テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ お城、拝見! ~

2021-02-20 23:32:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わァおゥ! おめでとうゥございまスゥ~!」
「がるる!ぐっるぅ!」(←訳:虎です!やったぁ!)

 こんにちは、ネーさです。
 大坂なおみさんが2度目の全豪制覇!
 準優勝のブレイディーさんにも
 盛大な拍手を!
 今後の会見やフォトセッションを
 楽しみにしながら(あるのかな?)、
 さあ、週末の読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
    ―― 世界の美しい お城と宮殿 ――



 ワン・パブリッシング社より、
 2020年12月に発行されました。
 『The World Beautiful Castles and Palaces』と
 英語題名が付されています。

「てんしゅゥかくッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:物見やぐら!)
「いしがきィ!」

 天守に物見櫓に石垣……というのは
 日本のお城では定番ですが、
 この御本で紹介されているのは、

 Ⅰ【北ヨーロッパ】
 Ⅱ【西ヨーロッパ】
 Ⅲ【東ヨーロッパ】
 Ⅳ【南ヨーロッパ】
 Ⅴ【アジア】

 と、5つのエリアごとに分けられた
 70の名城と名宮殿です。

 ヨーロッパのお城に
 石垣や物見櫓は……
 あら? ないこともない、わね?

「きほんはァ、いしづくりィ!」
「がるぐっるる!」(←訳:塔もいっぱい!)

 北ヨーロッパ編に登場するのは、
 英国やアイルランド、
 デンマークのお城たち。

 これはもう、『マクベス』の世界でしょう。
 どこか荒涼とした周囲の自然も、
 シェイクスピアさんっぽいわ♪

 対照的に華やかなのは、
 西ヨーロッパ編の、フランス……
 ヴェルサイユ宮殿や
 フォンテーヌブロー宮殿の写真から
 脳裏に浮かんでくるのは、
 漫画『ベルサイユのばら』、
 デュマさんの『三銃士』!

「かわりだねもォ、ありまスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:古そうで新しい!)

 19世紀、
 バイエルン(現在のドイツ南部)王国を中心に
 なぜか城郭建築ブームが?

 バイエルン王ルードヴィヒ2世が造った
 ノイシュヴァンシュタイン城(64~67ページ)は
 とても有名ですけれど、
 ドイツ南西部の町リヒテンシュタインにも
 一風変わったお城があるんですよ。

 リヒテンシュタイン城は、
 1802年に廃城となり、
 狩猟用の館が建てられるも、
 その後、
 ヴュルテンブルク大公
 ヴィルヘルム・フォン・ウラッハさんが
 改めてお城を建築。

 それが、御本の表紙にもなっていますね、
 崖の上にそびえる
 ネオ・ゴシック様式のリヒテンシュタイン城です。

「ふうゥ! おしろォづくりィはァ~」
「がるるる?」(←訳:万人の夢?)

 他にも、
 東ヨーロッパでは
 ドラキュラ城のモデルとされる
 ルーマニアのブラン城(94ページ)、
 南ヨーロッパでは
 イスラム建築の最高峰と讃えられる
 アルハンブラ宮殿(108ページ)など、
 “絵になる“お城たちが
 取り上げられています。

 120ページには
 日本のお城もピックアップされていますが、
 さて、それがどのお城なのかは、
 読んでのお楽しみ、ということで。

「うふふッ♪」
「ぐるるっ♫」

 歴史好きさんに、
 歴史小説好きな活字マニアさんに、
 おすすめのビジュアルブックです。
 書店さんのアート本コーナーで
 探してみてくださいね~♪
 

 

    では、ここで週末のオマケ画像も!
   
    カルディコーヒーファームさんで見つけたのは、
    イタリア『ザイ―ニ社』さんのチョコラート
    《クレミーノ》!
    「くりィ~みィ!」
    「がっるるぐるる!」(←訳:ナッツの味わい!)
    美味しいおやつにホッとしつつ、
    皆さま、どうか穏やかな休日を。
  
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする