こんにちは、ネーさです。
わ~い♪スギ花粉のピークが過ぎたわ~♪と喜んでいたら……
ヒノキの花粉にノックアウトされました。ぐすん。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
おめめッ、かゆいィでス!」
「がるる!ぐるがるるがる~!」(←訳:虎です!鼻がグズグズ~!)
でもね、良いニュースもありますよ。
ここ東京・八王子では早咲きの桜の花が、もうすぐ咲きそう!
ソメイヨシノは……ヤマザクラは……枝垂れ桜は……
と、サクラ開花アンテナを張り巡らせながら、
今日も読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
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―― 覇王の死 ――
著者は二階堂黎人(にかいどう・れいと)さん、2012年2月に発行されました。
『二階堂蘭子の帰還』と副題が付されています。
本格ミステリ好きさんには人気の
《名探偵・二階堂蘭子vs.魔王ラビリンス》シリーズの最新刊ですね。
「あはァ! ほんかくゥみすてりッ!」
「がるぐる~」(←訳:密室とか~)
「あしあとのォ、なぞォとかァ~」
「ぐるがる~」(←訳:暗号とか~)
そうね、替え玉とか~♪
「むッ! ネーさッ、だめでスよゥ!」
「ぐるがるるがる!」(←訳:ネタばらし禁止!)
その点はご安心を。
御本のカバーに印刷されている簡単なストーリー紹介にも
これが《替え玉》、それとも《入れ替わり》か《なりすまし》、
といった手段が関係するミステリであることは
記載されているんです。
つまり、倒叙方式、と申しましょうか、
御本の前半部分は、
《替え玉》犯罪に係わった当人さんが語り手となり、
事件の進行具合を実況してゆく形になっているんですね。
時代は昭和の中頃あたり、
場所は石川県の、とある村で、
大富豪さんが後継者の青年を探しています――
我が一族の血を引く者は、何処に?
「うむむゥ~、それはァ、いかにもォ~」
「がるるぐるがるるるる~」(←訳:悪いヤツらが喜びそうな~)
そうですよね、
悪人たちはこう考えることでしょう。
自分が《替え玉》となるのは難しいにしても、
腹心の者を、
後継者の青年に歳恰好がよく似た者を、
大富豪さんの家へ送り込んでみたらどうだろう……?
失敗するかもしれない、
だが万にひとつの確率でも成功するかもしれない。
もしも成功したら……!
「ばくだいィなァざいさんがッ!」
「がるっぐるる!」(←訳:待ってるかも!)
《替え玉》役に選ばれた青年・青木俊治(あおき・しゅんじ)さんは、
お金もなく、友人もなく、
窮状を助けてくれる家族・親戚もおりません。
生きる意欲を失いかけた彼は、
藁にもすがる思いで
《替え玉》になることを承知してしまいます。
まったくの他人になりすまし、
莫大な財産を我が物にする!
しかし、そんな暴挙が、犯罪が、
簡単に成功するわけはありませんよね。
「ありませんでスッ!」
「がるがる!」(←訳:ないない!)
犯罪は割に合わない――
各種統計が示しているように、
《替え玉》の計略はズレを生じ始めます。
大富豪の屋敷は新たな事件に見舞われ、
替え玉青年・青木くんの身にも危険が……?
御本の後段は、
さあ、名探偵氏の登場です!
屋根より高く積もった謎を、
二階堂蘭子さんは、すぱり!と解き明かしてくれちゃうのでしょうか?
「めいたんていィ、だからねッ♪」
「がるぐるがるるるっ!」(←訳:お手並み拝見だよっ!)
ミステリ好きさんにおすすめのエンタ本格作品、
週末ののんびりタイムに、ぜひ~♪
わ~い♪スギ花粉のピークが過ぎたわ~♪と喜んでいたら……
ヒノキの花粉にノックアウトされました。ぐすん。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
おめめッ、かゆいィでス!」
「がるる!ぐるがるるがる~!」(←訳:虎です!鼻がグズグズ~!)
でもね、良いニュースもありますよ。
ここ東京・八王子では早咲きの桜の花が、もうすぐ咲きそう!
ソメイヨシノは……ヤマザクラは……枝垂れ桜は……
と、サクラ開花アンテナを張り巡らせながら、
今日も読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 覇王の死 ――
著者は二階堂黎人(にかいどう・れいと)さん、2012年2月に発行されました。
『二階堂蘭子の帰還』と副題が付されています。
本格ミステリ好きさんには人気の
《名探偵・二階堂蘭子vs.魔王ラビリンス》シリーズの最新刊ですね。
「あはァ! ほんかくゥみすてりッ!」
「がるぐる~」(←訳:密室とか~)
「あしあとのォ、なぞォとかァ~」
「ぐるがる~」(←訳:暗号とか~)
そうね、替え玉とか~♪
「むッ! ネーさッ、だめでスよゥ!」
「ぐるがるるがる!」(←訳:ネタばらし禁止!)
その点はご安心を。
御本のカバーに印刷されている簡単なストーリー紹介にも
これが《替え玉》、それとも《入れ替わり》か《なりすまし》、
といった手段が関係するミステリであることは
記載されているんです。
つまり、倒叙方式、と申しましょうか、
御本の前半部分は、
《替え玉》犯罪に係わった当人さんが語り手となり、
事件の進行具合を実況してゆく形になっているんですね。
時代は昭和の中頃あたり、
場所は石川県の、とある村で、
大富豪さんが後継者の青年を探しています――
我が一族の血を引く者は、何処に?
「うむむゥ~、それはァ、いかにもォ~」
「がるるぐるがるるるる~」(←訳:悪いヤツらが喜びそうな~)
そうですよね、
悪人たちはこう考えることでしょう。
自分が《替え玉》となるのは難しいにしても、
腹心の者を、
後継者の青年に歳恰好がよく似た者を、
大富豪さんの家へ送り込んでみたらどうだろう……?
失敗するかもしれない、
だが万にひとつの確率でも成功するかもしれない。
もしも成功したら……!
「ばくだいィなァざいさんがッ!」
「がるっぐるる!」(←訳:待ってるかも!)
《替え玉》役に選ばれた青年・青木俊治(あおき・しゅんじ)さんは、
お金もなく、友人もなく、
窮状を助けてくれる家族・親戚もおりません。
生きる意欲を失いかけた彼は、
藁にもすがる思いで
《替え玉》になることを承知してしまいます。
まったくの他人になりすまし、
莫大な財産を我が物にする!
しかし、そんな暴挙が、犯罪が、
簡単に成功するわけはありませんよね。
「ありませんでスッ!」
「がるがる!」(←訳:ないない!)
犯罪は割に合わない――
各種統計が示しているように、
《替え玉》の計略はズレを生じ始めます。
大富豪の屋敷は新たな事件に見舞われ、
替え玉青年・青木くんの身にも危険が……?
御本の後段は、
さあ、名探偵氏の登場です!
屋根より高く積もった謎を、
二階堂蘭子さんは、すぱり!と解き明かしてくれちゃうのでしょうか?
「めいたんていィ、だからねッ♪」
「がるぐるがるるるっ!」(←訳:お手並み拝見だよっ!)
ミステリ好きさんにおすすめのエンタ本格作品、
週末ののんびりタイムに、ぜひ~♪