「じゃんじゃかッ、じゃんじゃんッ!」
「がるるぐるがるーる!」(←訳:じゃじゃじゃーん!)
こんにちは、ネーさです。
テディちゃ、虎くん、世界一有名なあの!テーマ曲をありがとう。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
むほほッ、うたいあげてェみましたッ♪」
「がるる!ぐるるぐるがるがる~♪」(←訳:虎です!もう少し歌ってみたいな~♪)
えへん、何のこっちゃ?と目を白黒させている活字マニアの皆さま、
お待たせいたしました~!
♪じゃんじゃか~♪とテーマ曲を歌いたくなっちゃう本日の読書タイムは、
こちらを、どうぞ~!
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―― 007 白紙委任状 ――
著者はジェフリー・ディーヴァーさん、原著は2011年に、日本語版は2011年11月に発行されました。
原題は『CARTE BLANCHE』、
言わずと知れた米国の人気ミステリ作家さんによる
《ジェームズ・ボンド》シリーズの最新作です!
さあ、テディちゃ、虎くん、席に着いて~!
今日はまず、ミニ講義から始めますよ~!
「ふァあァ~?」
「ぐるるがるがる~??」(←お訳:どんな講義なの~??)
それは、ちょこっと昔むかし、の出来事でございます。
イアン・フレミングさんという、英国の作家さんがおりました。
戦争中に諜報活動に係わったフレミングさん、
実際は地味で無味乾燥とさえ言えた諜報作戦を、
小説の中では思い切り派手に!リッチに!
願望をたっぷり詰め込んで書きあげ、
はからずも大好評を博す事態となりました。
そこでフレミングさん、
もう机にかじりつくのは止~めた♪とばかり、
或る契約にサインします。
その内容は、と申しますと……
売っちゃいましょう著作権を!
パナマの出版社に~!
「ぱッ、ぱなまァッ!」
「がるぐるるがるぐるっ?」(←訳:いま話題のパナマっ??)
莫大なお金を得て、
フレミングさん、J・ボンドばりの優雅なリッチライフを送る予定でした。
が、運命とは皮肉なもの……
1964年、リッチライフを堪能しつくすには余りにも早く
フレミングさんは世を去りました。享年56……。
「あうゥ~、かわいそゥ~…」
「がるぐるるる…!」(←訳:まだ若かった…!)
ここから《ジェームズ・ボンド》は生みの親フレミングさんをも上回る
数奇な運命を辿ることとなりました。
著作権とフレミングさんから買い取った出版社を母胎として、
『イアン・フレミング財団』が発足します。
《ジェイムズ・ボンド》に関連する、
全権利を掌握し、
小説作品、音楽、そして映像作品の制作に厳しくダメ出し!
その強権ぶりたるや、
スイスのチャップリン財団とタメを張る!と言われるほど。
「ざァ~いィ~だァ~んッ?」
「ぐるるがるがるー!」(←訳:なんか怖いよー!)
その『イアン・フレミング財団』が、新たな行動に出ました。
《リンカーン・ライム》シリーズで名を馳せたJ・ディーヴァーさんに
ボンドの新作を依頼!
ニュースを聞いた多くの活字マニアさんは驚いたことでしょう。
NYの天才的な元鑑識官リンカーン・ライムさんは
“安楽椅子探偵”。
ワールドワイドかつアクロバティックなアクションが期待されるボンド作品と、
ディーヴァーさんって……相性はどうなの?!?と。
「うむむむゥ! しんぱいィでスねッ?」
「がるるるぐるる??」(←訳:どうなるんだろう??)
さまざまな制約、条件があったと思われますが、
ディ-ヴァーさんは完成させました。
21世紀のジェームズ・ボンドを。
深い愛情をもって。
お金と引換えに、
生みの親から見捨てられ、売られてしまった孤児(みなしご)。
ディヴァーさんは、そんなイメージをボンドの中に見出したのかもしれません。
『CARTE BLANCHE』――
『白紙委任状』を指すフランス語が冠された物語は、
孤軍奮闘するジェームズ・ボンドを描きます。
大規模な事件が起きようとしている?
数千の生命を救うにはどうしたらいい?
敵は何者なのか?
ロンドンを発ったボンドさんは――
(ここで、カラ~ンコロ~ンと鐘の音)
はいはい、テディちゃ、虎くん、
今日の講義はこれまでですよ~♪
新ボンドさんの活躍、
つい肩入れしたくなる脇役さんたちの頑張りも頼もしい、
全442ページで二段組み、と長大な御話ですが、
どうぞお読み逃しなく~!
「ぞくへんにもォ、きたいィでスゥ!」
「がるるぐるがるるるーぐるー!」(←訳:新ボンドさんにハッピーバースデーを!)
「がるるぐるがるーる!」(←訳:じゃじゃじゃーん!)
こんにちは、ネーさです。
テディちゃ、虎くん、世界一有名なあの!テーマ曲をありがとう。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
むほほッ、うたいあげてェみましたッ♪」
「がるる!ぐるるぐるがるがる~♪」(←訳:虎です!もう少し歌ってみたいな~♪)
えへん、何のこっちゃ?と目を白黒させている活字マニアの皆さま、
お待たせいたしました~!
♪じゃんじゃか~♪とテーマ曲を歌いたくなっちゃう本日の読書タイムは、
こちらを、どうぞ~!
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―― 007 白紙委任状 ――
著者はジェフリー・ディーヴァーさん、原著は2011年に、日本語版は2011年11月に発行されました。
原題は『CARTE BLANCHE』、
言わずと知れた米国の人気ミステリ作家さんによる
《ジェームズ・ボンド》シリーズの最新作です!
さあ、テディちゃ、虎くん、席に着いて~!
今日はまず、ミニ講義から始めますよ~!
「ふァあァ~?」
「ぐるるがるがる~??」(←お訳:どんな講義なの~??)
それは、ちょこっと昔むかし、の出来事でございます。
イアン・フレミングさんという、英国の作家さんがおりました。
戦争中に諜報活動に係わったフレミングさん、
実際は地味で無味乾燥とさえ言えた諜報作戦を、
小説の中では思い切り派手に!リッチに!
願望をたっぷり詰め込んで書きあげ、
はからずも大好評を博す事態となりました。
そこでフレミングさん、
もう机にかじりつくのは止~めた♪とばかり、
或る契約にサインします。
その内容は、と申しますと……
売っちゃいましょう著作権を!
パナマの出版社に~!
「ぱッ、ぱなまァッ!」
「がるぐるるがるぐるっ?」(←訳:いま話題のパナマっ??)
莫大なお金を得て、
フレミングさん、J・ボンドばりの優雅なリッチライフを送る予定でした。
が、運命とは皮肉なもの……
1964年、リッチライフを堪能しつくすには余りにも早く
フレミングさんは世を去りました。享年56……。
「あうゥ~、かわいそゥ~…」
「がるぐるるる…!」(←訳:まだ若かった…!)
ここから《ジェームズ・ボンド》は生みの親フレミングさんをも上回る
数奇な運命を辿ることとなりました。
著作権とフレミングさんから買い取った出版社を母胎として、
『イアン・フレミング財団』が発足します。
《ジェイムズ・ボンド》に関連する、
全権利を掌握し、
小説作品、音楽、そして映像作品の制作に厳しくダメ出し!
その強権ぶりたるや、
スイスのチャップリン財団とタメを張る!と言われるほど。
「ざァ~いィ~だァ~んッ?」
「ぐるるがるがるー!」(←訳:なんか怖いよー!)
その『イアン・フレミング財団』が、新たな行動に出ました。
《リンカーン・ライム》シリーズで名を馳せたJ・ディーヴァーさんに
ボンドの新作を依頼!
ニュースを聞いた多くの活字マニアさんは驚いたことでしょう。
NYの天才的な元鑑識官リンカーン・ライムさんは
“安楽椅子探偵”。
ワールドワイドかつアクロバティックなアクションが期待されるボンド作品と、
ディーヴァーさんって……相性はどうなの?!?と。
「うむむむゥ! しんぱいィでスねッ?」
「がるるるぐるる??」(←訳:どうなるんだろう??)
さまざまな制約、条件があったと思われますが、
ディ-ヴァーさんは完成させました。
21世紀のジェームズ・ボンドを。
深い愛情をもって。
お金と引換えに、
生みの親から見捨てられ、売られてしまった孤児(みなしご)。
ディヴァーさんは、そんなイメージをボンドの中に見出したのかもしれません。
『CARTE BLANCHE』――
『白紙委任状』を指すフランス語が冠された物語は、
孤軍奮闘するジェームズ・ボンドを描きます。
大規模な事件が起きようとしている?
数千の生命を救うにはどうしたらいい?
敵は何者なのか?
ロンドンを発ったボンドさんは――
(ここで、カラ~ンコロ~ンと鐘の音)
はいはい、テディちゃ、虎くん、
今日の講義はこれまでですよ~♪
新ボンドさんの活躍、
つい肩入れしたくなる脇役さんたちの頑張りも頼もしい、
全442ページで二段組み、と長大な御話ですが、
どうぞお読み逃しなく~!
「ぞくへんにもォ、きたいィでスゥ!」
「がるるぐるがるるるーぐるー!」(←訳:新ボンドさんにハッピーバースデーを!)