こんにちは、ネーさです。
ここ数日、夕暮れ刻のお空に、
金星・木星・月がピカリ!キラキラ!と美しいですね~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
きんせいがァ、いいかんじィ~♪」
「ぐるる!ぐるがるるぐるがるるる!」(←訳:虎です!他のお星さまもきれいです!)
大海にきらめく星のように、
数多ある書物の中から一冊を選んで、
今日の読書タイムは……
古書のことならオレに任せな!の看板もまぶしいこの御方の作品を、
さあ、どうぞ~!
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―― とは知らなんだ ――
著者は鹿島茂さん、2012年2月に発行されました。
『C’est vrai?』とフランス語題名が付されています。
フランス文学者さんであり、現在は明治大学国際日本学部教授、
ですが、私たち活字マニアの認識では、
偉大なる古書コレクター!
として知られる鹿島さんの、
エッセイ作品集です。
「これくたー・きんぐのォ、えッせいィ!」
「がるっるぐるがるるる!」(←訳:きっとウンチクがいっぱい!)
そうですね、仏文学のマエストロならではの薀蓄(うんちく)、
科学や美術の雑学も楽しめる、
この御本――ですが、
その実体は。
鹿島センセ版『ホンマでっか!?TV』!
いえ、『ホンマでっか!?BOOK』!
「ほんまでッかァ??」
「がるるぐるぐる?」(←訳:ホントにホンマ?)
『C’est vrai?』とは、
日本語に訳せば『それホント?』『本当なの?』
といった意味のフランス語です。
この仏語題名に違わず、
鹿島センセが掘り起こすのは、
え~?まさか~!有り得ないよね~!でも……!な御話の数々。
例えば――
ヒゲ(髭)有り青年は、
ゲルマン文化の流れをくむロマン派!
ヒゲ無し青年は、
擬古典的なローマ派!
「ろまんはッ??」
「がーるる??」(←訳:ローマ派??)
本棚の並べ方ベスト1とは?
書棚をどう配置したら
最良の、最も効率的な書庫が完成するのか?
「すうがくゥでスかァ?」
「がるぐるるっ?」(←訳:心理学かなっ?)
歴史好きさんを魅了する大テーマは、
金鯱(しゃちほこ)とルネッサンス!
名古屋城に代表される、
“金鯱”なる装飾品。
あの像のルーツは、もしかしたらヨーロッパなのでは?
建築史学上では、中国起源説とインド源流説が唱えられているけれども、
金鯱って、どう見ても、
ルネッサンス期のドーファン(イルカ)像でしょう!
「いるかくんッ、でスかッ♪」
「がるぐるるがる~る!」(←訳:似ていなくもない~!)
珍説なのか?
奇説だけれど真説なのか?
鹿島センセの分析は、無視できません!
「ほんとかもッ♪」
「がるぐるぐるるっ」(←訳:嘘じゃないよねっ)
2005年5月号から2008年4月号にかけ、
『オール讀物』に連載されたエッセイ36編、
オトナな活字マニアさんにおすすめ!ですよ。
ホンマかいな?とちょっとだけ眉にツバしながら、
ゆったり柔軟な心持ちで
お愉しみ下さ~い♪
ここ数日、夕暮れ刻のお空に、
金星・木星・月がピカリ!キラキラ!と美しいですね~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
きんせいがァ、いいかんじィ~♪」
「ぐるる!ぐるがるるぐるがるるる!」(←訳:虎です!他のお星さまもきれいです!)
大海にきらめく星のように、
数多ある書物の中から一冊を選んで、
今日の読書タイムは……
古書のことならオレに任せな!の看板もまぶしいこの御方の作品を、
さあ、どうぞ~!

―― とは知らなんだ ――
著者は鹿島茂さん、2012年2月に発行されました。
『C’est vrai?』とフランス語題名が付されています。
フランス文学者さんであり、現在は明治大学国際日本学部教授、
ですが、私たち活字マニアの認識では、
偉大なる古書コレクター!
として知られる鹿島さんの、
エッセイ作品集です。
「これくたー・きんぐのォ、えッせいィ!」
「がるっるぐるがるるる!」(←訳:きっとウンチクがいっぱい!)
そうですね、仏文学のマエストロならではの薀蓄(うんちく)、
科学や美術の雑学も楽しめる、
この御本――ですが、
その実体は。
鹿島センセ版『ホンマでっか!?TV』!
いえ、『ホンマでっか!?BOOK』!
「ほんまでッかァ??」
「がるるぐるぐる?」(←訳:ホントにホンマ?)
『C’est vrai?』とは、
日本語に訳せば『それホント?』『本当なの?』
といった意味のフランス語です。
この仏語題名に違わず、
鹿島センセが掘り起こすのは、
え~?まさか~!有り得ないよね~!でも……!な御話の数々。
例えば――
ヒゲ(髭)有り青年は、
ゲルマン文化の流れをくむロマン派!
ヒゲ無し青年は、
擬古典的なローマ派!
「ろまんはッ??」
「がーるる??」(←訳:ローマ派??)
本棚の並べ方ベスト1とは?
書棚をどう配置したら
最良の、最も効率的な書庫が完成するのか?
「すうがくゥでスかァ?」
「がるぐるるっ?」(←訳:心理学かなっ?)
歴史好きさんを魅了する大テーマは、
金鯱(しゃちほこ)とルネッサンス!
名古屋城に代表される、
“金鯱”なる装飾品。
あの像のルーツは、もしかしたらヨーロッパなのでは?
建築史学上では、中国起源説とインド源流説が唱えられているけれども、
金鯱って、どう見ても、
ルネッサンス期のドーファン(イルカ)像でしょう!
「いるかくんッ、でスかッ♪」
「がるぐるるがる~る!」(←訳:似ていなくもない~!)
珍説なのか?
奇説だけれど真説なのか?
鹿島センセの分析は、無視できません!
「ほんとかもッ♪」
「がるぐるぐるるっ」(←訳:嘘じゃないよねっ)
2005年5月号から2008年4月号にかけ、
『オール讀物』に連載されたエッセイ36編、
オトナな活字マニアさんにおすすめ!ですよ。
ホンマかいな?とちょっとだけ眉にツバしながら、
ゆったり柔軟な心持ちで
お愉しみ下さ~い♪