「こんにちわッ、テディちゃでス!
はなよりィ~だんごッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!ボクも団子で!)
こんにちは、ネーさです。
東京でサクラ開花を観測!のニュースがありましたが、
さて、活字マニアの皆さまは
“花派”でしょうか、“ダンゴ派”でしょうか?
本日の読書タイムは、
きっとダンゴ派に違いない!と思われる方々の作品を
ずらり並べたアンソロジーブックを、さあ、実食いたしましょう~♪
―― うっとり、チョコレート ――
編者は杉田淳子さん、武藤正人さん、2017年1月に発行されました。
《おいしい文藝》シリーズの一冊であるこの御本のテーマは、
いうまでもなく――
「ちょッこれェ~とゥ!」
「ぐるるる~!」(←訳:だよねえ~!)
チョコレート、ショコラ。
どう読んでも構わないんですけど、
どうにもこうにも美味しくってたまらないあの食べものを、
かくも大勢の作家さんが愛しておられるとは、
同じショコラ好きとして嬉しくなりますね♪
はい、先ずは『もくじ』を御覧ください。
著者さんのお名前をちょっとだけ挙げますと、
村上春樹さん、片岡義男さん、中島らもさん、
森茉莉さん、江國香織さん、開高健さん、東海林さだおさん……
「あれッ? いがいとォ?」
「がるぐる!」(←訳:男性多し!)
ええ、そうなのよね。
甘いモノ苦手なんです、という男性は
いまや少数派なのかしら?
作家の浅田次郎さんに至っては、エッセイ作品
『《義理チョコ》とは何か』の
第一行目からして、↓こうです!
バレンタインデーが近付くと、
私の胸は少年のようにときめく。
「とッ、ときめきィ??」
「ぐるっ??」(←訳:なぜっ??)
むろん、愛の告白を期待しているわけではない。
チョオレートが大好きなだけである。
「きゃほゥ!わきゃりまスゥ!」
「がるるる~!」(←訳:同好の士~!)
数行を読んだだけで、
以前から浅田さんのファンである私ネーさ、
いっそう大ファンになってしまいましたよ。
また、開高健さんも
『美味・珍味・奇味・怪味・媚味・魔味・幻味・幼味・妖味・天味』で
甘いもので特筆大書したいのが、チョコレートだ
と断言しています。さらに、
精神の疲労はアルコールを求め、
肉体の疲労は甘味を求める
とも。
「うゥむゥ!わきゃるのでス……!」
「ぐるるるがる!」(←訳:異議なしです!)
バレンタインとホワイトデーの
甘くて苦い思い出を語る伊集院光さん。
チョコレートの歴史を語る辻静雄さん。
楠田枝里子さんはチョコの長所を力説し、
田沢竜次さんはチョコレートの系譜を綴り、
西加奈子さんはデートとのエピソードを思い出す。
そして、
作家さん・著名人さんたちが
チョコレートにかける情熱にニヤニヤしながら
巻末にまで読み進んだ方々は、
そこで、
「えッ?」
「がるる!」(←訳:これは!)
と、目を瞠るかもしれません。
御本のいちばん最後に収められているのは――
小川未明さん著『狼とチョコレート』。
「わおおゥ!」
「ぐるる!」(←訳:童話だ!)
『赤い蝋燭と人魚』『月夜と眼鏡』の小川未明さんが
チョコレートの物語を描くと……?
「こうなりィましたッ!」
「がるる~♪」(←訳:うふふ~♪)
ショコラ好きな活字マニアさんにとっては
ただもう幸福な一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひぜひ、探してみてくださいね♪
はなよりィ~だんごッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!ボクも団子で!)
こんにちは、ネーさです。
東京でサクラ開花を観測!のニュースがありましたが、
さて、活字マニアの皆さまは
“花派”でしょうか、“ダンゴ派”でしょうか?
本日の読書タイムは、
きっとダンゴ派に違いない!と思われる方々の作品を
ずらり並べたアンソロジーブックを、さあ、実食いたしましょう~♪
―― うっとり、チョコレート ――
編者は杉田淳子さん、武藤正人さん、2017年1月に発行されました。
《おいしい文藝》シリーズの一冊であるこの御本のテーマは、
いうまでもなく――
「ちょッこれェ~とゥ!」
「ぐるるる~!」(←訳:だよねえ~!)
チョコレート、ショコラ。
どう読んでも構わないんですけど、
どうにもこうにも美味しくってたまらないあの食べものを、
かくも大勢の作家さんが愛しておられるとは、
同じショコラ好きとして嬉しくなりますね♪
はい、先ずは『もくじ』を御覧ください。
著者さんのお名前をちょっとだけ挙げますと、
村上春樹さん、片岡義男さん、中島らもさん、
森茉莉さん、江國香織さん、開高健さん、東海林さだおさん……
「あれッ? いがいとォ?」
「がるぐる!」(←訳:男性多し!)
ええ、そうなのよね。
甘いモノ苦手なんです、という男性は
いまや少数派なのかしら?
作家の浅田次郎さんに至っては、エッセイ作品
『《義理チョコ》とは何か』の
第一行目からして、↓こうです!
バレンタインデーが近付くと、
私の胸は少年のようにときめく。
「とッ、ときめきィ??」
「ぐるっ??」(←訳:なぜっ??)
むろん、愛の告白を期待しているわけではない。
チョオレートが大好きなだけである。
「きゃほゥ!わきゃりまスゥ!」
「がるるる~!」(←訳:同好の士~!)
数行を読んだだけで、
以前から浅田さんのファンである私ネーさ、
いっそう大ファンになってしまいましたよ。
また、開高健さんも
『美味・珍味・奇味・怪味・媚味・魔味・幻味・幼味・妖味・天味』で
甘いもので特筆大書したいのが、チョコレートだ
と断言しています。さらに、
精神の疲労はアルコールを求め、
肉体の疲労は甘味を求める
とも。
「うゥむゥ!わきゃるのでス……!」
「ぐるるるがる!」(←訳:異議なしです!)
バレンタインとホワイトデーの
甘くて苦い思い出を語る伊集院光さん。
チョコレートの歴史を語る辻静雄さん。
楠田枝里子さんはチョコの長所を力説し、
田沢竜次さんはチョコレートの系譜を綴り、
西加奈子さんはデートとのエピソードを思い出す。
そして、
作家さん・著名人さんたちが
チョコレートにかける情熱にニヤニヤしながら
巻末にまで読み進んだ方々は、
そこで、
「えッ?」
「がるる!」(←訳:これは!)
と、目を瞠るかもしれません。
御本のいちばん最後に収められているのは――
小川未明さん著『狼とチョコレート』。
「わおおゥ!」
「ぐるる!」(←訳:童話だ!)
『赤い蝋燭と人魚』『月夜と眼鏡』の小川未明さんが
チョコレートの物語を描くと……?
「こうなりィましたッ!」
「がるる~♪」(←訳:うふふ~♪)
ショコラ好きな活字マニアさんにとっては
ただもう幸福な一冊です。
本屋さんで、図書館で、
ぜひぜひ、探してみてくださいね♪