テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

踏み込めば、そこは…デラックス!

2013-01-13 23:15:27 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 しッしッ! ひよどりィ、あッちゆけッ!」
「がるる!ぐるるがーるる!」(←訳:虎です!小鳥のピーンチ!)

 こんにちは、ネーさです。
 小鳥のために設置したエサ台へ、ヒヨドリたちがやって来て、
 あわれ、小さなメジロくんたちは追い出されてしまいました。
 エサ台の位置を変えようかなぁ?と思案中ですが、
 日暮れて小鳥たちもお家に帰った後は、
 さあ、私たち人間の読書タイム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
           ―― ぼくらの近代建築デラックス! ――



 著者は万城目学(まきめ・まなぶ)さん&門井慶喜(かどい・よしのぶ)さん、
 2012年11月に発行されました。
 愉快でファンキー?な表紙画は石居麻耶さん、装丁と本文デザインは加藤愛子さんによるものです。

「でらッくすゥ~??」
「ぐるるがる??」(←訳:建築がDX??)

 イエス!
 表紙画の雰囲気そのままに、
 軽やかなステップで近代の名建築を訪ね歩くのは、
 映画化もされた『プリンセス・トヨトミ』で
 近代建築への偏愛ぶりを披露してくださった万城目学さん!
 そして、
 著書『天才たちの値段』が大評判になった門井さんは、
 万城目さん以上の建築マニアさん!

 おふたりの“建築漫遊記”は
 2010年2月14日、
 《大阪散歩》から始まります。

「おおさかァ~よいとこッ♪」
「がるがるるぐっるる!」(←訳:DX建築もいっぱい!)

 その後は、
 2010年7月の《京都散歩》、
 2010年10月の《神戸散歩》、
 2011年6月の《横浜散歩》、
 2011年12月には
 万城目さんいわく『日本近代建築のお膝元』の《東京散歩》、
 そして、スーパーデラックスな《あとがき対談》は2012年1月、と
 五つの都市を二年で回り、
 見学した建築が52軒、という、
 豪華にして悠然たる建築の旅……!

 建築好きさんなら、
 いいなあ~!!と溜め息ついちゃうくらいの、
 優雅な御旅行ですね♪

「ばらえてィにィ、とんだァたびッ!」
「ぐるぐるがるがるる!」(←訳:たくさん見学しました!)

 民間のビル、
 大学の講堂、
 カフェや洋館、
 官公庁のビル、
 百貨店、
 造船施設、
 駅舎……
 《見るべき近代建築》って、
 各都市にけっこう多くて、驚かされます。

 また、万城目さんと門井さん、
 褒めたたえるだけじゃなくて――

「だめなところはァ、だめェッ!」
「がるっるぐるるる!」(←訳:とハッキリ言います!)

 《あとがき》では、
 万城目さん門井さんの『MIB(Most Impressive Building)』が
 発表されているんですよ。
 おふたりの心をとらえた名建築は、
 どの都市の、
 どんな建築なのでしょうか?

「どれもォ、よいィからァ~♪」
「ぐるる!」(←訳:迷うね!)

 建築マニアさん、
 アート好きさん、
 万城目さん&門井さんのファンの方々も、
 それぞれに楽しめる新機軸な《建築探究》BOOK!
 ぜひ一読、
 いえいえ、必見!必読!いたしましょう~♪

「たびのォ、おともにもォ~♪」
「がるぐる!」(←訳:最適です!)




 

 

 
コメント
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