テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

地下珍味ハンティング?

2015-05-03 21:41:52 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 祝!
 ユヴェントスFC4連覇達成~!!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 やッたねッ、しろくろちーむッ!」
「がるる!ぐるるがーるーる!」(←訳:虎です!今夜はパーチーだ!)

 夜っぴてパーチー、いえいえ、パーティーしたいところですが、
 残念ながら火曜日にはCL準決勝1stレグが控えているので
 大騒ぎはお預けですよ。
 とはいえ、連休ですし、お祝いしたい気分ですから、
 本日の読書タイムは思いっきり楽しい御本を、
 さあ、どうぞ~♪♪♪♪

  



             ―― ダンジョン飯(めし) ――



 著者は九井諒子(くい・りょうこ)さん、2015年1月に発行されました。
 『DELICIOUS IN DUNGEON』と英語題名が付されています。
 うっふっふっふ♪ コミック好きな活字マニアさんは
 とうに御存知ですよね!

「たんけんでスゥ!」
「ぐるがるっ!」(←訳:剣と魔法っ!)

 ダンジョン――
 ゲームをやらない御方も、
 ファンタジー小説作品などで読み知っておられることでしょう。

 地下に広がる不思議な世界。
 人も魔物も共存する、暗闇の世界……。

「へいしょきょうふしょうのォ、ひとにはァ~」
「がるるぐるる!」(←訳:不向きだけど!)

 この御本にも、底の見えない地下世界が登場いたします。

 ある日、地下墓地の底が抜け、
 男がひとり現れました。
 彼は、1000年前に滅びた黄金の国の王であると名乗ります。

    ……いや、黄金の国は、まだ在る。
    王国は、狂乱の魔術師によって今なお地下深く囚われているのだ。

 そして、男は塵となって消えながらも
 言い残しました。

    魔術師を倒した者には
    我が国のすべてを与えよう。

「わひゃァ! だッたらァ~」
「ぐるがるるるぅ!」(←訳:探検しなくちゃ!)

 かくして、
 小さな村の地下墓地は、
 地下迷宮の探索に赴く冒険家たちの出発点となりました。

 仲間を集めて探検だ!
 黄金の国へ!

「えいえいおォー!」
「がっるるる!」(←訳:やったるぞ!)

 と、殴り込みをかけたいのはヤマヤマなれど。

 冒険にはお金がかかるんです、意外に。

「えッ? おかねェ??」
「ぐるるる?」(←訳:そうなの?)

 仲間の雇用費用。
 武器・武具等の装備品代金。
 照明や寝袋といった日用品代金。
 そして食費も……。

 あいにくと、
 地下迷宮への探索に取り掛かろうとしている青年・ライオスさん、
 資金をほとんど持っていません。

 人件費、装備費、食費……
 この中で、節約できるものといったら、
 どれだ?

「そッ、それはァ~…」
「がるるっ?」(←訳:まさかっ!)

 食費。

 そうだ、食費を浮かそう!
 地下迷宮をうろつく魔物をゴハンにして、
 自給自足冒険行だー!

「ひいィ! やだァ~ッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:お腹こわすよ!)

 ライオスさんと、
 エルフの魔法使い・マルシルちゃん。
 ハーフフット族の鍵開け師・チルチャックくん。
 常識が通用しないダンジョン世界で
 彼らはお腹をこわすことなく目的を遂げられるのでしょうか?

 奇想天外な展開が連続するエンタなコミックは、
 斬新なグルメ漫画だ!と評判ですが、
 私ネーさ、どうもね、
 この作品は化けるんじゃないか、という気がいたします。
 笑いや美食の陰には
 “生命の秘密”や“宇宙の成り立ち”をめぐる
 壮大な物語が隠れているのかもしれない……って。

「そそそッ、そうかなァ??」
「がるぐるがるるるる!」(←訳:まだ先は見えないよ!)

 次巻の発売日が待ち遠しい珍品、いえ、傑作を、
 活字マニアの皆さま、
 GWの本屋さんで探してみてくださいね~♪


  

「うゥ~んッ? どらごんッてェ~…」
「ぐるるるがるるぅ?」(←訳:美味しいのかなぁ?)



 (付記・パッキャオさんの判定負け?なんか納得いかないわー!)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする