こんにちは、ネーさです。
オランダで開催された自転車競技の2012世界選手権エリート男子ロードレースは、
フィリップ・ジルベールさん(ベルギー)が優勝!
初のアルカンシエル獲得おめでとうございますジルベールさん!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
べるぎーではァ、おおよろこびィ!」
「がるる!ぐるがるるがるぐるる~!」(←訳:虎です!おめでとうの大拍手~!)
今年は歯の治療が原因の不調で苦しんだジルベールさんでしたが、
ここにきて世界チャンプになっちゃうとは、やるわね!
厳しいレース内容に、去年の覇者・英国チームは総崩れ……
日本チームも上位に加われず……
対して、ファイトあふれる走りを見せたのはスペイン勢!
本日の読書タイムは、
そんなスペインチームに敬意を表して、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~!
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―― 気になるガウディ ――
著者は磯崎新(いそざき・あらた)さん、2012年7月に発行されました。
スペインが生んだ建築家アントニオ・ガウディさん(1852~1926)の作品を、
日本の建築家・磯崎さんが追跡&解説してくださる、
写真資料満載!とてもビジュアルな一冊です♪
「あはァ!
テディちゃもォ~しッてるゥ~がうでぃさんッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:有名だもんね!)
インパクトあるその作風から、
世界中に知られ、
熱狂的なファンも多いガウディさんを、
けれど、著者・磯崎さんは冷静に眺めます。
なんと磯崎さん、以前に、
『ガウディが大嫌いだ』
と公言しちゃった御方なので――
「えええェッ? きらいィなのッ??」
「ぐるがるるるがる?」(←訳:なのになぜ御本を?)
嫌いだけれど、気になってしょうがない。
磯崎さんの心境は、
御本の題名にも表れていますが、
また、こうも言っておられます。
ガウディが嫌いというより、
ガウディが好きな日本人が嫌いなんだ。
ガウディさんを無闇と神格化してしまう日本の風潮が嫌なのだと、
いわば警鐘を鳴らしているわけですね。
サグラダ・ファミリア寺院を話題にはしても、
ガウディさんのその他の建築、
構造の特徴、工法を、
本気で論じることをしない、と。
「ふむむゥ~…ぎじゅつゥ~…」
「ぐるるぅ~…」(←訳:工法かぁ~…)
熱狂から距離をおいて、
静かにガウディさんの作品を見てゆけば……
印象も変わってゆきます。
清々しさ、
こまやかな気遣い、
ステンドグラスの繊細な色調、
家具に漂う古風なライン。
「ちょうこくもォ、たくさんッ、ありまスゥ!」
「がるるるるぐるがるるぐる!」(←訳:タイルもたくさん使ってる!)
ガウディさん、
『設計図のひと』ではなく
『模型のひと』でした。
図を引くよりも、幾つもの模型を作り、
建築を“育てて”ゆく。
しかし、それらの資料の多くが、
スペイン内戦の際に失われてしまったのだそうです。
ならば、ガウディさんを知るためには、
冷静沈着に、丁寧に、
“見て”ゆくしか、ありませんね。
「すてんどぐらすゥ、みてみたいィでス!」
「ぐるがるるぐっるるがる!」(←訳:ボク椅子に座ってみたい!)
《モデルニスモ》と呼ばれるガウディさんとほぼ同時代の、
バルセルナの建築物についても
言及されているこの御本、
建築好きさんにはおすすめですよ。
スペイン大好き!な御方も、
ぜひ一読を~!
オランダで開催された自転車競技の2012世界選手権エリート男子ロードレースは、
フィリップ・ジルベールさん(ベルギー)が優勝!
初のアルカンシエル獲得おめでとうございますジルベールさん!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
べるぎーではァ、おおよろこびィ!」
「がるる!ぐるがるるがるぐるる~!」(←訳:虎です!おめでとうの大拍手~!)
今年は歯の治療が原因の不調で苦しんだジルベールさんでしたが、
ここにきて世界チャンプになっちゃうとは、やるわね!
厳しいレース内容に、去年の覇者・英国チームは総崩れ……
日本チームも上位に加われず……
対して、ファイトあふれる走りを見せたのはスペイン勢!
本日の読書タイムは、
そんなスペインチームに敬意を表して、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~!

―― 気になるガウディ ――
著者は磯崎新(いそざき・あらた)さん、2012年7月に発行されました。
スペインが生んだ建築家アントニオ・ガウディさん(1852~1926)の作品を、
日本の建築家・磯崎さんが追跡&解説してくださる、
写真資料満載!とてもビジュアルな一冊です♪
「あはァ!
テディちゃもォ~しッてるゥ~がうでぃさんッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:有名だもんね!)
インパクトあるその作風から、
世界中に知られ、
熱狂的なファンも多いガウディさんを、
けれど、著者・磯崎さんは冷静に眺めます。
なんと磯崎さん、以前に、
『ガウディが大嫌いだ』
と公言しちゃった御方なので――
「えええェッ? きらいィなのッ??」
「ぐるがるるるがる?」(←訳:なのになぜ御本を?)
嫌いだけれど、気になってしょうがない。
磯崎さんの心境は、
御本の題名にも表れていますが、
また、こうも言っておられます。
ガウディが嫌いというより、
ガウディが好きな日本人が嫌いなんだ。
ガウディさんを無闇と神格化してしまう日本の風潮が嫌なのだと、
いわば警鐘を鳴らしているわけですね。
サグラダ・ファミリア寺院を話題にはしても、
ガウディさんのその他の建築、
構造の特徴、工法を、
本気で論じることをしない、と。
「ふむむゥ~…ぎじゅつゥ~…」
「ぐるるぅ~…」(←訳:工法かぁ~…)
熱狂から距離をおいて、
静かにガウディさんの作品を見てゆけば……
印象も変わってゆきます。
清々しさ、
こまやかな気遣い、
ステンドグラスの繊細な色調、
家具に漂う古風なライン。
「ちょうこくもォ、たくさんッ、ありまスゥ!」
「がるるるるぐるがるるぐる!」(←訳:タイルもたくさん使ってる!)
ガウディさん、
『設計図のひと』ではなく
『模型のひと』でした。
図を引くよりも、幾つもの模型を作り、
建築を“育てて”ゆく。
しかし、それらの資料の多くが、
スペイン内戦の際に失われてしまったのだそうです。
ならば、ガウディさんを知るためには、
冷静沈着に、丁寧に、
“見て”ゆくしか、ありませんね。
「すてんどぐらすゥ、みてみたいィでス!」
「ぐるがるるぐっるるがる!」(←訳:ボク椅子に座ってみたい!)
《モデルニスモ》と呼ばれるガウディさんとほぼ同時代の、
バルセルナの建築物についても
言及されているこの御本、
建築好きさんにはおすすめですよ。
スペイン大好き!な御方も、
ぜひ一読を~!