「こんにちわッ、テディちゃでス!
むしむしィあッつ~いィッ!」
「がるる!ぐるるがる~る!」(←訳:虎です!サウナみた~い!)
こんにちは、ネーさです。
連休ド真ん中の日曜日だというのに、
今日の東京・多摩地域は、ピーカンのち雨、雨のちまたピーカン……
9月中旬とは思えぬ暑さでした。
こう暑いと、溶けちゃうわよね、アレも。
「あれッ??」
「ぐるるっるがる?」(←訳:アレってどれ?)
暑さによわくて、でも美味しくで、皆だぁ~い好きなアレ!といったら、
ええ、チョコレート!
本日の読書タイムは、チョコレートに関するちょっと珍しいタイプの御本を、
さあ、どうぞ~!
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―― チョコレートの帝国 ――
著者はジョエル・G・ブレナーさん、
原著は1999年に、画像の日本語版は2012年5月に発行されました。
チョコレートの国のおはなし?
まあ、それって――
「ちゃーりーとォ、ちょこれーとこうじょうッ??」
「ぐるるる・がーるぐるるがる?」(←訳:ロアルド・ダールさんの御本?)
と思ってしまうのは、
私たち活字マニアの本能と申しましょうか、反射神経と申しましょうか……
いえ、でもね、違うんです。
この御本は、ダールさんの愉快な童話シリーズ、ではありません。
本屋さんの書棚に置くならば、
『経済・産業』の分野か、
或いは
『伝記』『歴史』のコーナーに配架されるであろう、
お固い、真面目な、ノンフィクション作品、なのです。
「ちょこれーとォ、さんぎょうッ??」
「がっるるぐる~??」(←訳:チョコの経済~??)
チョコレート。
お米や麦、
トウモロコシ、大豆、塩……
そういった“ヒトが生きてゆくのに欠かせない必需品”とは異なり、
カカオ豆から作られるチョコレート製品は、
嗜好品であり、ぜいたくな食べもの、でもあります。
なくても困らない……はず、なんだけど、
無いとやっぱり、さみしい!つらい!耐えられない!のが、
甘いモノ。
「だよねェ~♪」
「がる~♪」(←訳:よね~♪」
『マーズ社』、
『ハーシー社』。
チョコ好きな御方ならば、
いいえ、チョコにさして興味がない御方も、
この2社の名前を聞いたことがあるでしょう。
『マーズ』の看板商品は、
バータイプのチョコレート《マーズ》や、
《M&Mチョコレート》。
『ハーシー社』の看板商品は、
板チョコや、《キス》チョコ、《ハグズ》など。
どれも、有名な、長く、根強い人気を誇るチョコレートですよね。
それゆえ、かえってバカにされてしまうかもしれません。
たかがチョコレートじゃないか、と。
ところが、たかが、ではないんです。
著者・ブレナーさんはこう記していますよ。
『マーズ社の年間売り上げは二百億ドル。
ナビスコ、マクドナルド、ケロッグよりも大きい』
これは1999年時点でのデータですが、
『ハーシー社』の売り上げも合わせて考えると、
チョコレート産業の規模の大きさが分かります!
「びッぐゥびじねすゥ!」
「がっるっるぐるるる!」(←訳:チョコってミラクル!)
驚きはまだまだ続きますよ。
世界で最も生産性・収益性の高い企業といわれる『マーズ社』さん、
なんと!
未上場です!
社を所有するのは創業者のマーズ一族で、
21世紀の今も、がっちり一族によって経営されており、
株式公開の予定はまったく無し!
「ええええェッ??」
「がっるぐるるるっるがっる!」(←訳:フェイスブック社も真っ青!)
これほど巨大な個人企業は、
いったいどうやって、
誰の手から生まれ、育っていったのでしょう?
著者・ブレナーさんはメディア嫌いの経営者たちの素顔に迫ります。
マーズとハーシー、
ダールさんの《ワンカ》チョコレート工場の塀の向こうよりも奥に隠された、
チョコレート王たちの人生、
そして経営哲学――
米国のチョコレート産業、
《M&M》、
《ハーシー ミルクチョコレート》、
《スニッカーズ》……
どれかにピン!と来た御方は、
分厚い御本ですけれど、ぜひ挑戦してくださいね!
20世紀の産業史を研究する御方にも、おすすめです!
「ちょこれーとにはァ、まだまだァ!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:秘密がいっぱい!)
むしむしィあッつ~いィッ!」
「がるる!ぐるるがる~る!」(←訳:虎です!サウナみた~い!)
こんにちは、ネーさです。
連休ド真ん中の日曜日だというのに、
今日の東京・多摩地域は、ピーカンのち雨、雨のちまたピーカン……
9月中旬とは思えぬ暑さでした。
こう暑いと、溶けちゃうわよね、アレも。
「あれッ??」
「ぐるるっるがる?」(←訳:アレってどれ?)
暑さによわくて、でも美味しくで、皆だぁ~い好きなアレ!といったら、
ええ、チョコレート!
本日の読書タイムは、チョコレートに関するちょっと珍しいタイプの御本を、
さあ、どうぞ~!
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―― チョコレートの帝国 ――
著者はジョエル・G・ブレナーさん、
原著は1999年に、画像の日本語版は2012年5月に発行されました。
チョコレートの国のおはなし?
まあ、それって――
「ちゃーりーとォ、ちょこれーとこうじょうッ??」
「ぐるるる・がーるぐるるがる?」(←訳:ロアルド・ダールさんの御本?)
と思ってしまうのは、
私たち活字マニアの本能と申しましょうか、反射神経と申しましょうか……
いえ、でもね、違うんです。
この御本は、ダールさんの愉快な童話シリーズ、ではありません。
本屋さんの書棚に置くならば、
『経済・産業』の分野か、
或いは
『伝記』『歴史』のコーナーに配架されるであろう、
お固い、真面目な、ノンフィクション作品、なのです。
「ちょこれーとォ、さんぎょうッ??」
「がっるるぐる~??」(←訳:チョコの経済~??)
チョコレート。
お米や麦、
トウモロコシ、大豆、塩……
そういった“ヒトが生きてゆくのに欠かせない必需品”とは異なり、
カカオ豆から作られるチョコレート製品は、
嗜好品であり、ぜいたくな食べもの、でもあります。
なくても困らない……はず、なんだけど、
無いとやっぱり、さみしい!つらい!耐えられない!のが、
甘いモノ。
「だよねェ~♪」
「がる~♪」(←訳:よね~♪」
『マーズ社』、
『ハーシー社』。
チョコ好きな御方ならば、
いいえ、チョコにさして興味がない御方も、
この2社の名前を聞いたことがあるでしょう。
『マーズ』の看板商品は、
バータイプのチョコレート《マーズ》や、
《M&Mチョコレート》。
『ハーシー社』の看板商品は、
板チョコや、《キス》チョコ、《ハグズ》など。
どれも、有名な、長く、根強い人気を誇るチョコレートですよね。
それゆえ、かえってバカにされてしまうかもしれません。
たかがチョコレートじゃないか、と。
ところが、たかが、ではないんです。
著者・ブレナーさんはこう記していますよ。
『マーズ社の年間売り上げは二百億ドル。
ナビスコ、マクドナルド、ケロッグよりも大きい』
これは1999年時点でのデータですが、
『ハーシー社』の売り上げも合わせて考えると、
チョコレート産業の規模の大きさが分かります!
「びッぐゥびじねすゥ!」
「がっるっるぐるるる!」(←訳:チョコってミラクル!)
驚きはまだまだ続きますよ。
世界で最も生産性・収益性の高い企業といわれる『マーズ社』さん、
なんと!
未上場です!
社を所有するのは創業者のマーズ一族で、
21世紀の今も、がっちり一族によって経営されており、
株式公開の予定はまったく無し!
「ええええェッ??」
「がっるぐるるるっるがっる!」(←訳:フェイスブック社も真っ青!)
これほど巨大な個人企業は、
いったいどうやって、
誰の手から生まれ、育っていったのでしょう?
著者・ブレナーさんはメディア嫌いの経営者たちの素顔に迫ります。
マーズとハーシー、
ダールさんの《ワンカ》チョコレート工場の塀の向こうよりも奥に隠された、
チョコレート王たちの人生、
そして経営哲学――
米国のチョコレート産業、
《M&M》、
《ハーシー ミルクチョコレート》、
《スニッカーズ》……
どれかにピン!と来た御方は、
分厚い御本ですけれど、ぜひ挑戦してくださいね!
20世紀の産業史を研究する御方にも、おすすめです!
「ちょこれーとにはァ、まだまだァ!」
「ぐるるがっるる!」(←訳:秘密がいっぱい!)