「こんにちわッ、テディちゃでス!
ほわァ~♪ ぬくいィ~♫」
「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!気温上昇~!)
こんにちは、ネーさです。
朝はブルルッで、昼間はポカポカ……
この気温の変動っぷりに、やったぜ!と
春到来を実感しながら、
さあ、本日はちょこっと目先を変えて、
↓こちらの映画作品を、どうぞ~!
―― ダ・ヴィンチは誰に微笑む ――
監督はアントワーヌ・ヴィトキーヌさん、
日本では2021年11月に公開されました。
原題は『The Savoir For Sale』、
2022年2月27日現在、
関東では『シネマ・ジャック&ベティ』(横浜)、
『シネマテークたかさき』(群馬)で公開されています。
「ちょうへんッえいがッ!」
「ぐるるぅるるぅるがる!」(←訳:ノンフィクションだよ!)
2017年――
或る美術品が、4億5000万ドル(約510億円)という
世界最高額で落札されました。
『Salvator Mundi(サルヴァトール・ムンディ)』。
レオナルド・ダ・ヴィンチさん作とされる絵画です。
「どこにィ~あるのッ??」
「がるぐるるるる!」(←訳:只今行方不明中!)
レオナルドさん作、と鑑定されているとはいえ、
未だ疑問も多いこの作品に、
4億5000万ドルという莫大なお金を
ポイっと支払った落札者とは、何者か。
それはアラブの王族――
某国の皇太子さまの意向を受けた
アブダビ文化観光省であろうと
オークション終了直後から囁かれていました。
『サルヴァトール・ムンディ』は中東へ移送され、
オープンしたばかりのアブダビルーブル美術館で
大々的に公開されるのだろうと。
「ところがァ~…」
「ぐるがるっる??」(←訳:全部嘘だった??)
アブダビ文化観光省などというお役所は、
存在しなかった……!
『サルヴァトール・ムンディ』が
アブダビルーブルで公開される兆しすらない……!
レオナルドさん没後500年を記念する特別展への
『サルヴァトール・ムンディ』出展の密約を交わしていたという
パリルーヴル美術館の首脳陣は、
もう呆然……!
「むなしいィ~…」
「がるぐる~…」(←訳:脱力だね~…)
1500年頃、フランス王ルイ12世のために
描いたと言われる
『サルヴァトール・ムンディ』――
『世界の救世主』と名付けられた作品は、
数百年の時を経て、
ようやく日の目を見たと思う間もなく、
闇の中に逆戻り。
私ネーさが数週間前にネットで読んだ記事には、
『サルヴァトール・ムンディ』は
アラブの富豪のヨットから
スイスの私設美術館へ
運び込まれたらしいとありましたが……
この時期に?
よりにもよって、
欧州で戦争が起きるかもしれないこの時期に、
永世中立国スイスへ?
「あやしィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:怪し過ぎる!)
絵は、何処に消えたのか。
『サルヴァトール・ムンディ』の真贋と売買をめぐる
映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』は、
5月にブルーレイ/DVDが発売予定です。
アート好きな方々、
レオナルドさんのファンの方々は、
ぜひ、チェックしてくださいね♪