「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪ぶりんぐゥ~ばんばんッぼんッ♪」
「がるる!ぐるがっるぅるる~♫」(←訳:虎です!つい歌っちゃうよ~♫)
こんにちは、ネーさです。
Creepy Nutsさんの新曲『Bling-Bang-Bang-Born』が
国内外でチャート上昇中!
私たちもブリンバンバンボンと口遊みながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 日本の化粧の変遷100年 ――
監修は資生堂ビューティークリエイションセンターの皆さん、
2023年11月に発行されました。
1920年代から現代まで――
日本女性のメイクがどのように移り変わって来たか、
写真・イラスト・図版等でずら~りと並べられると、
これはなかなかの壮観ですね。
「まままッ、まゆげッ!」
「ぐっるるがる~!」(←訳:すっごく違う~!)
1920年代の、細い眉。
1930年代の、あでやかなアーチ眉。
現在の、直線に近いようなラインの眉とは大いに異なる眉は、
それぞれの時代の象徴でしょうか。
きっと1920年代以前も、時代や国ごとに
いろんな眉があったんだろうな~と
想像したくなりますが、
御本の冒頭の
『人はなぜ化粧をするのか』
という文章の中では、
意外な”歴史の真実”が明かされています。
――かつて、化粧のトップランナーは男性だった――
「ふァ??」
「がるる??」(←訳:男性が??)
化粧品の生産が容易になり、
市民の手に届くような値段で販売されるよりも
前のこと。
“化粧は日々のたしなみ“を実践していたのは、
権力者たち特権階級でした。
その好例として、本文16ページに掲載されているのが、
フランス王ルイ14世の肖像画。
貴族社会の頂点に在った王さまのご尊顔は……
なるほど、これはノーメイクじゃないわね。
「けいさんッされてまスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:カツラも衣装も!)
産業革命を経て、
大衆のものとなった化粧は、
男性から女性のものへと変化してゆきます。
そして、
たかが化粧、と軽視されていた状態から、
化粧は健康に必要なものである、と
社会の認識も変容を遂げました。
「こころのけんこうゥ、だいじでス!」
「がるるぐるがるる!」(←訳:紫外線にも要注意!)
女性のものとなり、
いまや性別など関係なくなってゆく、化粧。
20世紀のメイクが多数紹介されているこの御本の中で、
大転換点はここかな?
と私ネーさが考えたのは、
1950’sの化粧でした。
目尻キリッ、力強い眉の線は、
オードリー・ヘップバーンさんのスタイル。
「かッこいいィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:見惚れるよね!)
新たな変換点は、いつ、どこで?
どんな《顔》=化粧が私たちを魅了するのか?
コスメマニアさんはもちろん、
映画好き&歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめの一冊です。
『ローマの休日』や『サブリナ』を思い浮かべつつ、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪