「こんにちわッ、テディちゃでス!
ゆきじゃァなくてェ、ほッ♪」
「がるる!ぐるぐるがっるる!」(←訳:虎です!ひと安心だったね!)
こんにちは、ネーさです。
また雪?!?との予報が出ていた関東&東京でしたが、
ふぅ~、積雪0cm!
ホッと肩のチカラを抜いて読書タイムに浸りましょう♪
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 前世探偵カフェ・フロリアンの華麗な推理 ――
著者は大村友貴美(おおむら・ゆきみ)さん、2012年12月に発行されました。
前回・前々回とノンフィクション系の作品を御紹介いたしましたが、
そろそろフィクション作品の出番ですよ~♪
って、あら?
「……ぜんせェ~?……」
「……ぐる~?……」(←訳:……華麗?~…)
ええ、そうですねえ。
前世、探偵、華麗、推理、と言葉が並べば
ミステリ作品らしいのは分かるけれど、
前世って……華麗って……
大丈夫なのかしら?これ??
そう警戒したくなる気持ちも解ります。
でも! だいじょうぶ!
『?』な外見の内側には
きっちり《読ませる》ストーリーが詰まっているんです♪
「ほんとゥ~…??」
「がっるぐるがる!」(←訳:じゃあ中身拝見!)
図書館に勤める若い女性、相川南美(あいかわ・みなみ)さんは、
或る悩みを抱えていました。
数日前、南美さんとお母さんが暮らす家へ訪ねてきたのは
小さな男の子。
幼稚園に通っているくらいの、男の子です。
問われて、見知らぬ男の子は名乗りました。
今年5歳。
名前は、アサバテルト。
いや、違う!
オレは、キサブロー!
南美、おまえの祖父だ!
「ふァッ??? そふゥ~???」
「がるぐるっるがるるっ?」(←訳:お祖父ちゃんですかっ?)
祖父だと主張して譲らないその子は、
南美さんの祖父当人しか知り得ないことを知っています。
癖や、食べ物の好みも、お祖父ちゃんそのもの。
5歳児なのに、洗濯、料理もやってのけます。
お祖父ちゃんそっくりに……。
思い高じて、
南美さんは『カフェ・フロリアン』のママに相談を持ちかけました。
繁華街の大きな通りから一本裏、
小路の奥にひっそりと店を構える、
昼はカフェ、
夜はバーとして営業する『カフェ・フロリアン』。
ママのショウさんは、
自身の前世を見ることが出来る、のだそうです。
他人の前世は見えないけれど、
自分の経験をもとに
常々、助言を乞う常連客さんの話し相手になっていました。
「ふむむゥ~? それならァ~?」
「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:不思議な幼稚園児の!)
「なぞもォ、とけるゥ?!?」
奇妙な5歳児くんの正体は、さて?
オカルト的な、というよりも、
ファンタジックな短編ミステリ集は
題名に先入観をおぼえて忌避してしまうのがもったいない、
魅力に満ちています。
ミステリ好きさん、
ファンタジーやSF大好き!な御方にも
おすすめの一冊ですよ。
本屋さんで見つけたら手に取ってみてくださいね~♪
「へんてこォだけどォ~!」
「ぐるるがるる、ぐる!」(←訳:楽しい御本を、ぜひ!)
ゆきじゃァなくてェ、ほッ♪」
「がるる!ぐるぐるがっるる!」(←訳:虎です!ひと安心だったね!)
こんにちは、ネーさです。
また雪?!?との予報が出ていた関東&東京でしたが、
ふぅ~、積雪0cm!
ホッと肩のチカラを抜いて読書タイムに浸りましょう♪
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 前世探偵カフェ・フロリアンの華麗な推理 ――
著者は大村友貴美(おおむら・ゆきみ)さん、2012年12月に発行されました。
前回・前々回とノンフィクション系の作品を御紹介いたしましたが、
そろそろフィクション作品の出番ですよ~♪
って、あら?
「……ぜんせェ~?……」
「……ぐる~?……」(←訳:……華麗?~…)
ええ、そうですねえ。
前世、探偵、華麗、推理、と言葉が並べば
ミステリ作品らしいのは分かるけれど、
前世って……華麗って……
大丈夫なのかしら?これ??
そう警戒したくなる気持ちも解ります。
でも! だいじょうぶ!
『?』な外見の内側には
きっちり《読ませる》ストーリーが詰まっているんです♪
「ほんとゥ~…??」
「がっるぐるがる!」(←訳:じゃあ中身拝見!)
図書館に勤める若い女性、相川南美(あいかわ・みなみ)さんは、
或る悩みを抱えていました。
数日前、南美さんとお母さんが暮らす家へ訪ねてきたのは
小さな男の子。
幼稚園に通っているくらいの、男の子です。
問われて、見知らぬ男の子は名乗りました。
今年5歳。
名前は、アサバテルト。
いや、違う!
オレは、キサブロー!
南美、おまえの祖父だ!
「ふァッ??? そふゥ~???」
「がるぐるっるがるるっ?」(←訳:お祖父ちゃんですかっ?)
祖父だと主張して譲らないその子は、
南美さんの祖父当人しか知り得ないことを知っています。
癖や、食べ物の好みも、お祖父ちゃんそのもの。
5歳児なのに、洗濯、料理もやってのけます。
お祖父ちゃんそっくりに……。
思い高じて、
南美さんは『カフェ・フロリアン』のママに相談を持ちかけました。
繁華街の大きな通りから一本裏、
小路の奥にひっそりと店を構える、
昼はカフェ、
夜はバーとして営業する『カフェ・フロリアン』。
ママのショウさんは、
自身の前世を見ることが出来る、のだそうです。
他人の前世は見えないけれど、
自分の経験をもとに
常々、助言を乞う常連客さんの話し相手になっていました。
「ふむむゥ~? それならァ~?」
「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:不思議な幼稚園児の!)
「なぞもォ、とけるゥ?!?」
奇妙な5歳児くんの正体は、さて?
オカルト的な、というよりも、
ファンタジックな短編ミステリ集は
題名に先入観をおぼえて忌避してしまうのがもったいない、
魅力に満ちています。
ミステリ好きさん、
ファンタジーやSF大好き!な御方にも
おすすめの一冊ですよ。
本屋さんで見つけたら手に取ってみてくださいね~♪
「へんてこォだけどォ~!」
「ぐるるがるる、ぐる!」(←訳:楽しい御本を、ぜひ!)