「こんにちわッ、テディちゃでス!
あきのォ、おまつりィ~!」
「がるる!ぐるるがるぐーるる!」(←訳:虎です!秋祭りのシーズン!)
こんにちは、ネーさです。
今週あたりは、日本各地で秋祭りもたけなわ!のようですね。
ここ東京・八王子の八幡神社(通称・八幡さま)も
先週末は賑やかに例大祭が行われました。
ならば、読書タイムも、氏神さまと同じく、
“歴史”を感じさせる風格ある一冊を!ということで、
本日は、こちらを、どうぞ~!
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―― 黒死荘の殺人 ――
著者はカーター・ディクスンさん、原著は1934年に、
画像の日本語文庫版は2012年7月に発行されました。
英原題は『The Plague Court Murders』、
ミステリ界の巨匠にして密室の達人ジョン・ディクスン・カー/カーター・ディクスンさんによる、
古典(クラシック)の香り高い探偵小説ですよ~♪
「ふかのうッはんざいイッ!」
「がるぐるるがる!」(←訳:謎とサスペンス!)
この文庫版では題名が『黒死荘の殺人』となっていますが、
マニアの方々には、
原題を音訳した『プレーグ・コートの殺人』の名でも
よく知られている作品です。
また、
筆名にカーター・ディクスンを使う場合の探偵役さん、というと
こちらもマニアさんたちは既に御存知の、
H・Mこと
ヘンリ・メリヴェール卿!
カーさん(ディクスンさん)の実父をモデルにしたそのキャラは……
太っちょ。
ものぐさ。
お喋り好きで、
法廷弁護士の資格と医師免許を持ち、
『マイクロフト』と仇名させる、
英国官庁街の陰の実力者。
「きまぐれェおじさんッ!」
「ぐるるがるぐるるるー!」(←訳:頭脳は超一流なのにー!)
この御本での
ヘンリ卿の登壇、いえ、登場は、
ちょうど真ん中あたり――後半に入ってから、となっています。
御本の前半、物語の牽引役を務めるのは、
かつてヘンリ卿の下で働いた経験を有する青年ケン・ブレークさんと、
スコットランドヤードの主任警部ハンフリー・マスターズさん。
或る日、
ブレーク青年、旧友から頼み事をされました。
――幽霊屋敷でひと晩明かしてほしいんだ――
「あううゥッ!
それはァ~ちょッとォ~…」
「がるるるぅ!」(←訳:危険でしょ!)
これは面白くなりそうだ、と思ったブレークさん、
逆らいもせず、
頼まれちゃいます。
けれど、心の奥底では危険な予兆を感じ取っていたのでしょうか、
スコットランドヤードのマスターズ警部を誘い、
とっぷり日も暮れたロンドンの町を
『黒死荘』へ向かうのでした。
無意識の予兆は、
一晩と経たぬうち、
現実のものとなります。
マスターズ警部の手にも余る、
幽霊屋敷の密室を舞台にしての不可能犯罪となって……!
「ろんどんのォ、ゆうれいやしきィ!」
「がるがるぐるる!」(←訳:本場の幽霊屋敷!)
前半の、おどろおどろしさ満点の怪奇小説風な展開と、
後半のヘンリ卿による知力満点!な推理パートの対比が
なんとも鮮やか&スマートです♪
ミステリマニアさんだけでなく、
密室もの初心者の方々も、
『カーさんの最高傑作』と評される一冊を、ぜひ~!
「なぞがァ、なぞをォよぶゥ!」
「ぐっるがるるぐるる!」(←訳:かっこいい名作です!)
あきのォ、おまつりィ~!」
「がるる!ぐるるがるぐーるる!」(←訳:虎です!秋祭りのシーズン!)
こんにちは、ネーさです。
今週あたりは、日本各地で秋祭りもたけなわ!のようですね。
ここ東京・八王子の八幡神社(通称・八幡さま)も
先週末は賑やかに例大祭が行われました。
ならば、読書タイムも、氏神さまと同じく、
“歴史”を感じさせる風格ある一冊を!ということで、
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 黒死荘の殺人 ――
著者はカーター・ディクスンさん、原著は1934年に、
画像の日本語文庫版は2012年7月に発行されました。
英原題は『The Plague Court Murders』、
ミステリ界の巨匠にして密室の達人ジョン・ディクスン・カー/カーター・ディクスンさんによる、
古典(クラシック)の香り高い探偵小説ですよ~♪
「ふかのうッはんざいイッ!」
「がるぐるるがる!」(←訳:謎とサスペンス!)
この文庫版では題名が『黒死荘の殺人』となっていますが、
マニアの方々には、
原題を音訳した『プレーグ・コートの殺人』の名でも
よく知られている作品です。
また、
筆名にカーター・ディクスンを使う場合の探偵役さん、というと
こちらもマニアさんたちは既に御存知の、
H・Mこと
ヘンリ・メリヴェール卿!
カーさん(ディクスンさん)の実父をモデルにしたそのキャラは……
太っちょ。
ものぐさ。
お喋り好きで、
法廷弁護士の資格と医師免許を持ち、
『マイクロフト』と仇名させる、
英国官庁街の陰の実力者。
「きまぐれェおじさんッ!」
「ぐるるがるぐるるるー!」(←訳:頭脳は超一流なのにー!)
この御本での
ヘンリ卿の登壇、いえ、登場は、
ちょうど真ん中あたり――後半に入ってから、となっています。
御本の前半、物語の牽引役を務めるのは、
かつてヘンリ卿の下で働いた経験を有する青年ケン・ブレークさんと、
スコットランドヤードの主任警部ハンフリー・マスターズさん。
或る日、
ブレーク青年、旧友から頼み事をされました。
――幽霊屋敷でひと晩明かしてほしいんだ――
「あううゥッ!
それはァ~ちょッとォ~…」
「がるるるぅ!」(←訳:危険でしょ!)
これは面白くなりそうだ、と思ったブレークさん、
逆らいもせず、
頼まれちゃいます。
けれど、心の奥底では危険な予兆を感じ取っていたのでしょうか、
スコットランドヤードのマスターズ警部を誘い、
とっぷり日も暮れたロンドンの町を
『黒死荘』へ向かうのでした。
無意識の予兆は、
一晩と経たぬうち、
現実のものとなります。
マスターズ警部の手にも余る、
幽霊屋敷の密室を舞台にしての不可能犯罪となって……!
「ろんどんのォ、ゆうれいやしきィ!」
「がるがるぐるる!」(←訳:本場の幽霊屋敷!)
前半の、おどろおどろしさ満点の怪奇小説風な展開と、
後半のヘンリ卿による知力満点!な推理パートの対比が
なんとも鮮やか&スマートです♪
ミステリマニアさんだけでなく、
密室もの初心者の方々も、
『カーさんの最高傑作』と評される一冊を、ぜひ~!
「なぞがァ、なぞをォよぶゥ!」
「ぐっるがるるぐるる!」(←訳:かっこいい名作です!)