「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむぐゥ! かゆいィ~!」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!シバつくぅ!)
こんにちは、ネーさです。
昨日から急に強まったのは
目のゴロゴロ感、充血、痒み……
ああ、とうとう花粉のシーズンが来てしまったようです。
アレルギー体質の御方は注意してくださいね。
では、点眼薬を片手に、
本日の読書タイムは、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪
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―― だれかに話したくなる あやしい植物図鑑 ――
監修は菅原久夫(すがわら・ひさお)さん、
絵は白井匠(しらい・たくみ)さん、クリハラタカシさん、
2019年7月に発行されました。
本来はチビっ子のために書かれた御本だけど
大人が読んでも充分以上に面白い科学ノンフィクション作品です。
花粉とはまた別種の“植物パワー”が
この一冊に凝縮されていますよ。
「しょくぶつッてェ~」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:侮れないんだから!)
植物って、地味……じゃない!
《動けない》のじゃなくて《動かない》!
食べられているのは《わざと》!
そもそも植物がいないと
息さえできない!
と、植物たちの数々の特性が
御本の冒頭部分に記されていますが――
「ごもッともォ、なのでス!」
「がるるぐるるるがる!」(←訳:酸素はボクらの命綱!)
実質、地球の支配者は
植物なのじゃないか?
そう、地球は植物に牛耳られてる!
それなら、世界の黒幕=植物のことを
もっと知っておこう!
そんなコンセプトのもと、
どんぐりのコロ太郎くんをナビゲーターに、
さまざまな植物が登場するこの御本は、
第1章『強すぎて、あやしい』
第2章『見た目が、あやしい』
第3章『やりすぎで、あやしい』
第4章『意味がわからなくて、あやしい』
という4つの章から構成されていて、
いやもう、凄いわ!
これ何なの?
知らなかった!初耳だよ!な植物の、
なんと多いこと!
「おそろしいィでスゥ……!」
「ぐるっるぅがるるる!」(←訳:近寄っちゃダメだよ!)
いわゆるヒッツキムシの最強バージョンといえる
『ライオンゴロシ』は、
文字通り、ライオンにも余裕で勝利する、
硬いトゲを持つ実。
リンゴに似た実をつける『マンチール』は、
“世界一危険な植物”としてギネスに登録中。
植物は動かない……とは限らず、
西部劇の映像でしばしば見かける
牧草のボールみたいなものは、
『タンブルウィード』という植物。
タネをばらまきながら
ときには時速100㎞超で移動する。
箒のような姿かたちの
『ウォーキングパーム』も、
1年間に10㎝程度の鈍速だけれど、
動くんです。
ゆらり、ゆらり、と
光のある方へ……。
「あううゥ~!」
「がるーるぐっるるる!」(←訳:ホラーになってきた!)
いーえ、
怖いばかりじゃないのよ。
まるでヒーロー!
将来は人類を救ってくれるかも?な植物もいます。
そのひとつが、私たちもよく知る
『パパイヤ』。
パパイヤの種には、
ワサビと同じ成分だという
イソチオシアネートが含まれています。
イソチオシアネートは、
実を食べる虫を追い払うためのもの、
ではあるのですが、
近年の研究で判明したのは
“がんの原因となる物質を無毒化する”効果がある!?!
「えええェ~ッ!」
「ぐるるる??」(←訳:どゆことっ??)
しかも、腰痛・肩こり・目の疲れ、
血管を守って心臓発作を防ぐ効果もある??
やけど、ニキビ、アトピーにも効く???
……パパイヤって、
そんなにフルパワーな植物だったの……!!
「ううゥ、どきどきィしてきましたでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:未知の世界だ!)
よく知っているつもりでいたけど、
実はまったくの未知の世界、
謎と不思議に満ちている
植物たちの宇宙。
植物って何なのかを
真剣に考えさせられるこの御本、
チビッ子ちゃんたちよりも、
むしろ大人の方々におすすめしたい快作です。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
むむぐゥ! かゆいィ~!」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!シバつくぅ!)
こんにちは、ネーさです。
昨日から急に強まったのは
目のゴロゴロ感、充血、痒み……
ああ、とうとう花粉のシーズンが来てしまったようです。
アレルギー体質の御方は注意してくださいね。
では、点眼薬を片手に、
本日の読書タイムは、
こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

―― だれかに話したくなる あやしい植物図鑑 ――
監修は菅原久夫(すがわら・ひさお)さん、
絵は白井匠(しらい・たくみ)さん、クリハラタカシさん、
2019年7月に発行されました。
本来はチビっ子のために書かれた御本だけど
大人が読んでも充分以上に面白い科学ノンフィクション作品です。
花粉とはまた別種の“植物パワー”が
この一冊に凝縮されていますよ。
「しょくぶつッてェ~」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:侮れないんだから!)
植物って、地味……じゃない!
《動けない》のじゃなくて《動かない》!
食べられているのは《わざと》!
そもそも植物がいないと
息さえできない!
と、植物たちの数々の特性が
御本の冒頭部分に記されていますが――
「ごもッともォ、なのでス!」
「がるるぐるるるがる!」(←訳:酸素はボクらの命綱!)
実質、地球の支配者は
植物なのじゃないか?
そう、地球は植物に牛耳られてる!
それなら、世界の黒幕=植物のことを
もっと知っておこう!
そんなコンセプトのもと、
どんぐりのコロ太郎くんをナビゲーターに、
さまざまな植物が登場するこの御本は、
第1章『強すぎて、あやしい』
第2章『見た目が、あやしい』
第3章『やりすぎで、あやしい』
第4章『意味がわからなくて、あやしい』
という4つの章から構成されていて、
いやもう、凄いわ!
これ何なの?
知らなかった!初耳だよ!な植物の、
なんと多いこと!
「おそろしいィでスゥ……!」
「ぐるっるぅがるるる!」(←訳:近寄っちゃダメだよ!)
いわゆるヒッツキムシの最強バージョンといえる
『ライオンゴロシ』は、
文字通り、ライオンにも余裕で勝利する、
硬いトゲを持つ実。
リンゴに似た実をつける『マンチール』は、
“世界一危険な植物”としてギネスに登録中。
植物は動かない……とは限らず、
西部劇の映像でしばしば見かける
牧草のボールみたいなものは、
『タンブルウィード』という植物。
タネをばらまきながら
ときには時速100㎞超で移動する。
箒のような姿かたちの
『ウォーキングパーム』も、
1年間に10㎝程度の鈍速だけれど、
動くんです。
ゆらり、ゆらり、と
光のある方へ……。
「あううゥ~!」
「がるーるぐっるるる!」(←訳:ホラーになってきた!)
いーえ、
怖いばかりじゃないのよ。
まるでヒーロー!
将来は人類を救ってくれるかも?な植物もいます。
そのひとつが、私たちもよく知る
『パパイヤ』。
パパイヤの種には、
ワサビと同じ成分だという
イソチオシアネートが含まれています。
イソチオシアネートは、
実を食べる虫を追い払うためのもの、
ではあるのですが、
近年の研究で判明したのは
“がんの原因となる物質を無毒化する”効果がある!?!
「えええェ~ッ!」
「ぐるるる??」(←訳:どゆことっ??)
しかも、腰痛・肩こり・目の疲れ、
血管を守って心臓発作を防ぐ効果もある??
やけど、ニキビ、アトピーにも効く???
……パパイヤって、
そんなにフルパワーな植物だったの……!!
「ううゥ、どきどきィしてきましたでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:未知の世界だ!)
よく知っているつもりでいたけど、
実はまったくの未知の世界、
謎と不思議に満ちている
植物たちの宇宙。
植物って何なのかを
真剣に考えさせられるこの御本、
チビッ子ちゃんたちよりも、
むしろ大人の方々におすすめしたい快作です。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪