「こんにちわッ、テディちゃでス!
ことしもォ~さがしてまスゥ!」
「がるる!ぐるるるるーるぅ!」(←訳:虎です!ハンドクリームぅ!)
こんにちは、ネーさです。
今年は暖冬……だと報じられていますが、
いややっぱりハンドクリームは必需品です!
強力な新製品はないかなぁ~と
ドラッグストアをハシゴした後は、
はい、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― のっけから失礼します ――
著者は三浦しをん さん、2019年8月に発行されました。
月刊誌『BAILA』に連載されたエッセイ60編と、
書き下ろしエッセイ5編で構成されています。
前回記事で御紹介しました
P・メイルさん著『南仏プロヴァンスの25年』は
ハーブの花が香るかのような
叙情的さわやかエッセイ……と見せて、
実は笑いの要素も
ちゃあんと忍び込ませてありました。
そうして、こちらの、
三浦さんのエッセイは――
「むふふッ!」
「ぐるるっ!」
ええ、もちろん心配はいりません。
湯水のごとく
注ぎ入れられた《笑》は、
もう、ページの縁から溢れ、零れんばかり!
「ぱふふッ! がまんッできないィ~でス!」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:顔がニヤけるぅ!)
そうなのよね、
ポーカーフェイスは、到底ムリ。
通勤通学の列車内で読み始めたら、
わはは♪
と、声に出して笑ってしまうことは確実の
危険な御本なんです。
「おすすめはァ~」
「ぐるっ!」(←訳:これッ!)
親不知(おやしらず)を抜くべく、
某大学病院へ行った三浦さんの担当医となったのは、
『イケメンでSっ気の感じられる』ドクターでした。
そのドクターを三浦さんは密かに、
ドSドクター、
略してDDと呼びますが……
DDを信頼して大丈夫なのだろうか。
経験値とか、
腕前とか、
どうなのだろう?と
三浦さんの不安はいや増してゆきます。
はたして、抜歯の首尾は……?
「つづきがァ、ありまス!」
「がっるるぐる!」(←訳:こっちも壮絶!)
はい、某大学病院での苦闘譚には
続編もあるんです。
DDに左上の親不知を抜いてもらった後は、
右上の親不知の抜歯が
三浦さんを待っていたのでした。
今回の執刀医はニュードクター、
略してND。
なれど、
このNDさんはイケメンの割にヘボ……あら失礼、
いえつまり、歯の位置がビミョーでして、
引っ張れど叩けど、
頑丈な親不知くんはいっかな抜けず……。
「たッ、たすけてェ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:体力の限界!)
疲労と恐怖で息も絶え絶えの三浦さん……
そこへ救いの手が!
ニュードSドクター、
略してNDDの登場です!
「ぬッ、ぬけたァ~!」
「がっるぅ!」(←訳:やったぁ!)
『DDの助手』、
その姉妹編である
『抜歯涅槃(ねはん)図』は、
お腹の皮が捩れる傑作です♪
でもね、笑い一色、
という訳でもないんですよ。
『あぶれる』
と題した一編では、
歌舞伎『三人吉三(さんにんきちさ)』への
深遠な洞察と、
切ない共感が記されています。
「ちょッとォ、しんみりィ~…」
「ぐるがるるるぅる!」(←訳:泣き笑いしちゃう!)
《巻末おまけ書き下ろし》の
『もふもふパンダ紀行』も、
爆笑確定の楽しさ!
和歌山県のアドベンチャーワールドに
女子パンダにモテまくる男子パンダがいる!と聞き、
三浦さんと編集者さんは
現場、いえ、現地へ急行します。
目当ては、当然ながら、
かわいいかわいい子パンダ♪
「あえまスかッ?」
「がるるるぐるるっ♫」(←訳:会えるといいなっ♫)
アドベンチャーワールドの門をくぐった
三浦さんが目にしたものは……?
どこどこまでも《笑》が詰まり放題の
愉快痛快なエッセイ集、
全活字マニアさんにおすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ことしもォ~さがしてまスゥ!」
「がるる!ぐるるるるーるぅ!」(←訳:虎です!ハンドクリームぅ!)
こんにちは、ネーさです。
今年は暖冬……だと報じられていますが、
いややっぱりハンドクリームは必需品です!
強力な新製品はないかなぁ~と
ドラッグストアをハシゴした後は、
はい、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― のっけから失礼します ――
著者は三浦しをん さん、2019年8月に発行されました。
月刊誌『BAILA』に連載されたエッセイ60編と、
書き下ろしエッセイ5編で構成されています。
前回記事で御紹介しました
P・メイルさん著『南仏プロヴァンスの25年』は
ハーブの花が香るかのような
叙情的さわやかエッセイ……と見せて、
実は笑いの要素も
ちゃあんと忍び込ませてありました。
そうして、こちらの、
三浦さんのエッセイは――
「むふふッ!」
「ぐるるっ!」
ええ、もちろん心配はいりません。
湯水のごとく
注ぎ入れられた《笑》は、
もう、ページの縁から溢れ、零れんばかり!
「ぱふふッ! がまんッできないィ~でス!」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:顔がニヤけるぅ!)
そうなのよね、
ポーカーフェイスは、到底ムリ。
通勤通学の列車内で読み始めたら、
わはは♪
と、声に出して笑ってしまうことは確実の
危険な御本なんです。
「おすすめはァ~」
「ぐるっ!」(←訳:これッ!)
親不知(おやしらず)を抜くべく、
某大学病院へ行った三浦さんの担当医となったのは、
『イケメンでSっ気の感じられる』ドクターでした。
そのドクターを三浦さんは密かに、
ドSドクター、
略してDDと呼びますが……
DDを信頼して大丈夫なのだろうか。
経験値とか、
腕前とか、
どうなのだろう?と
三浦さんの不安はいや増してゆきます。
はたして、抜歯の首尾は……?
「つづきがァ、ありまス!」
「がっるるぐる!」(←訳:こっちも壮絶!)
はい、某大学病院での苦闘譚には
続編もあるんです。
DDに左上の親不知を抜いてもらった後は、
右上の親不知の抜歯が
三浦さんを待っていたのでした。
今回の執刀医はニュードクター、
略してND。
なれど、
このNDさんはイケメンの割にヘボ……あら失礼、
いえつまり、歯の位置がビミョーでして、
引っ張れど叩けど、
頑丈な親不知くんはいっかな抜けず……。
「たッ、たすけてェ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:体力の限界!)
疲労と恐怖で息も絶え絶えの三浦さん……
そこへ救いの手が!
ニュードSドクター、
略してNDDの登場です!
「ぬッ、ぬけたァ~!」
「がっるぅ!」(←訳:やったぁ!)
『DDの助手』、
その姉妹編である
『抜歯涅槃(ねはん)図』は、
お腹の皮が捩れる傑作です♪
でもね、笑い一色、
という訳でもないんですよ。
『あぶれる』
と題した一編では、
歌舞伎『三人吉三(さんにんきちさ)』への
深遠な洞察と、
切ない共感が記されています。
「ちょッとォ、しんみりィ~…」
「ぐるがるるるぅる!」(←訳:泣き笑いしちゃう!)
《巻末おまけ書き下ろし》の
『もふもふパンダ紀行』も、
爆笑確定の楽しさ!
和歌山県のアドベンチャーワールドに
女子パンダにモテまくる男子パンダがいる!と聞き、
三浦さんと編集者さんは
現場、いえ、現地へ急行します。
目当ては、当然ながら、
かわいいかわいい子パンダ♪
「あえまスかッ?」
「がるるるぐるるっ♫」(←訳:会えるといいなっ♫)
アドベンチャーワールドの門をくぐった
三浦さんが目にしたものは……?
どこどこまでも《笑》が詰まり放題の
愉快痛快なエッセイ集、
全活字マニアさんにおすすめです。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪