チャリン♪チャリン♪チャリリリーン♪
自転車のベルの音とともに、こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「がるるる~!」(←訳:虎ですよ~!)
チャリリン♪とベルの音で幕を開けるのは、
がっちりスポーツ!ばりばり体育会系?の御話です。
さあ、本日は、こちらを、どうぞ~!
―― あねチャリ ――
著者は川西蘭さん、’09年12月に発行されました。
既に表紙デザインからお判りの御方もおられるでしょう、
自転車競技の世界を描く《スポーツ!》ストーリーです。
「ちゃりりんッ♪
かわらのォ、みちをォ、ちゃりりんッ♪でスねッ!」
「ぐるがる~る!」(←訳:正しいアプローチだね!)
川原沿いのサイクリングロードを、
いわゆる『ママチャリ』が走ってゆきます。
ペダルを踏んでいるのは、ひとりの女の子。
お名前を、早坂凛(はやさか・りん)さんという、
まだ16歳のアマチュアチャリダーさんでした。
「ふむむッ! わかきィちゃりだーさんでスねッ!」
「がるるるっ!」(←訳:女子高校生さんかぁ!)
えーと、実は……凛さん、現在は休学中なんです。
或る出来事をきっかけに、
不登校になり、半引きこもり状態になっていたのですけれど……
家に閉じこもってはいられないわ!とばかり、
気合を入れてチャリをこぐ、その理由とは――
体重を落とさなくっちゃ~!!
「……うゥ?」
「ぐるっ?」
かつてはバレーボール部員だった凛さん、
学校に行かなくなって、ふと気付くと体重が増えてしまっていたんです。
以前の体重に戻したくて、猛然とジャギングを始めましたが、
……なにか違う。
ウォーキングも、何か違う。
あれこれ試して、辿り着いたのが、自転車だったのです。
日々、川原のサイクリングロードを走るうち、
凛さんは大きな出逢いをしました。
瀧口(たきぐち)さんというその人物は、
現役時代は《怪物》と呼ばれた競輪選手さんでした。
「けいりんッ??」
「がるる~?」(←訳:競輪って~?)
近藤史恵さんが『サクリファイス』で描いたのは、
自転車競技の中でも近年とても人気があるロードレース競技でした。
一方こちらの御本で描かれるのは、
競輪――海外ではケイリンと称されるトラック競技です。
でも、男子の競輪に比べて、女子の競輪は
あまりメジャーなスポーツではないようです。
凛さんも、知識がないまま、その世界へ飛び込むこととなりました。
ただただ、
もっと早く飛ばしたい。
スピードを上げて、風の中を走りたい。
そう願いながら――
爽快なスポーツ小説を読みたい~!という方々に、
今いっちばんおすすめしたいのが、この御本です。
息を切らし、酸欠でフラつき喘ぎつつ、凛さんが上ってゆく坂のはてには、
どんな未来が待ち構えているのか……?
「わううゥッ!
とらッくきょうぎッてェ、こわいィくらいィでス!」
「ガルル~ル!」(←訳:バンクって凄そう!)
チャリリン♪は、いつしかジャン!に。
元気をお探し求めの活字マニアさん、ぜひ!
自転車のベルの音とともに、こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでスッ!」
「がるるる~!」(←訳:虎ですよ~!)
チャリリン♪とベルの音で幕を開けるのは、
がっちりスポーツ!ばりばり体育会系?の御話です。
さあ、本日は、こちらを、どうぞ~!
―― あねチャリ ――
著者は川西蘭さん、’09年12月に発行されました。
既に表紙デザインからお判りの御方もおられるでしょう、
自転車競技の世界を描く《スポーツ!》ストーリーです。
「ちゃりりんッ♪
かわらのォ、みちをォ、ちゃりりんッ♪でスねッ!」
「ぐるがる~る!」(←訳:正しいアプローチだね!)
川原沿いのサイクリングロードを、
いわゆる『ママチャリ』が走ってゆきます。
ペダルを踏んでいるのは、ひとりの女の子。
お名前を、早坂凛(はやさか・りん)さんという、
まだ16歳のアマチュアチャリダーさんでした。
「ふむむッ! わかきィちゃりだーさんでスねッ!」
「がるるるっ!」(←訳:女子高校生さんかぁ!)
えーと、実は……凛さん、現在は休学中なんです。
或る出来事をきっかけに、
不登校になり、半引きこもり状態になっていたのですけれど……
家に閉じこもってはいられないわ!とばかり、
気合を入れてチャリをこぐ、その理由とは――
体重を落とさなくっちゃ~!!
「……うゥ?」
「ぐるっ?」
かつてはバレーボール部員だった凛さん、
学校に行かなくなって、ふと気付くと体重が増えてしまっていたんです。
以前の体重に戻したくて、猛然とジャギングを始めましたが、
……なにか違う。
ウォーキングも、何か違う。
あれこれ試して、辿り着いたのが、自転車だったのです。
日々、川原のサイクリングロードを走るうち、
凛さんは大きな出逢いをしました。
瀧口(たきぐち)さんというその人物は、
現役時代は《怪物》と呼ばれた競輪選手さんでした。
「けいりんッ??」
「がるる~?」(←訳:競輪って~?)
近藤史恵さんが『サクリファイス』で描いたのは、
自転車競技の中でも近年とても人気があるロードレース競技でした。
一方こちらの御本で描かれるのは、
競輪――海外ではケイリンと称されるトラック競技です。
でも、男子の競輪に比べて、女子の競輪は
あまりメジャーなスポーツではないようです。
凛さんも、知識がないまま、その世界へ飛び込むこととなりました。
ただただ、
もっと早く飛ばしたい。
スピードを上げて、風の中を走りたい。
そう願いながら――
爽快なスポーツ小説を読みたい~!という方々に、
今いっちばんおすすめしたいのが、この御本です。
息を切らし、酸欠でフラつき喘ぎつつ、凛さんが上ってゆく坂のはてには、
どんな未来が待ち構えているのか……?
「わううゥッ!
とらッくきょうぎッてェ、こわいィくらいィでス!」
「ガルル~ル!」(←訳:バンクって凄そう!)
チャリリン♪は、いつしかジャン!に。
元気をお探し求めの活字マニアさん、ぜひ!