「こんにちわッ、テディちゃでス!
やぱりィ、ばるさはァ~つよかッたでス!」
「がるる!ぐるがーるぅるがっるる!」(←訳:虎です!でもユーヴェも勝ったよ!)
こんにちは、ネーさです。
クラブワールドカップ決勝戦では
メッシさんの巧さに唸らされましたが、
おほほほほ♪(←ちょっと高笑い)
ユヴェントスも首位に勝ち点3差!
という位置にまで上ってきましたよ~♪
なので、さあ、今日は気分もぐーんと上向きに
読書タイムをば、どうぞ~っ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9d/27933b85665ef12666b4097e278a75b5.jpg)
―― 残酷な王と悲しみの王妃 2 ――
著者は中野京子(なかの・きょうこ)さん、2015年10月に発行されました。
前回記事で御紹介した評論作品のテーマは日本美術……
対して、こちらは、欧州の王家をテーマに据えた
美術&歴史評論ジャンルの作品です。
「おうさまとォ、おうひさまッ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:王子さまと王女さま!)
「おとぎィばなしィ、でスねッ!」
悪い魔女さんに呪われても
魔人に王国を奪われかけても、
最後のページでは、
恋人たちは末永く幸せに暮らしました、
めでたしめでたし――
というのは、
ええ、皆さまも御存知のように、
お伽噺の世界でのこと。
現実派、どうだったのでしょう。
たとえば、
ロシアのロマノフ王朝では……?
「ううッ、それはッ」
「がるぐる!」(←訳:警報です!)
著者・中野さんがこの御本で取り上げているのは、
ふたりの王さまと、
ふたりの王妃さまです。
バイエルン(現ドイツ)の王ルートヴィヒ二世。
ロシアのアレクサンドル三世皇妃マリア。
スペインの王カルロス四世。
デンマークの王クリスチャン七世妃カロリーネ・マティルデ。
「ふァいッ! ばいえるんのォおうさまッ、ゆうめいィでス!」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:お城マニアさんだ!)
そうねー、
ルートヴィッヒ二世さんは
建築費で国庫を傾けたほどのお城マニアとしても、
映画や文学のモデルとしても有名な王様ですね。
ロマノフ王朝の倒壊を見届けることになる
ロシアのマリア皇妃、
それに、
画家ゴヤさんの(或る意味での)傑作
『カルロス四世家族像』のモデルとして名高い
カルロス四世王は、
美術好きな御方にはよく知られていることでしょう。
では、四番目の、
カロリーネ・マティルデという人物は……?
「うむむゥ、ききおぼえがァ??」
「がるるぅ?」(←訳:無いよぅ?)
英国からデンマークへ輿入れしてきた
カロリーネ・マティルデ妃(1751~1775)。
デンマークの王宮で彼女を、
否、王と王妃を見舞う過酷な、
恐怖と狂気さえ覚えさせる運命とは――
「れきしッて、こわいィでス!」
「ぐるるるがるるぅる!」(←訳:怖いけど読んじゃう!)
《怖い絵》シリーズに続いて
著者・中野さんの筆が冴える
アート好きさん&歴史すきさんには
たまらない一冊です。
まだ読んでないわ!という御方は、
年末年始のお休みに、
ぜひ、一読を~♪
やぱりィ、ばるさはァ~つよかッたでス!」
「がるる!ぐるがーるぅるがっるる!」(←訳:虎です!でもユーヴェも勝ったよ!)
こんにちは、ネーさです。
クラブワールドカップ決勝戦では
メッシさんの巧さに唸らされましたが、
おほほほほ♪(←ちょっと高笑い)
ユヴェントスも首位に勝ち点3差!
という位置にまで上ってきましたよ~♪
なので、さあ、今日は気分もぐーんと上向きに
読書タイムをば、どうぞ~っ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9d/27933b85665ef12666b4097e278a75b5.jpg)
―― 残酷な王と悲しみの王妃 2 ――
著者は中野京子(なかの・きょうこ)さん、2015年10月に発行されました。
前回記事で御紹介した評論作品のテーマは日本美術……
対して、こちらは、欧州の王家をテーマに据えた
美術&歴史評論ジャンルの作品です。
「おうさまとォ、おうひさまッ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:王子さまと王女さま!)
「おとぎィばなしィ、でスねッ!」
悪い魔女さんに呪われても
魔人に王国を奪われかけても、
最後のページでは、
恋人たちは末永く幸せに暮らしました、
めでたしめでたし――
というのは、
ええ、皆さまも御存知のように、
お伽噺の世界でのこと。
現実派、どうだったのでしょう。
たとえば、
ロシアのロマノフ王朝では……?
「ううッ、それはッ」
「がるぐる!」(←訳:警報です!)
著者・中野さんがこの御本で取り上げているのは、
ふたりの王さまと、
ふたりの王妃さまです。
バイエルン(現ドイツ)の王ルートヴィヒ二世。
ロシアのアレクサンドル三世皇妃マリア。
スペインの王カルロス四世。
デンマークの王クリスチャン七世妃カロリーネ・マティルデ。
「ふァいッ! ばいえるんのォおうさまッ、ゆうめいィでス!」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:お城マニアさんだ!)
そうねー、
ルートヴィッヒ二世さんは
建築費で国庫を傾けたほどのお城マニアとしても、
映画や文学のモデルとしても有名な王様ですね。
ロマノフ王朝の倒壊を見届けることになる
ロシアのマリア皇妃、
それに、
画家ゴヤさんの(或る意味での)傑作
『カルロス四世家族像』のモデルとして名高い
カルロス四世王は、
美術好きな御方にはよく知られていることでしょう。
では、四番目の、
カロリーネ・マティルデという人物は……?
「うむむゥ、ききおぼえがァ??」
「がるるぅ?」(←訳:無いよぅ?)
英国からデンマークへ輿入れしてきた
カロリーネ・マティルデ妃(1751~1775)。
デンマークの王宮で彼女を、
否、王と王妃を見舞う過酷な、
恐怖と狂気さえ覚えさせる運命とは――
「れきしッて、こわいィでス!」
「ぐるるるがるるぅる!」(←訳:怖いけど読んじゃう!)
《怖い絵》シリーズに続いて
著者・中野さんの筆が冴える
アート好きさん&歴史すきさんには
たまらない一冊です。
まだ読んでないわ!という御方は、
年末年始のお休みに、
ぜひ、一読を~♪