっちりィ、たべちゃうゥ~テディちゃ!!なのでスゥ♪」
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戦慄の?コミカルミステリ。

2008-07-18 14:02:02 | ブックス
 雨が降りそうで降らなそうな東京多摩地方から、こんにちは、ネーさです。
 
「こんにちわッ、すずしくゥなりたいィ~テディちゃでスゥ~」

 涼しくなりたい? 
 おお、それは♪ なんてぴったりこなんでしょう、テディちゃ!

「……ふァ??」(←怪しみ中)

 本日ご紹介いたしますのは、コミカルな設定ながら、
 おどろおどろしい幽霊さんたちがわんさか登場するこちらのミステリーです。
 はい、どうぞ~!

「ゆゥ…………むひゃあァッ!」



            ―― 紳士のためのエステ入門 ――
 
 

 著者は天野頌子さん、’08年5月に発行されました。
 『警視庁幽霊係』シリーズの最新作です。

「ゆ、ゆ、ゆゥ……そ、そォいえばァ、このひょうしィ、よくみるとォ、こわいィッ!」

 そうですね。一見すると可愛いイラスト、しかし、改めて細部を見直せば……
 これは、オバケさん、でしょうか?

「ひィッ!」

 オバケだとしても、仕方ありません。
 主人公の柏木雅彦さんは、
 幽霊が見えてしまう、幽霊とお話しできるという特異体質を買われ、
 警視庁の特殊捜査室に在籍しているのです。
 階級は、警部補さん。
 
 今日もまた、東京のあっちやこっちで、
 幽霊となってしまった事件の被害者さんに柏木さんは事情聴取をいたします。
 憶えていますか? あなたは、いったい誰に――

「うぎゃうゥッ! おそろしィッ!」

 いいえ、びびってなどいられません。
 表題作『紳士のためのエステ入門』では、
 特殊捜査室の同僚、伊集院警部補が事件に巻き込まれてしまいました!
 筋骨隆々で強面の伊集院さん、
 実は……エステサロンをこよなく愛する人だったのです。
 
「ふァ? きんにくでェ、えすてェ??」

 メンズエステ、っていうんですって。
 被害者は、エステティシャンの女性でした。
 柏木さんは彼女と、いえ、彼女の幽霊と話をし、
 事件の真相を探り出そうとするのですが、

「こ、こわいィからァ、ぱッぱッとォ、かたづけるゥのでスよゥッ!
 はやくゥ、わるいやつゥ、つかまえるゥのでスッ!」

 記憶がない……と被害者さんは言うのです。
 犯人の心当たりを訊ねても、全然ありません、と。

 犯行の機会があったのは?
 動機は?
 幽霊さんの証言を得ても、調べるほどに、混乱は深まります。
 いったい犯人は何者か――
 
 突飛な幽霊譚の真の顔は、がっちり組み上げられた《フーダニット》ミステリー。
 ですので、ミステリ好きさんはぜひ!
 坂田靖子さんの表紙画、挿絵も、効果満点です♪

「おばけのォ、こうかァ、ッてェ……
 ぶるるッ、かんがえるのォこわいィでスゥ……」 
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