テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

真筆ならずとも!

2015-05-23 21:46:14 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 こうはんせんッ、とつにゅうゥ~!!」
「がるる!ぐるるがるるるぐる!」(←虎です!またも熾烈な争い!)

 こんにちは、ネーさです。
 ジロ・ディ・イタリア2015は後半戦に入りました♪
 雨模様の現地では落車事故が発生、
 総合首位の座にも変化が!
 明日の個人タイムトライアルで、さらに変動が?
 ヒヤヒヤしつつ、
 本日はイタリアつながりの展覧会情報を、どうぞ~♪♪

  



       ―― レオナルド・ダ・ヴィンチと《アンギアーリの戦い》展 ――



 東京都八王子市の東京富士美術館にて、
 会期は2015年5月26日~8月9日(月曜休館、ただし7/20は開館して翌7/21は休館)、
 『Leonardo da Vinci and the Battle of Anghiari - The Mystery of Tavola Doria-』と英語題名が、
 『~日本初公開《タヴォラ・ドーリア》の謎~』と副題が付されています。

「あはァ! れおなるどォおじさんッ!」
「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:これ有名な絵だよね!)

 ちょっと待って!
 慌てちゃダメですよ!
 ここでキッパリ申し上げておきますが、

 レオナルドさんの真筆作品は来日してませーん!

「ほぺッ?」
「がるっ??」

  

 1440年、フィレンツェ近郊の丘陵地帯アンギアーリ村で
 ミラノ軍対フィレンツェ軍の戦いがありました。
 のちに、この戦いをテーマとした壁画制作を、
 フィレンツェ共和国政府は
 画家レオナルド・ダ・ヴィンチさんに依頼します、が……

 結果からいうと、
 レオナルドさん作『アンギアーリの戦い』は
 “失われて”しまいます。

「ろすとッ、でスかァ~…」
「ぐる~…」(←訳:無念~…)

 壁画を巡るミケランジェロさんとの相克は語り草になっています。
 ミケランジェロさんもまた、
 壁画制作を構想し、
 原寸大下絵まで描き上げてやる気満々!だったのですけれど……

 完成には至らなかった、と言われています。

  

 この展覧会では、16世紀の画家さんによる『アンギアーリの戦い』の模写作品、
 アリストーティレ・ダ・サンガッロさんによる
 ミケランジェロさんの『カッシナの戦い』の下絵を模写した作品(1542年制作)を中心に、
 2大巨匠の壁画作品に関する資料が展示されます。

 また、レオナルドさん派の油彩作品、
 フィレンツェ派のテンペラ画、
 同時開催の『天才ダ・ヴィンチのひみつ』展では
 レオナルドさんの手稿(ファクシミリ版)も紹介されますので、
 イタリア美術好きな御方は、

「ぜひィ!」
「がるる!」(←訳:来てね!)

 東京富士美術館へのアクセスは、ちょこっとややこしいので、
 美術館HPをよく御覧になって
 八王子へいらしてくださいな~♪♪




    さて、今回のオマケ画像は美味しいもので!
   
   『カルディコーヒーファーム』さんのオリジナルお菓子、
   レモン味と、抹茶味のダックワーズ♪
   「さッくりィ!」
   「ぐるる!」(←訳:ぱふふ!)

   皆さま、穏やかな休日を。


コメント
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