「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうもォ、とりゃァ~ッ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!投げたぞ元気玉!)
こんにちは、ネーさです。
ユヴェントスFCは日本時間の9日未明、
敵地でセビージャと対戦します。
CLグループ戦首位突破を期しての重要な一戦、
どうか勝てますように~!とスペインへ元気玉をブン投げたら、
はい、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ボタンちゃん ――
小川洋子(おがわ・ようこ)さん作、岡田千晶(おかだ・ちあき)さん絵、
2015年11月に発行されました。
↑上の画像から、お分かりでしょうか?
小説やノンフィクション作品ではありません。
絵本です。
けれど、活字マニアの皆さま、
絵本だからといって、
あまり馴染みのないジャンルだからといって
敬遠してはいけません。
作者は、小川洋子さん!
ええ、小川洋子さんです。
『博士の愛した数式』の、『ミーナの行進』の、
『猫を抱いて象と泳ぐ』の、
あの小川洋子さんですよ!
「これはァ、よまなくちゃッ!!」
「ぐるがるるる~!」(←訳:何を措いても~!)
小川さんの文章と、
バチバチ化学反応を起こしながら
読み手を物語の世界へ誘うのは、
岡田千晶さんの
“ものの手ざわり”が感じられるような、
ぬくもりのある絵です。
では、ほんのちょっとだけ、
御本の粗筋を紹介いたしますと……
「わくわくわくッ♪」
「がるー!」(←訳:謹聴ー!)
ボタンちゃんは、
丸いお顔の女の子です。
ボタンちゃんがいるのは、
ブラウスのいちばん上。
ブラウスの持ち主・アンナちゃんは、
このブラウスをとてもとても大事にしています。
「とっておきのォ、いッちゃくゥ、なのでス!」
「ぐるるるるがるるぐるる!」(←訳:お出掛けの時だけ着ます!)
よそゆき用の、上質なブラウス。
そのブラウスの衿元で、
なかよしのボタンホールちゃんと一緒に、
次のお出掛けはいつかしらと
楽しみに待つボタンちゃんでしたが……
或る日、たいへんなことが!
「わわッ、きんきゅうゥじたいィでスッ!」
「がるぐるるっ?!?」(←訳:糸が切れたっ?!?)
ボタンちゃんをブラウスに留めていた糸が、
ぷつり!
「だッだれかッ」
「ぐるるるっ」(←訳:たすけてっ)
子ども部屋の床を
コロコロ転がってゆくボタンちゃんの、
思いがけない旅と、
思いがけない巡り会い、
そしてその先には――
「そこまでェ、でスゥ!」
「ぐるーっ!」(←訳:しいーっ!)
読み終えて、しばらく経ってから、
じわり、
ずしり、
と、こころに響きます。
なんでもないこと、のようでありながら、
脳髄を揺さぶるほどの
大切なこと。
ああ、やはりこれは
小川洋子さんでなければ書けないお話です!
「みじかいィおはなしィ、だけれどォ~」
「がるるるぐるる!」(←訳:長編をもしのぐ!)
小川さんのファンの方々は、
くれぐれも読み逃がしなきよう!
そして岡田千晶さんの絵に、
装丁・本文デザインを担当したalbireoさんにも拍手を!
「わんだふるゥ!」
「ぐるぐるぐるぅ!」(←訳:ぱちぱちぱちィ!)
さあ、活字マニアの皆さま、
文も絵も何もかも素晴らしいこの御本を
ぜひ!探してみてくださいね~!!
きょうもォ、とりゃァ~ッ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!投げたぞ元気玉!)
こんにちは、ネーさです。
ユヴェントスFCは日本時間の9日未明、
敵地でセビージャと対戦します。
CLグループ戦首位突破を期しての重要な一戦、
どうか勝てますように~!とスペインへ元気玉をブン投げたら、
はい、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ボタンちゃん ――
小川洋子(おがわ・ようこ)さん作、岡田千晶(おかだ・ちあき)さん絵、
2015年11月に発行されました。
↑上の画像から、お分かりでしょうか?
小説やノンフィクション作品ではありません。
絵本です。
けれど、活字マニアの皆さま、
絵本だからといって、
あまり馴染みのないジャンルだからといって
敬遠してはいけません。
作者は、小川洋子さん!
ええ、小川洋子さんです。
『博士の愛した数式』の、『ミーナの行進』の、
『猫を抱いて象と泳ぐ』の、
あの小川洋子さんですよ!
「これはァ、よまなくちゃッ!!」
「ぐるがるるる~!」(←訳:何を措いても~!)
小川さんの文章と、
バチバチ化学反応を起こしながら
読み手を物語の世界へ誘うのは、
岡田千晶さんの
“ものの手ざわり”が感じられるような、
ぬくもりのある絵です。
では、ほんのちょっとだけ、
御本の粗筋を紹介いたしますと……
「わくわくわくッ♪」
「がるー!」(←訳:謹聴ー!)
ボタンちゃんは、
丸いお顔の女の子です。
ボタンちゃんがいるのは、
ブラウスのいちばん上。
ブラウスの持ち主・アンナちゃんは、
このブラウスをとてもとても大事にしています。
「とっておきのォ、いッちゃくゥ、なのでス!」
「ぐるるるるがるるぐるる!」(←訳:お出掛けの時だけ着ます!)
よそゆき用の、上質なブラウス。
そのブラウスの衿元で、
なかよしのボタンホールちゃんと一緒に、
次のお出掛けはいつかしらと
楽しみに待つボタンちゃんでしたが……
或る日、たいへんなことが!
「わわッ、きんきゅうゥじたいィでスッ!」
「がるぐるるっ?!?」(←訳:糸が切れたっ?!?)
ボタンちゃんをブラウスに留めていた糸が、
ぷつり!
「だッだれかッ」
「ぐるるるっ」(←訳:たすけてっ)
子ども部屋の床を
コロコロ転がってゆくボタンちゃんの、
思いがけない旅と、
思いがけない巡り会い、
そしてその先には――
「そこまでェ、でスゥ!」
「ぐるーっ!」(←訳:しいーっ!)
読み終えて、しばらく経ってから、
じわり、
ずしり、
と、こころに響きます。
なんでもないこと、のようでありながら、
脳髄を揺さぶるほどの
大切なこと。
ああ、やはりこれは
小川洋子さんでなければ書けないお話です!
「みじかいィおはなしィ、だけれどォ~」
「がるるるぐるる!」(←訳:長編をもしのぐ!)
小川さんのファンの方々は、
くれぐれも読み逃がしなきよう!
そして岡田千晶さんの絵に、
装丁・本文デザインを担当したalbireoさんにも拍手を!
「わんだふるゥ!」
「ぐるぐるぐるぅ!」(←訳:ぱちぱちぱちィ!)
さあ、活字マニアの皆さま、
文も絵も何もかも素晴らしいこの御本を
ぜひ!探してみてくださいね~!!