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「……テディちゃ、これ、なんてよむんだァ?
ぱすい、かな?」
「わきゃんないよゥ、ユキノジョー。
ぱすいィでェ、いいんじゃないィ?」
……違いますっ、ぱ、じゃありませんっ!!(←怒!)
「あッ、ネーさ! ぱ、じゃないィのォ?」
「ぱ、じゃなきゃ、なんなんだー?」
は、ですっ!
さあ、御紹介いたしますから、謹聴なさいね。
あらためまして、こちらを、どうぞ~!
―― 川瀬巴水 木版画集 ――
著者は川瀬巴水(かわせ・はすい)さん、’09年5月に発行されました。
『Kawase Hasui Woodblock Prints』と
英題が付されています。
何はともあれ、めでたいわ!
テディちゃ、ユキノジョー、拍手を!
「はくしゅゥ?
えェ~とォ、ぱちぱちぱちィ~」
「なんだかわかんないけど、ぱちぱちぱち~」
実はこの、川瀬さんの画集が発行されたこと、
しかも《日本語版》!が発行されたということは
画期的な出来事なんです。
1883年(明治16年)東京市に生まれた巴水さん、
大正から昭和にかけて
《新版画》と呼称される多色刷木版画を制作し、
日本の美しい風景を画の中に写し取った版画家さんでした。
近年、急速に再評価が進んでおりますが、
悲しいことに長い間、
半ば忘れられたアーティストさんだったのです……
「えェ~? こんなにィ、きれいィなのにィ?」
「だよなっ?」
川瀬巴水さんの画に賛嘆を惜しまなかったのは、
日本人ではなく、
外国のひとびと。
ですから、
巴水さんの版画集が欲しい!と思い立っても、
日本国内で出版された画集は……え? ない?
たまに開催される展覧会の図録がある、という程度で、
専門的な、優れた印刷による画集は
流通していませんでした。
巴水さんの画集を入手したかったら……洋書屋さんへ!
アムステルダムで発行されている御本が
唯一の画集である――そんな状況だったのです。
「ふむふむッ!
でもォ、ここでやッとォ!」
「にほんごばんが、でたんだな!」
はい、その通り!
日本語の作品解説、略年譜、
作品リスト、巴水さんの随筆も併載された御本が
完成したんです!
まことに、めでたい~!
「ぱちぱちぱちィ!」
「よっ! にっぽんいち~っ!」
川瀬巴水さんの版画の特徴は、
なんといっても、ブルーの絶妙な美しさ。
本物の版画にはなかなかお目にかかれませんから、
この御本でぜひ、巴水さんのブルーに触れてみてください。
一度見たら、もう絶対に忘れられなくなります!
「ふァいッ! おなまえェもォ、おぼえたでスゥ!」
「ぱ、じゃなくてェ、は!」
ぱすい、かな?」
「わきゃんないよゥ、ユキノジョー。
ぱすいィでェ、いいんじゃないィ?」
……違いますっ、ぱ、じゃありませんっ!!(←怒!)
「あッ、ネーさ! ぱ、じゃないィのォ?」
「ぱ、じゃなきゃ、なんなんだー?」
は、ですっ!
さあ、御紹介いたしますから、謹聴なさいね。
あらためまして、こちらを、どうぞ~!
―― 川瀬巴水 木版画集 ――
著者は川瀬巴水(かわせ・はすい)さん、’09年5月に発行されました。
『Kawase Hasui Woodblock Prints』と
英題が付されています。
何はともあれ、めでたいわ!
テディちゃ、ユキノジョー、拍手を!
「はくしゅゥ?
えェ~とォ、ぱちぱちぱちィ~」
「なんだかわかんないけど、ぱちぱちぱち~」
実はこの、川瀬さんの画集が発行されたこと、
しかも《日本語版》!が発行されたということは
画期的な出来事なんです。
1883年(明治16年)東京市に生まれた巴水さん、
大正から昭和にかけて
《新版画》と呼称される多色刷木版画を制作し、
日本の美しい風景を画の中に写し取った版画家さんでした。
近年、急速に再評価が進んでおりますが、
悲しいことに長い間、
半ば忘れられたアーティストさんだったのです……
「えェ~? こんなにィ、きれいィなのにィ?」
「だよなっ?」
川瀬巴水さんの画に賛嘆を惜しまなかったのは、
日本人ではなく、
外国のひとびと。
ですから、
巴水さんの版画集が欲しい!と思い立っても、
日本国内で出版された画集は……え? ない?
たまに開催される展覧会の図録がある、という程度で、
専門的な、優れた印刷による画集は
流通していませんでした。
巴水さんの画集を入手したかったら……洋書屋さんへ!
アムステルダムで発行されている御本が
唯一の画集である――そんな状況だったのです。
「ふむふむッ!
でもォ、ここでやッとォ!」
「にほんごばんが、でたんだな!」
はい、その通り!
日本語の作品解説、略年譜、
作品リスト、巴水さんの随筆も併載された御本が
完成したんです!
まことに、めでたい~!
「ぱちぱちぱちィ!」
「よっ! にっぽんいち~っ!」
川瀬巴水さんの版画の特徴は、
なんといっても、ブルーの絶妙な美しさ。
本物の版画にはなかなかお目にかかれませんから、
この御本でぜひ、巴水さんのブルーに触れてみてください。
一度見たら、もう絶対に忘れられなくなります!
「ふァいッ! おなまえェもォ、おぼえたでスゥ!」
「ぱ、じゃなくてェ、は!」
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