こんにちは、ネーさです。
……ん? おやや?
どこからかヘンテコで調子の外れた音頭が聞こえてきますね~?
「うんとこしょッ、どッこいしょッ、やッこらせェのォ、どッこいしょッ!
ふゥ~ッ!
こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!ぐるるぐる!」(←訳:虎ですー!重たいよう!)
「よッこらしょッ!」
あ~らら~まあ♪
これは、本日ご紹介する予定の写真集!
大判で、重量感たっぷりのこの御本を運んできてくれたのね!ありがとう!
テディちゃと虎くんの壮挙に感謝しながら、
では、今日も読書タ~イム!
こちらを、どうぞ~!

―― 芸術家の家 ――
文章はジェラール=ジョルジュ・ルメールさん、写真はジャン=クロード・アミエルさん、
原著は2004年に、画像の日本語版は2012年1月に発行されました。
原題は『Maisons d’Artistes』、
『作品の生まれる場所』と日本語副題が付されています。
「げィ~じゅつゥ~でスかッ?」
「がるるぐるがるるっ?」(←訳:バクハツしちゃうのっ?)
ご安心くださいな、
バクハツが起こるのは、
カンヴァスや原稿用紙の中。
この御本に収録されているのは、
芸術家さんたちが住まい、
疲れた心と身体を休めるために造った、
憩いの空間を切りとった写真の数々です。
フォーヴ/キュビズム派の画家アンドレ・ドランさん、
英国の芸術運動『ブルームズベリーグループ』のアトリエ、
プラハにある彫刻家フランティシェク・ビーレクさんの家、
ウィリアム・モリスさんの夢の家、
現在は美術館となっている画家ギュスターヴ・モローさんの館……
どのお家も、独特の雰囲気があって、
……美しい!
調度品や壁の絵画が高価だから美しい、のじゃありませんよ。
ここに暮らしたひとの
心映えが、
部屋部屋に陽の光を呼び入れ、
明るく照らしているんです。
「ひゃほゥ! もねさんのォ、おうちィ!」
「がるぐるぐるるー!」(←訳:睡蓮の池だー!)
この御本に関して、
画家の横尾忠則さんが朝日新聞読書欄に書評をよせておられます(2月26日付)。
その文章を拝読いたしましたところ、
横尾さん、ちょっと御不満の模様ですね……?
モネさんの睡蓮の池や花樹園が写真に反映され切っていない……
ルネ・マグリットさんの家の写真を見れば
写真家が彼の絵を理解していないことが明白だ……
ジョルジョ・デ・キリコさんのお家の内部には
もっと撮らなくてはいけないものがあったのに……!
誰も気付かなかったのか?
キリコさんがイーゼルの裏に残した秘密の言葉に?
「えェ~ッ?!!
それはァ、みてみたいィでスゥ!」
「がるるぐるが~る!」(←訳:ボクも見た~い!)
観方はいろいろあるでしょうが、
どの芸術家さんのお家にも、
日本とは異なる《光》を感じます。
それは、光の色合いであり、角度であり、
湿度を含めた天候の違い……
いわば、油彩画と日本画の差違、でしょうか。
私ネーさが特に感銘を受けたのは、
アルフレート・クビーンさん(1877~1959)のお家。
ここ日本ではあまり知られていないクーヒンさんは、
幻想的な画風の素描、挿絵を描いた画家さんです。
青騎士グループのメンバーとして名を成した彼は、
しかし、幼年時代から身辺に相次ぐ不幸に苦悩し、
幾度となく心を病んだひとでした。
そのクビーンさんの家に、
いまも遺される静謐……。
「むむゥ~…!
ふしぎなァおうちィ、でス!」
「ぐるるがるがるぐるる……?」(←訳:どこでもないようなどこか……?)
アルフォンス・ミュシャさん、
ジェームズ・アンソールさんのファンの方々、
建築好きさん、
インテリア好きさん、
写真好きな御方にもおすすめの、
大型写真集です。
“ここではないどこか”をちょこっと覗いてみたい御方も、ぜひ~!
「すごォ~くゥ、おもたいィでスゥ!」
「がるるるぐるぐるる!」(←訳:肩凝りに気を付けて!)
……ん? おやや?
どこからかヘンテコで調子の外れた音頭が聞こえてきますね~?
「うんとこしょッ、どッこいしょッ、やッこらせェのォ、どッこいしょッ!
ふゥ~ッ!
こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!ぐるるぐる!」(←訳:虎ですー!重たいよう!)
「よッこらしょッ!」
あ~らら~まあ♪
これは、本日ご紹介する予定の写真集!
大判で、重量感たっぷりのこの御本を運んできてくれたのね!ありがとう!
テディちゃと虎くんの壮挙に感謝しながら、
では、今日も読書タ~イム!
こちらを、どうぞ~!
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―― 芸術家の家 ――
文章はジェラール=ジョルジュ・ルメールさん、写真はジャン=クロード・アミエルさん、
原著は2004年に、画像の日本語版は2012年1月に発行されました。
原題は『Maisons d’Artistes』、
『作品の生まれる場所』と日本語副題が付されています。
「げィ~じゅつゥ~でスかッ?」
「がるるぐるがるるっ?」(←訳:バクハツしちゃうのっ?)
ご安心くださいな、
バクハツが起こるのは、
カンヴァスや原稿用紙の中。
この御本に収録されているのは、
芸術家さんたちが住まい、
疲れた心と身体を休めるために造った、
憩いの空間を切りとった写真の数々です。
フォーヴ/キュビズム派の画家アンドレ・ドランさん、
英国の芸術運動『ブルームズベリーグループ』のアトリエ、
プラハにある彫刻家フランティシェク・ビーレクさんの家、
ウィリアム・モリスさんの夢の家、
現在は美術館となっている画家ギュスターヴ・モローさんの館……
どのお家も、独特の雰囲気があって、
……美しい!
調度品や壁の絵画が高価だから美しい、のじゃありませんよ。
ここに暮らしたひとの
心映えが、
部屋部屋に陽の光を呼び入れ、
明るく照らしているんです。
「ひゃほゥ! もねさんのォ、おうちィ!」
「がるぐるぐるるー!」(←訳:睡蓮の池だー!)
この御本に関して、
画家の横尾忠則さんが朝日新聞読書欄に書評をよせておられます(2月26日付)。
その文章を拝読いたしましたところ、
横尾さん、ちょっと御不満の模様ですね……?
モネさんの睡蓮の池や花樹園が写真に反映され切っていない……
ルネ・マグリットさんの家の写真を見れば
写真家が彼の絵を理解していないことが明白だ……
ジョルジョ・デ・キリコさんのお家の内部には
もっと撮らなくてはいけないものがあったのに……!
誰も気付かなかったのか?
キリコさんがイーゼルの裏に残した秘密の言葉に?
「えェ~ッ?!!
それはァ、みてみたいィでスゥ!」
「がるるぐるが~る!」(←訳:ボクも見た~い!)
観方はいろいろあるでしょうが、
どの芸術家さんのお家にも、
日本とは異なる《光》を感じます。
それは、光の色合いであり、角度であり、
湿度を含めた天候の違い……
いわば、油彩画と日本画の差違、でしょうか。
私ネーさが特に感銘を受けたのは、
アルフレート・クビーンさん(1877~1959)のお家。
ここ日本ではあまり知られていないクーヒンさんは、
幻想的な画風の素描、挿絵を描いた画家さんです。
青騎士グループのメンバーとして名を成した彼は、
しかし、幼年時代から身辺に相次ぐ不幸に苦悩し、
幾度となく心を病んだひとでした。
そのクビーンさんの家に、
いまも遺される静謐……。
「むむゥ~…!
ふしぎなァおうちィ、でス!」
「ぐるるがるがるぐるる……?」(←訳:どこでもないようなどこか……?)
アルフォンス・ミュシャさん、
ジェームズ・アンソールさんのファンの方々、
建築好きさん、
インテリア好きさん、
写真好きな御方にもおすすめの、
大型写真集です。
“ここではないどこか”をちょこっと覗いてみたい御方も、ぜひ~!
「すごォ~くゥ、おもたいィでスゥ!」
「がるるるぐるぐるる!」(←訳:肩凝りに気を付けて!)