今日はちょこっと春を先取り~♪な気候だった東京・多摩地方から、
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「がるる~!」(←訳:虎で~す!)
気温が上がれば手足も軽くなって、屈伸運動もらっくらく~♪
ついでに脳ミソの回路も、より軽やか~に♪
というわけで、はいっ、連日のミステリ作品ご紹介となりました。
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 武家屋敷の殺人 ――
著者は小島正樹さん、’09年11月に発行されました。
この御本を分類するとしたら、そのジャンルは……申すまでもありませんね、
《本格》でしょう!
「ふゥむゥ~、ずッしりィでスねッ!」
「がるる~るるっ!」(←訳:重量感ありそう!)
物語を引っ張るのは、弁護士の川路弘太郎(かわじ・こうたろう)さん。
川路さん、或る若い女性から
ちょっと変わった依頼を受けることになりました。
――私の生家を探してほしい――
その女性・静内瑞希(しずうち・みずき)さんは言うのです。
『私、捨て子なんです』
20年前の深夜、八王子市にある孤児院の玄関前で
泣いていたところを発見されたのが、瑞希さんでした。
「えッ!はちおうじィ??」
「がるる~!」(←訳:地元じゃん!)
ええ、多摩っ子としては思わず引き込まれちゃうストーリーですよね。
瑞希さん、その孤児院で大切に育てられましたが、
二十歳になったのを機に、
拾われた時の状況を詳しく知らされます。
赤ちゃんは小さなかごに入れられて置き去りにされていたこと、
赤ちゃんの足元には手紙入りの封筒があったこと、
まとまった額の現金もかごの中にあったこと……。
「ううむゥ!
それがァ、てがかりィ、でスねッ!」
「がる~るっ?」(←訳:手紙の内容はっ?)
家を、両親を探すヒントとなるものを、
瑞希さんは手紙の中に探し求めます。
しかし……住所や名字が記されているのでもないその文面からは、
手掛かりは見出せません……。
いえ、これは……そもそも手紙なのでしょうか?
奇怪な告白文とも捉え得るその内容は……
「ふきつゥでスッ!」
「がるるるる!」(←訳:謎の匂いがする!)
弁護士・川路さんと、
その友人・那珂邦彦(なか・くにひこ)さんは
僅かなヒントを頼りに瑞希さんの生家を探し出そうとします。
お家は、何処に?
手紙に秘められた真実とは?
初期の島田荘司さんを想わせるミステリだなぁ、と感心しておりましたら、
著者の小島さんは島田氏との共著でデビューなさった御方なのだそうです。
島田さんのファンの方々、
本格ミステリ好きな御方も、
ぜひ一読を!
「ずッしりィみすてりにィ、とつげきィ!」
「がるる~がるっ!」(←訳:最終章まで集中をっ!)
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「がるる~!」(←訳:虎で~す!)
気温が上がれば手足も軽くなって、屈伸運動もらっくらく~♪
ついでに脳ミソの回路も、より軽やか~に♪
というわけで、はいっ、連日のミステリ作品ご紹介となりました。
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 武家屋敷の殺人 ――
著者は小島正樹さん、’09年11月に発行されました。
この御本を分類するとしたら、そのジャンルは……申すまでもありませんね、
《本格》でしょう!
「ふゥむゥ~、ずッしりィでスねッ!」
「がるる~るるっ!」(←訳:重量感ありそう!)
物語を引っ張るのは、弁護士の川路弘太郎(かわじ・こうたろう)さん。
川路さん、或る若い女性から
ちょっと変わった依頼を受けることになりました。
――私の生家を探してほしい――
その女性・静内瑞希(しずうち・みずき)さんは言うのです。
『私、捨て子なんです』
20年前の深夜、八王子市にある孤児院の玄関前で
泣いていたところを発見されたのが、瑞希さんでした。
「えッ!はちおうじィ??」
「がるる~!」(←訳:地元じゃん!)
ええ、多摩っ子としては思わず引き込まれちゃうストーリーですよね。
瑞希さん、その孤児院で大切に育てられましたが、
二十歳になったのを機に、
拾われた時の状況を詳しく知らされます。
赤ちゃんは小さなかごに入れられて置き去りにされていたこと、
赤ちゃんの足元には手紙入りの封筒があったこと、
まとまった額の現金もかごの中にあったこと……。
「ううむゥ!
それがァ、てがかりィ、でスねッ!」
「がる~るっ?」(←訳:手紙の内容はっ?)
家を、両親を探すヒントとなるものを、
瑞希さんは手紙の中に探し求めます。
しかし……住所や名字が記されているのでもないその文面からは、
手掛かりは見出せません……。
いえ、これは……そもそも手紙なのでしょうか?
奇怪な告白文とも捉え得るその内容は……
「ふきつゥでスッ!」
「がるるるる!」(←訳:謎の匂いがする!)
弁護士・川路さんと、
その友人・那珂邦彦(なか・くにひこ)さんは
僅かなヒントを頼りに瑞希さんの生家を探し出そうとします。
お家は、何処に?
手紙に秘められた真実とは?
初期の島田荘司さんを想わせるミステリだなぁ、と感心しておりましたら、
著者の小島さんは島田氏との共著でデビューなさった御方なのだそうです。
島田さんのファンの方々、
本格ミステリ好きな御方も、
ぜひ一読を!
「ずッしりィみすてりにィ、とつげきィ!」
「がるる~がるっ!」(←訳:最終章まで集中をっ!)