「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうもォ、かくちでェまんいんッおんれいィ!」
「がるる!ぐるるる~♪」(←訳:虎です!めでたや~♪)
こんにちは、ネーさです。
第2節を迎えたラグビーのトップリーグは、
今週末も盛況だったようですね。
そして、トップチャレンジリーグで現役最終戦を闘った
トンプソン・ルークさんに感謝の拍手を送りつつ、
さあ、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 思わず考えちゃう ――
著者はヨシタケシンスケさん、2019年3月に発行されました。
『りんごかもしれない』『りゆうがあります』
『もうぬげない』『このあと どうしちゃおう』
『あるかしら書店』などの作品で
絵本に関する国内外の賞をかっさらいまくっている
著者・ヨシタケさん初のエッセイ集がこちらです。
「しゅッぱつてんはァ~」
「ぐるるがるるぐるるるる!」(←訳:そんなこともあろうかと!)
大人気の絵本作家・ヨシタケさん。
机に向かって絵を描き、
絵本を作ってゆく作業の他に、
“講演会みたいな”お仕事を
することもあります。
「いいなァ~、それッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:聴いてみたい!)
人前で、お話をする。
簡単なようで、難しいお仕事です。
テーマや段取りを決め、
緊張を押し隠し、
流れるようにお喋りをして、
よし! これでお終い!
ありがとうございました!
という時点で、ハッと気付くのは。
わっ!
まだ30分もあまってる!
「さんじゅッぷんッ??」
「ぐるがるるる!」(←訳:それ余り過ぎ!)
どうしよう、30分!
何か喋らなくちゃ!
でも何を? ええと、えーと??
と、パニックになる前に。
そんなこともあろうかと、
ヨシタケさんが用意しておいたものがありました。
日頃、持ち歩いているスケジュール帳に、
描き溜めているスケッチ。
これをスライドショーにして
お客さんに観ていただき、
《こないだ、こんなスケッチをしました。
それはこんなことがあったから。
こんなことを思ったからです。》
と、解説をするんです。
「にゃははッ♪ ゆかいィゆかいッ!」
「がる~る!」(←訳:楽し~い!)
場合にとっては、
講演会のトーク本編よりも
喜んでもらえたりするイラスト解説をまとめ、
出来上がったのがこの御本『思わず考えちゃう』です。
第1章『ついつい考えちゃう』
第2章『父だから考えちゃう』
第3章『ねむくなるまで考えちゃう』
という具合に、
いつでも考えちゃうヨシタケさんの
目と心を惹きつけるのは。
「なにげないィけどォ~」
「ぐるるるがるる!」(←訳:意味深な出来事!)
“もう脱いでいいですか”の一言から、
ヘミングウェイのエピソードへ。
ラーメン屋さんで、
アメをもらった子の嬉しそうな顔。
「わらッちゃッたりィ!」
「がるぐるる!」(←訳:感心したり!)
私ネーさが大好きなのは、
『くつ』
と題されたスケッチのお話です。
お母さんが、
小っちゃい子を抱っこして歩いてゆく――
ヨシタケさんが見ていると、
男の子の靴が片方、
ぽとっと落ちてしまいました。
お母さんは気付かない。
男の子は気付いているけれども、
まだ喋れる年齢ではないので、
遠ざかってゆく自分の靴を
ずーっと見ている……。
御自身も育児をしているヨシタケさんにとって、
それは衝撃的な光景でした。
うちでも、片っぽの靴がなくなったりするけど、
そうか、こういうことだったのか。
“事件”が起きたその瞬間、
生の現場を見られた!
嬉しい!
「そッそれでそれでッ?」
「ぐる?」(←訳:靴は?)
はい、ご安心くださいな、
“別の見ていた方が拾ってあげたんで
事なきを得ました”
のだそうです。
「ふゥ! よかッたでス!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:いろいろめでたい!)
《ささいなことにへこむけど、
ささいなことで救われる》
と語るヨシタケさん。
ささいな、
でも、とても大切な日々のスケッチの解説物語は、
ヨシタケさんのファンの方々はもちろん、
エッセイ好きな方々、
アート本好きな方々にもおすすめですよ。
書店さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♪
きょうもォ、かくちでェまんいんッおんれいィ!」
「がるる!ぐるるる~♪」(←訳:虎です!めでたや~♪)
こんにちは、ネーさです。
第2節を迎えたラグビーのトップリーグは、
今週末も盛況だったようですね。
そして、トップチャレンジリーグで現役最終戦を闘った
トンプソン・ルークさんに感謝の拍手を送りつつ、
さあ、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 思わず考えちゃう ――
著者はヨシタケシンスケさん、2019年3月に発行されました。
『りんごかもしれない』『りゆうがあります』
『もうぬげない』『このあと どうしちゃおう』
『あるかしら書店』などの作品で
絵本に関する国内外の賞をかっさらいまくっている
著者・ヨシタケさん初のエッセイ集がこちらです。
「しゅッぱつてんはァ~」
「ぐるるがるるぐるるるる!」(←訳:そんなこともあろうかと!)
大人気の絵本作家・ヨシタケさん。
机に向かって絵を描き、
絵本を作ってゆく作業の他に、
“講演会みたいな”お仕事を
することもあります。
「いいなァ~、それッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:聴いてみたい!)
人前で、お話をする。
簡単なようで、難しいお仕事です。
テーマや段取りを決め、
緊張を押し隠し、
流れるようにお喋りをして、
よし! これでお終い!
ありがとうございました!
という時点で、ハッと気付くのは。
わっ!
まだ30分もあまってる!
「さんじゅッぷんッ??」
「ぐるがるるる!」(←訳:それ余り過ぎ!)
どうしよう、30分!
何か喋らなくちゃ!
でも何を? ええと、えーと??
と、パニックになる前に。
そんなこともあろうかと、
ヨシタケさんが用意しておいたものがありました。
日頃、持ち歩いているスケジュール帳に、
描き溜めているスケッチ。
これをスライドショーにして
お客さんに観ていただき、
《こないだ、こんなスケッチをしました。
それはこんなことがあったから。
こんなことを思ったからです。》
と、解説をするんです。
「にゃははッ♪ ゆかいィゆかいッ!」
「がる~る!」(←訳:楽し~い!)
場合にとっては、
講演会のトーク本編よりも
喜んでもらえたりするイラスト解説をまとめ、
出来上がったのがこの御本『思わず考えちゃう』です。
第1章『ついつい考えちゃう』
第2章『父だから考えちゃう』
第3章『ねむくなるまで考えちゃう』
という具合に、
いつでも考えちゃうヨシタケさんの
目と心を惹きつけるのは。
「なにげないィけどォ~」
「ぐるるるがるる!」(←訳:意味深な出来事!)
“もう脱いでいいですか”の一言から、
ヘミングウェイのエピソードへ。
ラーメン屋さんで、
アメをもらった子の嬉しそうな顔。
「わらッちゃッたりィ!」
「がるぐるる!」(←訳:感心したり!)
私ネーさが大好きなのは、
『くつ』
と題されたスケッチのお話です。
お母さんが、
小っちゃい子を抱っこして歩いてゆく――
ヨシタケさんが見ていると、
男の子の靴が片方、
ぽとっと落ちてしまいました。
お母さんは気付かない。
男の子は気付いているけれども、
まだ喋れる年齢ではないので、
遠ざかってゆく自分の靴を
ずーっと見ている……。
御自身も育児をしているヨシタケさんにとって、
それは衝撃的な光景でした。
うちでも、片っぽの靴がなくなったりするけど、
そうか、こういうことだったのか。
“事件”が起きたその瞬間、
生の現場を見られた!
嬉しい!
「そッそれでそれでッ?」
「ぐる?」(←訳:靴は?)
はい、ご安心くださいな、
“別の見ていた方が拾ってあげたんで
事なきを得ました”
のだそうです。
「ふゥ! よかッたでス!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:いろいろめでたい!)
《ささいなことにへこむけど、
ささいなことで救われる》
と語るヨシタケさん。
ささいな、
でも、とても大切な日々のスケッチの解説物語は、
ヨシタケさんのファンの方々はもちろん、
エッセイ好きな方々、
アート本好きな方々にもおすすめですよ。
書店さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね♪