テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― パリの母と子 ―

2015-05-09 21:48:14 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 けいちゃんッ、がんばれェ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!いま絶好調!)

 こんにちは、ネーさです。
 難しいことを平然とやってのけちゃう
 錦織選手の凄さにビビらされる週末ですね。
 決勝への進出を祈願しつつ、
 本日は読書をサボって――

「えーすをォ、めざせッ!」
「ぐるぅ!」(←訳:とりゃ!)

 いえ、必殺ショットではなく、展覧会情報をどうぞ~♪

  



         ―― ユトリロとヴァラドン 母と子の物語 ――



 東京・新宿の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館にて、
 会期は2015年4月18日~6月28日(月曜休館)、
 『Exposition Suzanne Valadon et Maurice Utrillo』と仏語題名が、
 『シュザンヌ・ヴァラドン生誕150周年』と日本語副題が付されています。

「おふらんすゥ、でスねッ!」
「がるぐる!」(←訳:花のパリ!) 

  

 モーリス・ユトリロさん(1883~1955)と
 ユトリロさんの母シュザンヌ・ヴァラドンさん(1865~1938)。

 ユトリロさんは、絵画史上、
 なかなかにヘンテコな理由で画家になった御方だと言っても
 よいかもしれません。

「ふァ? りゆうゥ~??」
「ぐるるるっ?」(←訳:へんてこッ?)

 ユトリロさんが目指したのは、
 勝利や栄誉ではなく、
 アルコール依存症からの脱却。

 療法の一環として、
 医師に勧められて絵を描き始めたのが、
 彼の画業の出発点でした。
 
 独学で、プロになるつもりもない、
 そんな彼が次第に“売れて”しまった影には
 母・シュザンヌさんの存在がありました――

  

 この展覧会では、
 油彩を中心に、
 日本初公開となる作品や個人所蔵作品を含む
 ユトリロさんの作品約40点と、
 ヴァラドンさんの作品約40点が展示されます。

「にほんにはァ~、おおぜいィいるらしいィでス!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:ユトリロさんマニア!)

 ヴァラドンさんの生誕150年となる今年に開催される
 記念の展覧会、
 母と子のドラマ、
 母子それぞれの作品に惚れこんじゃってるファンの方々は
 ぜひお出掛けくださいね~♪


  


   ではここで、今日はお菓子モノじゃないオマケ画像を!
   
   庭で、道端で、公園で、
   花々が美しい5月です♪
   「ははのひにはァ、かーねーしょんッ?」
   「ぐるるがるる?」(←訳:バラもいいな!)

   皆さま、穏やかな休日を。





   
コメント
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