「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむッ? しもばしらァ、はッけんなのでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!踏んで遊ぼう~!)
こんにちは、ネーさです。
霜柱をつま先でつついたり、
雪だるまを作ったりするのは、
冬ならではの“遊び“ですね。
本日の読書タイムも、
“遊び“ごころたっぷりなこちらの御本を、
さあ、どうぞ~♪
―― 鳥獣戯画と絵巻物 ――
監修は山本聡美(やまもと・さとみ)さん、
2021年1月に発行されました。
『日本の文化を発信!』と副題が付されています。
「おおッ! かえるゥさんッ!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:ウサギさんも~!)
日本が誇る貴重な国宝が、
今春、東京国立博物館平成館にて展示されます。
題して、
特別展《国宝 鳥獣戯画のすべて》!
期間は2021年4月13日~5月30日……
本来は、2020年7月~8月に
開催される予定でしたが、
新型コロナウィルス感染症の影響に伴い、
2021年に変更となりました。
「またァ、だいこんざつゥしそうゥ!」
「が~るぐる?」(←訳:長~い行列?)
いえ、それがね、
今回の展覧会では、
オンライン予約制を導入して、
チケットはすべて日時指定になるらしいわ。
チケットの販売と購入の詳細に関しては
2021年3月以降に発表、
とのことですので、
お出掛けしたい方々は
東京国立博物館の特設ページを
こまめにチェックしてくださいな。
さて、話を本題に戻して、
『鳥獣戯画と絵巻物』ですが、
実は、この御本、
ジャンルとしては
“児童書”なんです。
「あはァ! それでェ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:振り仮名があるんだ!)
ええ、本文中の、ちょっと難しい漢字には
ルビが振られています。
正直に言っちゃいますと、
ルビにけっこう助けられました♪
この御本で紹介されているのは、
『鳥獣戯画』を筆頭に、
『源氏物語絵巻』
『信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎえまき)』
『伴大納言絵巻(ばんだいなごんえまき)』
『玄奘三蔵絵(げんじょうさんぞうえ)』
『鼠草子絵巻(ねずみのそうしえまき』
『酒伝童子絵巻(しゅてんどうじえまき)』
と、日本美術を代表する名作絵巻物なのですが、
いずれも中世以前の作品ですので、
人名など名詞の読み方にクセがあります。
例を挙げますと、
『飛行夜叉』は『ひぎょうやしゃ』、
『尼公』は『あまぎみ』……
「うむむゥ~!」
「がるるるる!」(←訳:ややこしや!)
ややこしい読み方も、
ルビがあれば、ストレスフリー。
すらすら読めてしまいます。
そして、本文の後半、
《絵巻物から絵本へ》
《絵とことばで表現する新しいスタイル》
という2つのパートでは、
絵巻が絵本へと形態を変え、
それがマンガへと変遷してゆく過程が
テンポよく描かれていますよ。
「ほくさいィまんがッ!」
「ぐるる!」(←訳:写し絵!)
「かみしばいィ!」
『黄金バット』や
『正チャンの冒険』、
『鉄腕アトム』、
『かぐや姫の物語』――
時代を超え、
マンガ、さらにはアニメーションへ、
受け継がれてゆく
絵巻物の精神。
アート好きな活字マニアさんに、
大人諸氏にも
少年少女さんたちにも、
おすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪
うむッ? しもばしらァ、はッけんなのでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!踏んで遊ぼう~!)
こんにちは、ネーさです。
霜柱をつま先でつついたり、
雪だるまを作ったりするのは、
冬ならではの“遊び“ですね。
本日の読書タイムも、
“遊び“ごころたっぷりなこちらの御本を、
さあ、どうぞ~♪
―― 鳥獣戯画と絵巻物 ――
監修は山本聡美(やまもと・さとみ)さん、
2021年1月に発行されました。
『日本の文化を発信!』と副題が付されています。
「おおッ! かえるゥさんッ!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:ウサギさんも~!)
日本が誇る貴重な国宝が、
今春、東京国立博物館平成館にて展示されます。
題して、
特別展《国宝 鳥獣戯画のすべて》!
期間は2021年4月13日~5月30日……
本来は、2020年7月~8月に
開催される予定でしたが、
新型コロナウィルス感染症の影響に伴い、
2021年に変更となりました。
「またァ、だいこんざつゥしそうゥ!」
「が~るぐる?」(←訳:長~い行列?)
いえ、それがね、
今回の展覧会では、
オンライン予約制を導入して、
チケットはすべて日時指定になるらしいわ。
チケットの販売と購入の詳細に関しては
2021年3月以降に発表、
とのことですので、
お出掛けしたい方々は
東京国立博物館の特設ページを
こまめにチェックしてくださいな。
さて、話を本題に戻して、
『鳥獣戯画と絵巻物』ですが、
実は、この御本、
ジャンルとしては
“児童書”なんです。
「あはァ! それでェ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:振り仮名があるんだ!)
ええ、本文中の、ちょっと難しい漢字には
ルビが振られています。
正直に言っちゃいますと、
ルビにけっこう助けられました♪
この御本で紹介されているのは、
『鳥獣戯画』を筆頭に、
『源氏物語絵巻』
『信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎえまき)』
『伴大納言絵巻(ばんだいなごんえまき)』
『玄奘三蔵絵(げんじょうさんぞうえ)』
『鼠草子絵巻(ねずみのそうしえまき』
『酒伝童子絵巻(しゅてんどうじえまき)』
と、日本美術を代表する名作絵巻物なのですが、
いずれも中世以前の作品ですので、
人名など名詞の読み方にクセがあります。
例を挙げますと、
『飛行夜叉』は『ひぎょうやしゃ』、
『尼公』は『あまぎみ』……
「うむむゥ~!」
「がるるるる!」(←訳:ややこしや!)
ややこしい読み方も、
ルビがあれば、ストレスフリー。
すらすら読めてしまいます。
そして、本文の後半、
《絵巻物から絵本へ》
《絵とことばで表現する新しいスタイル》
という2つのパートでは、
絵巻が絵本へと形態を変え、
それがマンガへと変遷してゆく過程が
テンポよく描かれていますよ。
「ほくさいィまんがッ!」
「ぐるる!」(←訳:写し絵!)
「かみしばいィ!」
『黄金バット』や
『正チャンの冒険』、
『鉄腕アトム』、
『かぐや姫の物語』――
時代を超え、
マンガ、さらにはアニメーションへ、
受け継がれてゆく
絵巻物の精神。
アート好きな活字マニアさんに、
大人諸氏にも
少年少女さんたちにも、
おすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪