「こんにちわァ、テディちゃでッス!
いまかァいまかァとォ、そわそわッ♪」
「がるる!ぐるるるっ♪」(←訳:虎です!いつかなっ♪)
こんにちは、ネーさです。
CLグループ戦最終節が終わったら、
今度はクラブワールドカップが開幕!
バルサのメッシさんはいつ来日するのかしら?
怪我しちゃったネイマールくんは出場するの?
ドラマティックな展開を予感しつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f2/bf82ae7c0a69c9e903b371ed4c3cae61.jpg)
―― 紙の動物園 ――
著者はケン・リュウさん、
画像の日本オリジナル短編集は2015年4月に発行されました。
英語原題は『THE PAPER MENAGERIE AND OTHER STORIES』、
とりわけ、表題作『紙の動物園』は
ネビュラ賞とヒューゴー賞、
そして世界幻想文学大賞の各短編部門賞を受賞!
という快挙を成し遂げた、
世界的に評価の高い作品です。
「それはァ、ものすごォ~いッ!」
「ぐるる!」(←訳:大拍手!)
著者のケン・リュウさんは
1976年、中国に生まれ、
現在は米国マサチューセッツ州に在住している背景ゆえか、
物語の舞台、
いえ、物語の基盤を
“アジア”に置いているようですね。
御本のいちばん初めに収録されている
『紙の動物園』は、
米国で暮らす青年が主人公ですが、
彼を慈しみ、育ててくれた“お母さん”は
香港からやって来た人でした。
「はるばるゥ、いこくへッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:異文化の中へ!)
次に収録されているのは
『もののあはれ』。
こちらは、日本人の青年が主人公です。
「わほゥ! にほんッ、でスかッ?」
「ぐるるるがるる!」(←訳:なるほどアジア!)
15篇の短編作品の中に、
はっきりと、
或いはぼんやりと、
描き込まれている“アジア”の気配。
その気配がもっとも濃く、
強く香るのは、
トリを飾っている
『良い狩りを』でしょうか。
「あはァ!
これはァ、ちゃいにーず・ほらーでスかッ?」
「がぅるるーるぐぅる!」(←訳:キョンシーがピョン!)
チャイニーズ・ゴーストストーリーに
スチームパンクを加味した新種!
と呼びたいような、
奇々怪々で、
しかし凄まじく美しい物語を、
私ネーさ、何度も読み返しましたよ。
『紙の動物園』とともに
絶対に読み逃がしてはいけない傑作です!
「ちゅうごくのォ、おはなしだけれどォ~…」
「ぐるるるがるるるるぐる!」(←訳:日本にもありそうなお話!)
レイ・ブラッドベリさんの作品が好きな活字マニアさんに、
ぜひともおすすめしたい御本です。
ファンタジーとも、
ミステリともホラーとも読み取れる、
優雅な新世代SF作品は、
たぶん2015年のベスト本候補の一冊!
皆さま、
本屋さんで、図書館で、探してみてくださいね~♪
いまかァいまかァとォ、そわそわッ♪」
「がるる!ぐるるるっ♪」(←訳:虎です!いつかなっ♪)
こんにちは、ネーさです。
CLグループ戦最終節が終わったら、
今度はクラブワールドカップが開幕!
バルサのメッシさんはいつ来日するのかしら?
怪我しちゃったネイマールくんは出場するの?
ドラマティックな展開を予感しつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f2/bf82ae7c0a69c9e903b371ed4c3cae61.jpg)
―― 紙の動物園 ――
著者はケン・リュウさん、
画像の日本オリジナル短編集は2015年4月に発行されました。
英語原題は『THE PAPER MENAGERIE AND OTHER STORIES』、
とりわけ、表題作『紙の動物園』は
ネビュラ賞とヒューゴー賞、
そして世界幻想文学大賞の各短編部門賞を受賞!
という快挙を成し遂げた、
世界的に評価の高い作品です。
「それはァ、ものすごォ~いッ!」
「ぐるる!」(←訳:大拍手!)
著者のケン・リュウさんは
1976年、中国に生まれ、
現在は米国マサチューセッツ州に在住している背景ゆえか、
物語の舞台、
いえ、物語の基盤を
“アジア”に置いているようですね。
御本のいちばん初めに収録されている
『紙の動物園』は、
米国で暮らす青年が主人公ですが、
彼を慈しみ、育ててくれた“お母さん”は
香港からやって来た人でした。
「はるばるゥ、いこくへッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:異文化の中へ!)
次に収録されているのは
『もののあはれ』。
こちらは、日本人の青年が主人公です。
「わほゥ! にほんッ、でスかッ?」
「ぐるるるがるる!」(←訳:なるほどアジア!)
15篇の短編作品の中に、
はっきりと、
或いはぼんやりと、
描き込まれている“アジア”の気配。
その気配がもっとも濃く、
強く香るのは、
トリを飾っている
『良い狩りを』でしょうか。
「あはァ!
これはァ、ちゃいにーず・ほらーでスかッ?」
「がぅるるーるぐぅる!」(←訳:キョンシーがピョン!)
チャイニーズ・ゴーストストーリーに
スチームパンクを加味した新種!
と呼びたいような、
奇々怪々で、
しかし凄まじく美しい物語を、
私ネーさ、何度も読み返しましたよ。
『紙の動物園』とともに
絶対に読み逃がしてはいけない傑作です!
「ちゅうごくのォ、おはなしだけれどォ~…」
「ぐるるるがるるるるぐる!」(←訳:日本にもありそうなお話!)
レイ・ブラッドベリさんの作品が好きな活字マニアさんに、
ぜひともおすすめしたい御本です。
ファンタジーとも、
ミステリともホラーとも読み取れる、
優雅な新世代SF作品は、
たぶん2015年のベスト本候補の一冊!
皆さま、
本屋さんで、図書館で、探してみてくださいね~♪