「こんにちわッ、テディちゃでス!
さあッ、みんなでェ、さけぼうッ!
るしうすおにィさァ~んッ!」
「がるる!ぐるぐるる!ぐるぐるがる~る!」(←訳:虎です!ボクも叫ぶよ!ルシウスさ~ん!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、みんなで一緒に呼びましょう!
本日の読書タイムの主役さん、
あの御方の名を!
せ~のっ!
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―― テルマエ・ロマエ Ⅴ ――
著者はヤマザキマリさん、2012年9月に発行されました。
あらためて申し上げる必要もないでしょうが、
待望の最新刊です!
第五巻目の主人公さんも、そうです、我らがお風呂設計技師・ルシウスさん!
「おひさしぶりィ、るしうすおにィさんッ!」
「ぐるがっるるぐるる!」(←訳:もうすっかり人気者!)
ホントよね、
Ⅰ巻から読み続けている私たちにとっては、
このところ、予想外で想定外で想像以上の展開に
ビックリしちゃうばかりです。
映画は製作会社も驚く大ヒットで、
まもなくDVD化されるというのに
依然として映画館でロードショー上映中!
イタリアの映画祭では観客さんたちに絶賛され、
つい先日はカナダの映画祭でも上演されたわ!
世界各地で公開が決まっているそうですし、
主演の阿部寛さんは、男性タレントさんの好感度一位に輝きました♪
「るしうすおにィさんッ、せかいへェ、はばたくッ!」
「ぐるるーぐるるがるるぐるー!」(←訳:古代ローマ人が現代のスターに!)
Ⅰ~Ⅲ巻までは短編で構成され、
前作のⅣ巻からは長編スタイルとなって、
このⅤ巻では、Ⅳ巻からの
『ルシウス現代の日本から故郷ローマに帰れなくなっちゃった?!?』編が
引きつづき描かれています。
Ⅳ巻刊行当初は、
え~っ?長編~??と、否定的な意見もあったと聞きますが、
Ⅴ巻を読んだ方々は納得することでしょう。
この展開、このストーリーを表現する方法は、
長編以外になかった、と。
「うんうんッ、ちょうへんもォ、いけてるゥのでスッ!」
「ぐるっるがるるがるるる!」(←訳:脇キャラさんもいい感じ!)
主人公・ルシウスさんの世界を支える柱は、
おそらく、非常に緻密な“リアリズム”です。
私ネーさ、先日ドラマ『ROMA(ローマ)』をDVDで観て、
ひゃー!
ユリウス・カエサルがポンペイウスが英語しゃべってる!ヘンよー!
古代ローマで英語なんてありえないー!
と爆笑してしまったことは既に記しましたが、
この『テルマエ・ロマエ』では、
そのような、ありえないー!という思いは湧きません。
ここには、例えば
現代日本に来ちゃってすぐに日本語が話せるようになったり、
何の苦労もなくローマでフルーツ牛乳が再現できたり、
ルシウスさん何をやっても大成功だったり、
そんな安易さ、妥協は一切なし。
コミュニケーションには苦労させられて、
現代のお風呂の技術や小道具を古代の技術で作るのは簡単じゃないし、
周囲からは嫉妬されるし、
奥さんには逃げられるし、
母国ローマは戦争や政情不安で揺れてるし、
ルシウスさんの眉間にいつもシワが刻まれてるのも無理ないわよね。
「くろうのォ、たねはァ、つきませんッ!」
「ぐるるがるっるぐるるるがるる!」(←訳:同情しちゃうよルシウスさん!)
ありえない!
ではなく、
あるかも!
ありそう!
あってもいいじゃん!
と読み手に思わせるルシウスさんの物語、
すべての活字マニアさんにおすすめですよ~!
「……むッ?」
「……がるっ?」
やややっ!
こんなミニチラシが御本に挟まっていましたよー!
『宇宙兄弟』のムッタくんがローマ人に??
ルシウスさんが宇宙飛行士に??
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「ぷははッ♪」
「がるるー♪」
……国際宇宙ステーションや月面基地には
お風呂ってあるのかしら~?
ルシウスさんのために、ちょっと心配です……。
さあッ、みんなでェ、さけぼうッ!
るしうすおにィさァ~んッ!」
「がるる!ぐるぐるる!ぐるぐるがる~る!」(←訳:虎です!ボクも叫ぶよ!ルシウスさ~ん!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、みんなで一緒に呼びましょう!
本日の読書タイムの主役さん、
あの御方の名を!
せ~のっ!
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―― テルマエ・ロマエ Ⅴ ――
著者はヤマザキマリさん、2012年9月に発行されました。
あらためて申し上げる必要もないでしょうが、
待望の最新刊です!
第五巻目の主人公さんも、そうです、我らがお風呂設計技師・ルシウスさん!
「おひさしぶりィ、るしうすおにィさんッ!」
「ぐるがっるるぐるる!」(←訳:もうすっかり人気者!)
ホントよね、
Ⅰ巻から読み続けている私たちにとっては、
このところ、予想外で想定外で想像以上の展開に
ビックリしちゃうばかりです。
映画は製作会社も驚く大ヒットで、
まもなくDVD化されるというのに
依然として映画館でロードショー上映中!
イタリアの映画祭では観客さんたちに絶賛され、
つい先日はカナダの映画祭でも上演されたわ!
世界各地で公開が決まっているそうですし、
主演の阿部寛さんは、男性タレントさんの好感度一位に輝きました♪
「るしうすおにィさんッ、せかいへェ、はばたくッ!」
「ぐるるーぐるるがるるぐるー!」(←訳:古代ローマ人が現代のスターに!)
Ⅰ~Ⅲ巻までは短編で構成され、
前作のⅣ巻からは長編スタイルとなって、
このⅤ巻では、Ⅳ巻からの
『ルシウス現代の日本から故郷ローマに帰れなくなっちゃった?!?』編が
引きつづき描かれています。
Ⅳ巻刊行当初は、
え~っ?長編~??と、否定的な意見もあったと聞きますが、
Ⅴ巻を読んだ方々は納得することでしょう。
この展開、このストーリーを表現する方法は、
長編以外になかった、と。
「うんうんッ、ちょうへんもォ、いけてるゥのでスッ!」
「ぐるっるがるるがるるる!」(←訳:脇キャラさんもいい感じ!)
主人公・ルシウスさんの世界を支える柱は、
おそらく、非常に緻密な“リアリズム”です。
私ネーさ、先日ドラマ『ROMA(ローマ)』をDVDで観て、
ひゃー!
ユリウス・カエサルがポンペイウスが英語しゃべってる!ヘンよー!
古代ローマで英語なんてありえないー!
と爆笑してしまったことは既に記しましたが、
この『テルマエ・ロマエ』では、
そのような、ありえないー!という思いは湧きません。
ここには、例えば
現代日本に来ちゃってすぐに日本語が話せるようになったり、
何の苦労もなくローマでフルーツ牛乳が再現できたり、
ルシウスさん何をやっても大成功だったり、
そんな安易さ、妥協は一切なし。
コミュニケーションには苦労させられて、
現代のお風呂の技術や小道具を古代の技術で作るのは簡単じゃないし、
周囲からは嫉妬されるし、
奥さんには逃げられるし、
母国ローマは戦争や政情不安で揺れてるし、
ルシウスさんの眉間にいつもシワが刻まれてるのも無理ないわよね。
「くろうのォ、たねはァ、つきませんッ!」
「ぐるるがるっるぐるるるがるる!」(←訳:同情しちゃうよルシウスさん!)
ありえない!
ではなく、
あるかも!
ありそう!
あってもいいじゃん!
と読み手に思わせるルシウスさんの物語、
すべての活字マニアさんにおすすめですよ~!
「……むッ?」
「……がるっ?」
やややっ!
こんなミニチラシが御本に挟まっていましたよー!
『宇宙兄弟』のムッタくんがローマ人に??
ルシウスさんが宇宙飛行士に??
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「ぷははッ♪」
「がるるー♪」
……国際宇宙ステーションや月面基地には
お風呂ってあるのかしら~?
ルシウスさんのために、ちょっと心配です……。