「こんにちわッ、テディちゃでス!
どうなるゥ~さいしゅうゥかいィ??」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!予測不可能~!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『麒麟がくる』もついに、
残すは最終回のみ!となりました。
激動の一年を完走した俳優さん&スタッフさんに
特大の拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの新書作品を、どうぞ~♪

―― 女たちの本能寺 ――
著者は楠戸義昭(くすど・よしあき)さん、
2020年9月に発行されました。
天正10年(1582年)6月2日――
その日を境に、
“時代”と”時勢“が一変したのは、
誰の目にも明らかだったことでしょう。
「ほんのうじィのォ、へんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:信長公没す!)
京の本能寺にて織田信長公が、
そして新二条御所にて
信長公の嫡子・信忠さんが
明智の軍勢に討たれ、
“天下”は明智光秀さんのものに。
この《本能寺の変》を、
クーデターと呼ぶべきか、
テロと呼ぶべきなのか、
判然としませんが、
ひとつ、言えることは。
「おおぜいのォ、うんめいィ!」
「がるぐるがる!」(←訳:根底から崩壊!)
《本能寺の変》という事件が起きたために、
多くの人びとは生活の土台を失います。
とりわけ、
一瞬にして何もかも奪われ、
未来を閉ざされたような思いをしたのは、
織田家の、
そして明智家の女性たち。
著者・楠戸さんは、
まず『序章』で
《本能寺の変》前後の社会の転変を
鮮やかに総括し、
本文では、
第一章『濃姫(のうひめ)』
第二章『煕子(ひろこ)』
第三章『御妻木(おつまき)』
第四章『お鍋の方』
第五章『お市の方』
第六章『細川ガラシャ』
第七章『春日局(かすがのつぼね)』
と、7人の女性の生涯を
取り上げてゆきます。
「むむゥ? おつまきィさんッ??」
「ぐるがぅる?」(←訳:それだぁれ?)
そうね、この七人のうち、
最も認知度が低く、
それでいて最も重要性が高いのは、
御妻木さんだわね。
御妻木さんは、
明智光秀さんの妹であり、
信長公の側室にして
相談役をも務めていた、という女性です。
「ええええッ!」
「がるるるぐるる??」(←訳:そんな人いたの??)
私ネーさも初めて聞いたときは
仰天しましたよ。
信長公の側室の何人かは
家臣の血族出身だと知ってはいたんですけど、
光秀さんの妹が
(義妹との説もあり)、
側室で、相談役だったなんて……!
『麒麟がくる』には
なぜか登場しない御妻木さん、
実在の人物であることは確かなようで、
ただ、現存する資料が少ないらしいわ。
おそらく、これからさらに
研究が進められるのでしょうけれど。
「くわしくゥ~しりたいィ!」
「ぐるるるがるるるる?」(←訳:どんな人なのかなあ?)
お鍋(なべ)の方を主人公とする第四章にも、注目です。
彼女もまた、
信長公の側室でありました、が……
《本能寺の変》後、
お鍋の方を待っていたのは
数奇極まる日々。
その原因は……秀吉さん?
「ぐむむむゥ!
いかりがァ、ふつふつゥ!」
「がぅるぐぅるるる!」(←訳:フェアじゃないぞ!)
《本能寺の変》がもたらした、
数え切れない悲劇と、
悲劇に翻弄されるひとの姿。
歴史好きな活字マニアさんに、
時代小説すきな方々にも
おすすめしたい新書です。
書店さんで、図書館で、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
どうなるゥ~さいしゅうゥかいィ??」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!予測不可能~!)
こんにちは、ネーさです。
大河ドラマ『麒麟がくる』もついに、
残すは最終回のみ!となりました。
激動の一年を完走した俳優さん&スタッフさんに
特大の拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの新書作品を、どうぞ~♪

―― 女たちの本能寺 ――
著者は楠戸義昭(くすど・よしあき)さん、
2020年9月に発行されました。
天正10年(1582年)6月2日――
その日を境に、
“時代”と”時勢“が一変したのは、
誰の目にも明らかだったことでしょう。
「ほんのうじィのォ、へんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:信長公没す!)
京の本能寺にて織田信長公が、
そして新二条御所にて
信長公の嫡子・信忠さんが
明智の軍勢に討たれ、
“天下”は明智光秀さんのものに。
この《本能寺の変》を、
クーデターと呼ぶべきか、
テロと呼ぶべきなのか、
判然としませんが、
ひとつ、言えることは。
「おおぜいのォ、うんめいィ!」
「がるぐるがる!」(←訳:根底から崩壊!)
《本能寺の変》という事件が起きたために、
多くの人びとは生活の土台を失います。
とりわけ、
一瞬にして何もかも奪われ、
未来を閉ざされたような思いをしたのは、
織田家の、
そして明智家の女性たち。
著者・楠戸さんは、
まず『序章』で
《本能寺の変》前後の社会の転変を
鮮やかに総括し、
本文では、
第一章『濃姫(のうひめ)』
第二章『煕子(ひろこ)』
第三章『御妻木(おつまき)』
第四章『お鍋の方』
第五章『お市の方』
第六章『細川ガラシャ』
第七章『春日局(かすがのつぼね)』
と、7人の女性の生涯を
取り上げてゆきます。
「むむゥ? おつまきィさんッ??」
「ぐるがぅる?」(←訳:それだぁれ?)
そうね、この七人のうち、
最も認知度が低く、
それでいて最も重要性が高いのは、
御妻木さんだわね。
御妻木さんは、
明智光秀さんの妹であり、
信長公の側室にして
相談役をも務めていた、という女性です。
「ええええッ!」
「がるるるぐるる??」(←訳:そんな人いたの??)
私ネーさも初めて聞いたときは
仰天しましたよ。
信長公の側室の何人かは
家臣の血族出身だと知ってはいたんですけど、
光秀さんの妹が
(義妹との説もあり)、
側室で、相談役だったなんて……!
『麒麟がくる』には
なぜか登場しない御妻木さん、
実在の人物であることは確かなようで、
ただ、現存する資料が少ないらしいわ。
おそらく、これからさらに
研究が進められるのでしょうけれど。
「くわしくゥ~しりたいィ!」
「ぐるるるがるるるる?」(←訳:どんな人なのかなあ?)
お鍋(なべ)の方を主人公とする第四章にも、注目です。
彼女もまた、
信長公の側室でありました、が……
《本能寺の変》後、
お鍋の方を待っていたのは
数奇極まる日々。
その原因は……秀吉さん?
「ぐむむむゥ!
いかりがァ、ふつふつゥ!」
「がぅるぐぅるるる!」(←訳:フェアじゃないぞ!)
《本能寺の変》がもたらした、
数え切れない悲劇と、
悲劇に翻弄されるひとの姿。
歴史好きな活字マニアさんに、
時代小説すきな方々にも
おすすめしたい新書です。
書店さんで、図書館で、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪