「こんにちわッ、テディちゃでス!
らいしゅうゥはァ、どこォでスかァ~?」
「がるる!ぐるっるがるる!」(←訳:虎です!出張っていいね!)
こんにちは、ネーさです。
2024年冬季のベストドラマは『#居酒屋 新幹線2』かも?
今度はどこへ日帰り出張するのかしら?と次回を楽しみにしながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― シャーロック・ホームズの凱旋 ――
著者は森見登美彦(もりみ・とみひこ)さん、
2024年1月に発行されました。
『The Triumphant Return of Sherlock Holmes』と英語題名が付されています。
「ひゃあッ! でたァッ!」
「ぐるるるるがるるぐる!」(←訳:有り得ないものが出た!)
いやースゴイわ!
物語の舞台は、ヴィクトリア朝京都!
名探偵シャーロック・ホームズさんの下宿先は、
寺町通221B!
ワトソン先生は下鴨神社界隈に診療所を開設しようとして……
って、もう!
著者・森見さんの発想力にやられた!
いや、どんどんやってくれい!
と拍手また拍手!でございます。
「まさかのォ~にッぽんッ!」
「がるるるぐーるるるる!」(←訳:日本国のホームズさん!)
頬が緩んでしまうのを抑えられぬまま、
期待満々で本文へと進んでゆけば、
あら。ワトソン博士による『プロローグ』がありましたよ。
……え?
なんですって?
スランプ……?
「ええッ??」
「ぐるるるっ??」
ワトソン博士は語ります。
どんなプロフェッショナルにも、失敗があり、挫折があり、
不遇の時代がある。
それは名探偵シャーロック・ホームズも例外ではないのだと。
いったいこれはどういうことかと、
私たち読み手は途方に暮れざるを得ません。
ホームズさんが、スランプ?
せっかく、世にも美しい京都という都市に拠点を得たというのに、
何かが彼の、名探偵の活動を阻害している?
はらはらしながら、さらにページを捲ってゆけば、
意外な出来事、意外な事件が次々と……?
「もどッてきてよゥ、めいたんていィさんッ!」
「がるるぐる~!」(←訳:寂しいよう~!)
不遇の日々に終わりはあるのか。
暗黒のスランプ期を、ホームズさんは脱け出せるのか。
そして、ホームズさんを見守るワトソン博士は……?
森見さんのファンの方々はもちろん、
暗記するほど《聖典》のホームズ作品を読んでます!
というミステリマニアさんにも
おすすめの一冊ですよ。
なお、本屋さんによっては、
この御本のための特別なカバーを用意してくださっていて、
はい、↑こ~んな感じで、
↑こうなって、
↑こうなりました!
「めいたんていのォ、よこがおにィ~」
「ぐる!」(←訳:竹林!)
本屋さんの新刊コーナーで、
皆さま、ぜひ、探してみてくださいね~♪