バレンタインが近付き、あちこちのお店にショコラのディスプレイが……♪
つい舞い上がってしまうショコラ好きのネーさです。こんにちは~♪
「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎です!)
あるとあるゆるショコラを買い占めたい衝動をこらえ、
今週も、いざ、読書ターイム!
本日の一冊は……ふっふっふっ、こちらを、どうぞ~!
―― 悪霊館 ――
写真・解説文はサイモン・マースデンさん、’06年8月に発行されました。
英原題は『HAUNTED REALM』、
英副題に『GHOSTS,WITCHS and OTHER STRANGE TALES』とあります。
「……むッ?
ほーんてッどッてェ……テディちゃ、たしかァ、でずにーらんどでェ……」
「が~るるる~るぅ!」(←訳:あ~ホーンテッドマンションのこと?)
「そォでス!
ほーんてッ……ひゃわわわわうゥ~ッ!」(←恐怖の悲鳴!)
あら、気が付いたのね、テディちゃ。
そうなんです、この御本は、ずばり!
幽霊屋敷の写真集なんです!
「ここここッ、こわいィィィ~ッ!」
「がるる~!」(←訳:怖いかもね~!)
被写体となっているのは、英国――
イングランド、スコットランド、南アイルランドに現存する古い館、
修道院、庭園などです。
マースデンさんによる写真は、
いえ、この御本に掲載されている写真は、
すべてモノクローム。
白と黒の風景が、雰囲気をいっそう高めますね。
永遠の黄昏のような、逢魔刻の世界……
「あうゥッ、たかめなくていいィのでスよゥ~」
「がるる~る~!」(←訳:雰囲気あり過ぎだよ!)
でも、歴史モノとして読むと、
けっこう面白いんですよ。
表紙になっているのは『ホイットビー僧院』、
イングランドのノースヨークシャーにある《幽霊屋敷》です。
1890年のこと、
劇団のマネージャーをしている或る青年が
ヨークシャー海岸沿いにあるこの土地を訪れました。
廃墟となっていた僧院は、彼に深い感銘を与えたようです。
その後、青年が書き上げた小説は――
『ドラキュラ』。
そう、青年はその名をブラム・ストーカーといいました。
「うゥ~ッ、りあるにィ、こわいィ!」(←ぶるるっ!と身震いしています)
「がるる~っ!」(←訳:名作だっ!)
『紙と木の文化』の日本と、
ヨーロッパの『石の文化』との差違をひしひしと感じさせるこの御本、
万人向け、とは申せませんが、
ゴシック建築に興味をお持ちの方々、
英国の歴史に興味を持っている御方、
そして、ホラー大好き~!という御方に、おすすめです。
ただし、そのぅ、
「うェ~んッ!
こんやはァ、わるいィゆめをォ、みちゃいそうなのでスよゥ~!」
「がる~……」(←訳:有り得るね~……)
という御方は、ちょこっと用心されたし!
「おしおッ、まかなくちゃッ!」
「がるるるるっ!」(←訳:御守りも肌身離さずにね!)
つい舞い上がってしまうショコラ好きのネーさです。こんにちは~♪
「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎です!)
あるとあるゆるショコラを買い占めたい衝動をこらえ、
今週も、いざ、読書ターイム!
本日の一冊は……ふっふっふっ、こちらを、どうぞ~!
―― 悪霊館 ――
写真・解説文はサイモン・マースデンさん、’06年8月に発行されました。
英原題は『HAUNTED REALM』、
英副題に『GHOSTS,WITCHS and OTHER STRANGE TALES』とあります。
「……むッ?
ほーんてッどッてェ……テディちゃ、たしかァ、でずにーらんどでェ……」
「が~るるる~るぅ!」(←訳:あ~ホーンテッドマンションのこと?)
「そォでス!
ほーんてッ……ひゃわわわわうゥ~ッ!」(←恐怖の悲鳴!)
あら、気が付いたのね、テディちゃ。
そうなんです、この御本は、ずばり!
幽霊屋敷の写真集なんです!
「ここここッ、こわいィィィ~ッ!」
「がるる~!」(←訳:怖いかもね~!)
被写体となっているのは、英国――
イングランド、スコットランド、南アイルランドに現存する古い館、
修道院、庭園などです。
マースデンさんによる写真は、
いえ、この御本に掲載されている写真は、
すべてモノクローム。
白と黒の風景が、雰囲気をいっそう高めますね。
永遠の黄昏のような、逢魔刻の世界……
「あうゥッ、たかめなくていいィのでスよゥ~」
「がるる~る~!」(←訳:雰囲気あり過ぎだよ!)
でも、歴史モノとして読むと、
けっこう面白いんですよ。
表紙になっているのは『ホイットビー僧院』、
イングランドのノースヨークシャーにある《幽霊屋敷》です。
1890年のこと、
劇団のマネージャーをしている或る青年が
ヨークシャー海岸沿いにあるこの土地を訪れました。
廃墟となっていた僧院は、彼に深い感銘を与えたようです。
その後、青年が書き上げた小説は――
『ドラキュラ』。
そう、青年はその名をブラム・ストーカーといいました。
「うゥ~ッ、りあるにィ、こわいィ!」(←ぶるるっ!と身震いしています)
「がるる~っ!」(←訳:名作だっ!)
『紙と木の文化』の日本と、
ヨーロッパの『石の文化』との差違をひしひしと感じさせるこの御本、
万人向け、とは申せませんが、
ゴシック建築に興味をお持ちの方々、
英国の歴史に興味を持っている御方、
そして、ホラー大好き~!という御方に、おすすめです。
ただし、そのぅ、
「うェ~んッ!
こんやはァ、わるいィゆめをォ、みちゃいそうなのでスよゥ~!」
「がる~……」(←訳:有り得るね~……)
という御方は、ちょこっと用心されたし!
「おしおッ、まかなくちゃッ!」
「がるるるるっ!」(←訳:御守りも肌身離さずにね!)