「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゥッ! あちゅいィ~!」
「がるる!ぐるるがるぐるっるるる!」(←訳:虎です!9月になっても暑いね!)
こんにちは、ネーさです。
朝方は涼しくても、昼間になると《暑い夏》が戻ってくるような気候ですね。
本日の読書タイムで御紹介いたしますのも、
暑い、いえ、熱~い一冊!ですよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!
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―― 書店員は本当に売りたかった本 ――
著者はジュンク堂新宿店の皆さん、2012年7月に発行されました。
本屋さん好きな活字マニアさんは必読の快作です!
「テディちゃ、ほんやさんッ、すきィでス~♪」
「ぐるがるるるぐる!がる~…」(←訳:ボクも本屋さん好き!でも~…)
ええ、『でも』、ですよね。
ジュンク堂新宿店さん、って……
もうなくなっちゃった本屋さんじゃなかった?
確か、この3月で……。
そうです、
ジュンク堂新宿店さん――
もう閉店してしまったけれど、
この店名にグッと来ちゃう活字マニアさんは、
100人、500人……いえ、1000人を軽く超えるのではないでしょうか。
ジュンク堂新宿店さんがテナントとして入居していたのは、
三越アルコットという商業施設でした。
その三越アルコット自体、
かつての三越デパート新宿店であり、
三越本店さんほどではなくとも
ライオン像に象徴されるまぎれもない“三越のお店”でありましたから、
無くなってしまうのはなんとも寂しく感じられました。
何度もここでお買い物したのに……
違うお店になっちゃうのかぁ……。
「ざんねんッ、なのでスゥ~!」
「がるるるぅ~…」(←訳:悲しいよぅ~…)
ジュンク堂さんが三越アルコットに店舗を持って、7年半。
オープン2年半後には増床もして、
書店激戦区といわれる新宿に
みごと根付いた!と思われた矢先の、
閉店――
ジュンク堂さん側は、
お店を続けたい!と要望したものの、
施設側の都合で退けられた、と聞きました。
どうしようもないこと、であったのは分かっています。
でも、この御本を手にすれば!
ああ、お店がまだあればいいのに!
そんな想いを抱かされます。
「たのしィ~ほんやさんッ!」
「がっるぐるぐるる!」(←訳:かっこいい本屋さん!)
そして、すてきな書店員さんがいる本屋さん!
閉店までの僅かな期間、
書店員さんたちは
《どうせなら最後に自分たちが本当に売りたい本に
手描きPOPをつけて売ろう!》
と奮い立ちます。
私の、僕の、大好きな本、
全力でおすすめしたい本、
読んで良かった!と心の底から思える本。
我が子のような本たちに、このお店に、
花道を!
「それでこそォ、ほんやさんッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:千両役者~!)
この御本では、
書店員さんたち直筆のPOPの画像、
お店の様子、
また、書店に通ったお客さんたちの息吹さえも収録されています。
68ページの
芸術担当・松岡千恵さんによる『本音を言えばこの本を売りたかった!!』に
こめられた書店員さんたちの心意気。
書物への愛情。
何ものにも歪められぬ熱意。
さあ、そして!
126ページの
『新宿店を愛していただいたすべてのお客様に“ありがとう”』の言葉に、
本屋さんが好きでたまらない私たち活字マニアは
拳を固め、お返事せねば!
いいえ、こちらこそ、御礼申し上げたいのです。
すてきな本屋さんを、
すてきな本たちを届けてくださって、ありがとう、と。
「しんじゅくてんのォ、おにいさんッ、おねえさんッ!」
「がるるぐるー!!」(←訳:ありがとうー!!)
皆さま、ぜひ!の一冊です!!
ふゥッ! あちゅいィ~!」
「がるる!ぐるるがるぐるっるるる!」(←訳:虎です!9月になっても暑いね!)
こんにちは、ネーさです。
朝方は涼しくても、昼間になると《暑い夏》が戻ってくるような気候ですね。
本日の読書タイムで御紹介いたしますのも、
暑い、いえ、熱~い一冊!ですよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 書店員は本当に売りたかった本 ――
著者はジュンク堂新宿店の皆さん、2012年7月に発行されました。
本屋さん好きな活字マニアさんは必読の快作です!
「テディちゃ、ほんやさんッ、すきィでス~♪」
「ぐるがるるるぐる!がる~…」(←訳:ボクも本屋さん好き!でも~…)
ええ、『でも』、ですよね。
ジュンク堂新宿店さん、って……
もうなくなっちゃった本屋さんじゃなかった?
確か、この3月で……。
そうです、
ジュンク堂新宿店さん――
もう閉店してしまったけれど、
この店名にグッと来ちゃう活字マニアさんは、
100人、500人……いえ、1000人を軽く超えるのではないでしょうか。
ジュンク堂新宿店さんがテナントとして入居していたのは、
三越アルコットという商業施設でした。
その三越アルコット自体、
かつての三越デパート新宿店であり、
三越本店さんほどではなくとも
ライオン像に象徴されるまぎれもない“三越のお店”でありましたから、
無くなってしまうのはなんとも寂しく感じられました。
何度もここでお買い物したのに……
違うお店になっちゃうのかぁ……。
「ざんねんッ、なのでスゥ~!」
「がるるるぅ~…」(←訳:悲しいよぅ~…)
ジュンク堂さんが三越アルコットに店舗を持って、7年半。
オープン2年半後には増床もして、
書店激戦区といわれる新宿に
みごと根付いた!と思われた矢先の、
閉店――
ジュンク堂さん側は、
お店を続けたい!と要望したものの、
施設側の都合で退けられた、と聞きました。
どうしようもないこと、であったのは分かっています。
でも、この御本を手にすれば!
ああ、お店がまだあればいいのに!
そんな想いを抱かされます。
「たのしィ~ほんやさんッ!」
「がっるぐるぐるる!」(←訳:かっこいい本屋さん!)
そして、すてきな書店員さんがいる本屋さん!
閉店までの僅かな期間、
書店員さんたちは
《どうせなら最後に自分たちが本当に売りたい本に
手描きPOPをつけて売ろう!》
と奮い立ちます。
私の、僕の、大好きな本、
全力でおすすめしたい本、
読んで良かった!と心の底から思える本。
我が子のような本たちに、このお店に、
花道を!
「それでこそォ、ほんやさんッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:千両役者~!)
この御本では、
書店員さんたち直筆のPOPの画像、
お店の様子、
また、書店に通ったお客さんたちの息吹さえも収録されています。
68ページの
芸術担当・松岡千恵さんによる『本音を言えばこの本を売りたかった!!』に
こめられた書店員さんたちの心意気。
書物への愛情。
何ものにも歪められぬ熱意。
さあ、そして!
126ページの
『新宿店を愛していただいたすべてのお客様に“ありがとう”』の言葉に、
本屋さんが好きでたまらない私たち活字マニアは
拳を固め、お返事せねば!
いいえ、こちらこそ、御礼申し上げたいのです。
すてきな本屋さんを、
すてきな本たちを届けてくださって、ありがとう、と。
「しんじゅくてんのォ、おにいさんッ、おねえさんッ!」
「がるるぐるー!!」(←訳:ありがとうー!!)
皆さま、ぜひ!の一冊です!!