テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 見逃しません、常設展示! ~

2024-02-19 22:04:17 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 うんうんッ、みどりィおねえさんッ、ぐッじょぶゥ!」

「がるる!ぐるがるるるぐるる!」(←訳:虎です!辞書編纂室の新戦力!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 NHK BSの新ドラマ『舟を編む』、面白かった~!

 来週放送の第2回はどんなストーリーに……?

 ワクワク度を高めながら、さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 常設展へ行こう! ――

 

 

 取材・文・構成は奥野武範(おくの・たけのり)さん、

 2023年12月に発行されました。

 ウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』に連載した内容を

 書籍用に再編集・アップデート!とのことで、

 《常設展示》への愛情と愛着が

 いっそう燃え上がっていますよ。

 

「じょうせつゥてんッ……!」

「ぐるがるるぐる~…」(←訳:地味なんだよね~…)

 

 上野の東京国立博物館、国立西洋美術館などで

 数ヶ月ごとに開催される特別展や企画展は、

 華やかな広告、ポスター等で彩られ、

 専用のSNSまで立ち上げられて、時間指定チケットは完売、!

 という状態も珍しくありませんが、

 その頃、常設展示室では。

 

「しずかァなのでスゥ~…」

「がるるるぐるる~…」(←訳:お客さん少ない~…)

 

 そう、パッと見では

 “人気がない”ようにも思われる

 美術館の常設展示室。

 しかし、実はここにこそ美術館の宝がある!

 と力説するのは、

 美術館の学芸員&研究員さんたちです。

 

 常設展示を観賞すれば、

 創設者さんが掲げる理念、美術館設立の経緯や、

 志向と嗜好、専門とする分野、今後の計画など、

 その美術館の本質が見えてくる――

 ここを観賞しないで帰っちゃうなんて、

 ああ、もったいない!

 

「ふァいッ! けんがくゥしましょゥ~!」

「ぐるるがるぐる!」(←訳:体力が続く限り!)

 

 “我が常設展示“について

 奥野さんと熱く語り合うのは、

 『東京国立博物館』

 『東京都現代美術館』

 『横浜美術館』

 『アーティゾン美術館』

 『東京国立近代美術館』

 『群馬県立館林美術館』

 『大原美術館』

 『DIC川村記念美術館』

 『青森県立美術館』

 『富山県美術館』

 『ポーラ美術館』

 『国立西洋美術館』

 のスタッフさんと、ゲストさん。

 

 『名刀』と呼ばれるか否かは、

 刀身の刃文がイケメンであるかどうかが決め手!

 なんていうお話や、

 

 武者小路実篤さんが

 彫刻家のロダンさんにお手紙と浮世絵30点を送ったら

 ロダンさんは小さな彫刻を送り返してくれた!

 

 群馬県立館林美術館には、

 シロクマじゃないシロクマもいる!

 

「くまッ?」

「がるるぐるるっ?」(←訳:何クマですかっ?)

 

 群馬県立館林美術館で大人気なのは、

 ロダンさんのアシスタントをしていたこともある

 フランスの彫刻家フランソワ・ポンポンさんの

 《シロクマ》の大理石像♪

 

 もうホントに可愛い彫像なんですけど、

 実は。

 

 この像には、合金バージョンもあって、

 同じ《シロクマ》なのに印象が大違いなんです。

 展示室でまず合金バージョンを観てしまったお客さんは、

 あれ?あれれ?と頭の中は《?》だらけ。

 

「うふふッ!」

「ぐるるるがるる~」(←訳:白い方がいいな~)

 

 また、コラム『謎めく東博の等伯』では

 “なぜ長谷川等伯は一時的にせよ無名となったのか“

 の疑問を大胆かつ鋭く推理!

 論文にして正式発表していただきたい傑作です!

 

「むむゥ! おもしろォすぎるゥ!」

「がっるぐっる~!」(←訳:もっと語って~!)

 

 あ、横浜美術館に関しては、

 改修のために休館していましたけれど、

 この春、いよいよリニューアルオープン!

 横浜美術館の常設展示室がどう変わっているか、

 楽しみでなりません。

 

 巻末の、和田彩花さんによるエッセイ

 『パリ常設展探訪記』まで、

 常設展示をめぐる愉快なエピソードが

 ぎっしり詰まった一冊は、

 美術館大好きな方々の必携本ですよ。

 アート好きな活字マニアさんも、

 ぜひ、覗いてみてくださいね~♪

  

 

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~ 《顔》と、時代と。 ~

2024-02-18 22:05:48 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ♪ぶりんぐゥ~ばんばんッぼんッ♪」

「がるる!ぐるがっるぅるる~♫」(←訳:虎です!つい歌っちゃうよ~♫)

 

 こんにちは、ネーさです。

 Creepy Nutsさんの新曲『Bling-Bang-Bang-Born』が

 国内外でチャート上昇中!

 私たちもブリンバンバンボンと口遊みながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 日本の化粧の変遷100年 ――

 

 

 監修は資生堂ビューティークリエイションセンターの皆さん、

 2023年11月に発行されました。

 1920年代から現代まで――

 日本女性のメイクがどのように移り変わって来たか、

 写真・イラスト・図版等でずら~りと並べられると、

 これはなかなかの壮観ですね。

 

「まままッ、まゆげッ!」

「ぐっるるがる~!」(←訳:すっごく違う~!)

 

 1920年代の、細い眉。

 1930年代の、あでやかなアーチ眉。

 現在の、直線に近いようなラインの眉とは大いに異なる眉は、

 それぞれの時代の象徴でしょうか。

 

 きっと1920年代以前も、時代や国ごとに

 いろんな眉があったんだろうな~と

 想像したくなりますが、

 御本の冒頭の

 『人はなぜ化粧をするのか』

 という文章の中では、

 意外な”歴史の真実”が明かされています。

 

  ――かつて、化粧のトップランナーは男性だった――

 

「ふァ??」

「がるる??」(←訳:男性が??)

 

 化粧品の生産が容易になり、

 市民の手に届くような値段で販売されるよりも

 前のこと。

 

 “化粧は日々のたしなみ“を実践していたのは、

 権力者たち特権階級でした。

 

 その好例として、本文16ページに掲載されているのが、

 フランス王ルイ14世の肖像画。

 貴族社会の頂点に在った王さまのご尊顔は……

 なるほど、これはノーメイクじゃないわね。

 

「けいさんッされてまスゥ!」

「ぐるるるがるる!」(←訳:カツラも衣装も!)

 

 産業革命を経て、

 大衆のものとなった化粧は、

 男性から女性のものへと変化してゆきます。

 そして、

 たかが化粧、と軽視されていた状態から、

 化粧は健康に必要なものである、と

 社会の認識も変容を遂げました。

 

「こころのけんこうゥ、だいじでス!」

「がるるぐるがるる!」(←訳:紫外線にも要注意!)

 

 女性のものとなり、

 いまや性別など関係なくなってゆく、化粧。

 

 20世紀のメイクが多数紹介されているこの御本の中で、

 大転換点はここかな?

 と私ネーさが考えたのは、

 1950’sの化粧でした。

 目尻キリッ、力強い眉の線は、

 オードリー・ヘップバーンさんのスタイル。

 

「かッこいいィ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:見惚れるよね!)

 

 新たな変換点は、いつ、どこで?

 どんな《顔》=化粧が私たちを魅了するのか?

 

 コスメマニアさんはもちろん、

 映画好き&歴史好きな活字マニアさんにも

 おすすめの一冊です。

 『ローマの休日』や『サブリナ』を思い浮かべつつ、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ 海辺でピアノを ~

2024-02-17 22:04:47 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 じゃくさァさんッ、やッたでスねッ!」

「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!順調だぞ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 JAXAさんの新型国産ロケット『H3』2号機打ち上げ成功!

 小型光学衛星『CE-SAT-IE』をはじめとする衛星の分離も順調!

 全力で拍手を送った後は、

 さあ、今週末は読書をサボり、展覧会情報もサボって、

 ↓こちらの映画情報を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― ピアノ・レッスン ――

 

 

 監督・脚本はジェーン・カンピオンさん、

 1993年に制作されました。

 英語原題は『The Piano』、

 第46回カンヌ国際映画祭ではパルムドールと女優賞を受賞、

 第66回アカデミー賞では脚本賞・主演女優賞・助演女優賞と

 3部門で受賞を果たした歴史的な作品が、

 公開30周年を記念して

 4Kデジタルリマスター化&再上映されますよ!

 

「ぱちぱちぱちィ~!」

「ぐるる~!」(←訳:嬉しい~!)

  

 時代は、19世紀の中頃でしょうか――

 遠くスコットランドからニュージーランドへ、

 娘のフローラさんと一台のピアノを伴って

 エイダさんはやって来ました。

 入植するため、ではなく、

 会ったこともない男性と結婚するために。

 けれど、結婚相手は、ピアノの運搬を許してくれない……

 生命にも等しいピアノ、

 浜辺に置き去りにされたピアノを取り戻そうと、

 エイダさんが選択した“方法“は――

 

 ストーリーも映像も素晴らしいこの作品を、

 さらに高みへ連れてゆくのは、

 マイケル・ナイマンさんによる音楽です。

 映画を未見の方々も、

 ナイマンさんの音楽を聴けば、

 ああ、これ!と思い当たるに違いない名曲ですよ。

 

「だいすきィ~なのでス!」

「がるぐるるるるる~…」(←訳:耳に残るんだよね~…)

 

 4Kリマスター版『ピアノ・レッスン』の公開は、

 3月22日から!

 映画マニアさんも映画音楽好きな御方も、

 春休みはぜひ、映画館へお出掛けしてみてくださいね~♪

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も!

   

   『ブルボン』さんの

   《ふんわりオムレット 薫るさくら抹茶風味》が

   本日のおやつですよ。

   「ほんわかァ~さくらのォかほりィ!」

   「ぐるがる~!」(←訳:春色だね~!)

   今日は寒い?いや温い!あ、やっぱり少し寒い?

   と、感覚大混乱の2月半ば……

   皆さま、風邪に警戒怠りなく、

   穏やかな休日をお過ごしくださいな♪

 

 

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~ 黒い雲にも、倒れず、挫けず ~

2024-02-16 22:05:25 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 まじめェさァ~んッ!」

「がるる!ぐるがるるる~!」(←訳:虎です!期待してるよ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 NHK BSで2月18日夜10時から放送開始となるのは

 三浦しをんさん原作のドラマ『舟を編む』(全10話)!

 予約録画の手続きを完了したら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― 歌われなかった海賊へ ――

 

 

 著者は逢坂冬馬(あいさか・とうま)さん、

 2023年10月に発行されました。

 2021年に刊行され、2022年度の本屋大賞を受賞した

 デビュー作『同志少女よ、敵を撃て』から2年……

 新たな物語の舞台となるのは、

 ドイツ、です。

 

「むむゥ! てきこくゥ、でスねッ?」

「ぐるるがるる!」(←訳:国境の反対側!)

 

 『同志少女よ、敵を撃て』で

 図らずも狙撃手となったソヴィエトの少女たちの敵国――

 ドイツ。

 

 しかし、物語は第二次世界大戦当時のドイツではなく、

 現代のドイツから始まります。

 

 郊外の町で、教師の仕事に就いている

 クリスティアン・ホルンガッハ―さんは、

 机の上に山と積まれたレポート用紙に、思わずため息……。

 

 『この市と戦争』という課題は、

 21世紀のいま、もう意味のないものなのだろうか。

 

「これはァ、こぴィーだしィ?」

「がっるるるぐる?」(←訳:こっちのはAI?)

 

 生徒たちのレポートは、

 ウィキの文章をコピペしたものや、

 AIを利用したものがぞろぞろ。

 毎年ずっと続けてきた課題ではあるけれど、

 もう止め頃なのかもしれない、と気落ちした時。

 

 一片のレポート紙に記された名前が、

 ホルンガッハ―さんの眼を惹き付けました。

 

 フランツ・アランベルガー……?

 

「ききおぼえェ、あるのでスゥ!」

「ぐるるがるるるるっる?」(←訳:どこで聞いたんだっけ?)

 

 記憶はたちまち蘇ります。

 祖母だ、祖母のアマーリエが幾度か口にしていた名前だ、

 祖母はアランベルガーという人物を嫌い、

 警戒してるようだった……

 でも、いったいなぜ……?

 

 レポートの採点をいったん切り上げ、

 帰路を歩くホルンガッハ―さんの足は自然と

 アランベルガー氏の家へ向かいました。

 

「ちいさなァおうちィ~でス!」

「がるるぐるるるるるる!」(←訳:掃除は行き届いてるよ!)

 

 アランベルガーさんとの会話、

 渡された書物から、

 ホルンガッハ―さんの目前に広がってゆくのは、

 かつての『この市』の姿。

 

 大戦末期の、国が迷妄に陥ったような時期、

 体制に反抗する少年集団がいたこと。

 無数の、地域によってばらばらの不良集団から成る

 『エーデルヴァイス海賊団』

 と呼ばれる少年たちがいたこと。

 

「せんそうちゅうのォ、どいつゥにィ??」

「ぐるる!」(←訳:海賊団!)

 

 『同志少女よ、敵を撃て』では

 狙撃手という性質上、戦争の最前線の過酷な情景が

 たびたび描写されました。

 対して、この『歌われなかった海賊へ』では、

 いわゆる“銃後“の地が中心になります。

 

 “銃後“……そこに残酷な戦闘はない、ように見えるけれども、

 戦争は容赦なく、抜け目なく、

 忍び入ってきては平穏な町の日常を壊してゆく。

 そんな魔手に、

 『エーデルヴァイス海賊団』の若者たちは、

 どのような《声》を挙げるのか。

 

 シリアスな命題を抱えつつも、

 エンタな要素も忘れない逢坂さんの最新作は、

 全活字マニアさんにおすすめしたい力作です。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ カタチもコトバも、イノチも超えて ~

2024-02-15 22:05:34 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 じわじわァ~ッとォ、きてるかもッ?」

「がるる!ぐるるがるるる?」(←訳:虎です!枝先がぼんやり?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 急に気温が上がったせいでしょうか、

 近所の早咲きのサクラの樹が、うっすら春色に?

 もうすぐ咲き始めちゃうのかな?とドキドキしながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― ツレが『ひと』ではなかった ――

 

 

 著者は川森博司(かわもり・ひろし)さん、

 2023年12月に発行されました。

 『異類婚姻譚案内』と副題が付されています。

 

 昔むか~し……で始まる昔話に、

 たびたび登場するのが、

 『異類婚姻譚』あるいは『異類婚』と呼ばれる物語です。

 

 ツレ――すなわちパートナーが、

 人間……とは、ちょっと、いや、だいぶ違う??

 

「ゆうづるゥ~!」

「ぐるるがる~!」(←訳:美女と野獣~!)

 

 ええ、『異類婚姻譚』を描いた物語には何があるだろうかと

 アタマの中で数えてみれば、

 その多さに驚かされます。

 

 “女房“もしくは“嫁“が『異類』なのは、

 『夕鶴』のベースである『鶴女房』を筆頭に、

 羽衣伝説で名高い『天人女房』、

 浦島太郎さんの『竜宮女房』……

 

 “夫“もしくは“婿“が『異類』なのは、

 ボーモン夫人(フランス)の『美女と野獣』、

 遠野物語の『オシラサマ』、

 などが知られていますね。

 

 この枠内に、著者・川森さんは“新しい物語”も注ぎ入れました。

 

 『崖の上のポニョ』は、

 『異類婚姻譚』!

 だって、ポニョって人魚でしょ?

 

「おおおッ!」

「がるるるぐるる!」(←訳:言われてみれば!)

 

 萩原浩さんの小説『金魚姫』も、

 泉鏡花さんの戯曲『天守物語』と『海神別荘』も、

 小泉八雲さんの『雪女』も、

 それに古典の『竹取物語』も、

 『一寸法師』も、

 み~んな『異類婚』。

 

 まさに御本の題名通り、

 『ツレがひとではなかった』物語は、

 私たちのごく身近な場所に

 今も昔もころんころんと転がっているようです。

 

「えほんでェ、よみきかせッ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:アニメに映画!)

 

 いのちの形の違いをものともせず、

 結ばれた恋人たちの、運命は、その後の日々は。

 

 本文の、

 1章『動物との婚姻』

 2章『異界(異郷)の者との婚姻』

 3章『異形の者との婚姻』

 4章『異類婚姻から見る人間社会』、

 そして

 巻頭の『はじめに』と

 巻末の『おわりに』で

 著者・川森さんが考察する

 『異類婚』の意味、

 世界各地の『異類婚姻譚』の多様なあり方は、

 実に読み応えがありますよ。

 

 モノクロではありますが、

 図版も多数収録されているので、

 民俗学・文化人類学好きな方々、

 アート好きな方々も、

 昔話をこよなく愛する活字マニアさんにも

 激おすすめの一冊です。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

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~ 黄昏と闇へ、旅の一歩を ~

2024-02-14 22:05:25 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はッぴィ~ばれんたいんッ!」

「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!幸あれ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 バレンタインのために特設されたチョコレート売場も、

 今日2月14日まで……

 ショコラ好きとしては、一年中このままで!と思ったりしながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― となりの百怪見聞録 1 ――

 

 

 著者は綿貫芳子(わたぬき・よしこ)さん、

 2023年4月に発行されました。

 『百怪見聞録』は『ひゃっかいけんぶんろく』とお読み下さいね。

 

「……おそろしィ~よかんッ、するのでスゥ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:もしやこれは!)

 

 ふふふ、そうなんです、

 カンのよい方々は《怪》の一字からお解りでしょう、

 この御本は、強いて言うなら、

 “ホラーコミック“ジャンルの作品なんですよ。

 

 とはいえ、

 スプラッタ系ではなく、

 ファンタジー系ホラー寄りなので、安心して、

 いえ、あんまり安心は出来ませんが、

 そ~っと覗いてみることにしましょう。

 

 それは、“或る夜“の出来事から始まりました……

 

「あううううゥ!」

「がるるるぅ!」(←訳:えんがちょ!)

 

 片桐甚八(かたぎり・じんぱち)さんの毎日は、

 “仕事以外の衣食住が判で押したようなルーチン“まみれ。

 

 朝食はいつもトーストとコーヒー。

 コーヒー豆は決まった銘柄しか買わない。

 眼鏡だって、新調しても、いつも同じようなデザイン。

 外食する時も、いつもの店で、いつものメニュー。

 

 そんな彼が、

 いま歩いているのは……

 

 『鬼市(くいし)』。

 

「うぐぐゥ、ここはァ、つまりィ~…」

「ぐる?」(←訳:異界?)

 

 『鬼市』とは、

 オニおよび人ならざるモノ達の露天市。

 

 稀に、ごく普通の人も

 『鬼市』に迷い込むことがある、とされていて、

 どうやら甚八さんも、うっかり『鬼市』に

 足を踏み入れてしまったよう、でしたが……

 

 はッと目を覚ませば、そこは。

 

「あァ~よかッたァでス!」

「がるっるるるる!」(←訳:夢だったんだね!)

 

 安堵しながら、いつもの日常を味わい、

 いつも行く喫茶店でいつもの昼食を注文し、

 いつものように代金を払おうとして、

 甚八さんは気付きます。

 

 財布が、ない。

 

 どこで落とした?

 いつ落とした?

 落としたとするなら、その可能性があるのは……

 

 『鬼市』だ。

 

「ひいいィ!」

「ぐっるがるるぅ?」(←訳:だって夢でしょ?)

 

 夢だけど、夢のはずなんだけど、

 考えれば考えるほど、

 あの場所しかない、と確信するのです。

 

 俺は、『鬼市』に財布を落としてきたんだ――

 

「どッ、どうしまスかッ?」

「がるる?」(←訳:諦める?)

 

 悩める甚八さんの前に現れたのは、

 日本画家の原田織座(はらだ・おりざ)さん。

 

 美術大学の生徒たちに

 “オバケ先生“と呼ばれる織座さんは、

 甚八さんに授けます。

 

 『鬼市』へ行く方法を……。

 

「くわッ」(←気絶)

「ぐるっ」(←こちらも気絶)

 

 はい、ここから先はネタバレ厳禁、

 喋ってはいけない境界線でございます。

 

 はたして、甚八さんの平穏な毎日は守られるのか。

 オバケ先生こと織座さんの胸の内は。

 

 どう見てもモデルは泉鏡花さんでしょ?な織座さん、

 眼鏡を外せば美男?な甚八さん、

 二人が歩む黄昏世界の物語を、

 怪談好きな活字マニアさんは、

 ぜひ、ともに旅してみてくださいね~♪

 

 

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~ 幕末のフローラたち ~

2024-02-13 22:05:40 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 えええッ? またたびィあじィ??」

「がるる!ぐっるるがるるる?」(←訳:虎です!いったいどんな味?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 キャンディ専門店『パパブブレ』さんから

 猫の日(2月22日)にちなんで発売中の《我が家のねこ》キャンディ、

 その《ミックスB》にはマタタビ味のキャンディが……!

 マタタビ味って?!?と大混乱に陥りながらも、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 日本植物誌 【新版】 ――

 

 

 著者はフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトさん、

 共著者はヨゼフ・ツッカリーニさん、フリードリッヒ・ミクェルさん、

 解説は木村陽二郎さん、大場秀章さん、

 画像の新版は2023年9月に発行されました。

 

 原題は『FLORA JAPONICA』、

 日本の植物を本格的な彩色図譜として

 ヨーロッパに最初に紹介したシーボルトさん著『フローラ・ヤポニカ』、

 そのダイジェスト版、というべきでしょうか。

 

「ひょうしはァ~あじさいィ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:日本の固有種!)

 

 フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルトさん(1796~1866)。

 鎖国時代の長崎でオランダ商館医の職にあったため、

 オランダ人と思われがちですが、

 シーボルトさんの国籍はバイエルン王国(現ドイツ)でした。

 

 ヴュルツベルク大学で医学を修めたのち、

 町医師として開業するものの、

 東洋学研究を志して、

 1822年、オランダのハーグへ。

 

 国王ウィレム一世の側近から斡旋を受けたシーボルトさんは、

 オランダ領東インド陸軍病院の外科少佐の地位を得、

 1823年の8月に来日、

 長崎・出島のオランダ商館医となりました。

 

 1828年に日本を出国し、

 1830年にオランダに戻ったシーボルトさん、

 3年後には再び日本へ、と考えていたようですが……

 

「だいじけんッ、なのでスゥ!」

「がるぐる~!」(←訳:国外追放~!)

 

 1823年の日本出国時、

 先発した船が難破し、積み荷の多数が流出しました。

 荷の幾つかは日本の浜辺に漂着、

 しかし、

 その荷の中から禁制の地図が発見されたことから、

 大問題になってしまったんです。

 

 幕府の役人十数名が処罰され、

 シーボルトさんは国外追放と再渡航禁止――

 いわゆる『シーボルト事件』ですね。

 

「まるでェ、すぱいィじけんッ!」

「ぐるがるるぐるるる?」(←訳:いやスパイそのもの?)

 

 本職がスパイであったか否かはともかく、

 シーボルトさんは、膨大な“日本の文物コレクション”を

 欧州に持ち帰りました。

 

 その数は、植物関連だけでも、

 植物2000種、植物標本12000種と言われていますから、

 船倉は文字通り超々満杯状態だったことでしょう。

 

「つめこみィすぎィ!」

「がるるぐるるがるるぅ?」(←訳:それが難破の原因じゃ?)

 

 1831年にオランダ政府から叙勲、

 翌1832年にはバイエルン王国からも騎士十字章を贈られ、

 《日本学》の祖となったシーボルトさんは、

 日本に関する書物を次々と刊行してゆきました。

 

 この新版『フローラ・ヤポニカ』には、

 カラー図版151点と

 最新の研究成果に基づく解説が収録されています。

 

 ウメ、ユリ、ヤマボウシ、ツワブキ、

 ツバキ、サザンカ、カラマツ……

 19世紀の日本を彩った美しい花木たち。

 

 植物図譜&植物画好きな方々はもちろん、

 解説文章も読み応えがありますので、

 江戸~幕末の歴史が好きな活字マニアさんにも

 おすすめですよ。

 本屋さんで、図書館で、

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 

 

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~ コンペティションの落とし穴? ~

2024-02-12 22:05:08 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむむゥ! じどうゥ~はんばいきィ??」

「がるる!ぐーるる!」(←訳:虎です!ケーキの!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 洋菓子の『不二家』さんが駅ナカ他各地に設置中なのは、

 ケーキの自動販売機!

 面白いわ~見かけたら買ってしまいそうだわ~とニヤリとしつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

   

 

 

         ―― 実家暮らしのホームズ ――

 

 

 著者は加藤鉄児(かとう・てつじ)さん、

 2024年1月に発行されました。

 先日ご紹介しました森見登美彦さんの著作

 『シャーロック・ホームズの凱旋』は、

 ミステリよりもファンタジックな色合いが濃い作品でしたが、

 こちらは本気のミステリですよ。

 著者・加藤さんが”ホームズ“に喩(たと)えるのは、

 まさに名探偵レベルの推理強者!

 でもって、ほぼ引きこもり?

 

「ほわッ? めいたんていィなのにィ~??」

「ぐるるるる?」(←訳:引きこもり?)

 

 世界的な巨大IT企業『ビットクルー』と、

 同社の創設者が設立した財団が開催したのは、

 或るコンペティション。

 

 《眠れる探偵プロジェクト》

 と題されたコンペティションの企画意図は、

 犯罪抑制を促すことも含まれていたのですが……

 

 難問難問また難問の、

 超ハイレベルな予選を勝ち抜き、

 NYでの本選出場の資格を得た参加者さんが、

 予選通過報奨金3万ドルとともに

 消えちゃった?

 

「どろろォ~んッ!」

「がるぅる!」(←訳:あちゃあ!)

 

 予選通過者はどこだ?消えた報奨金はどこだ?と、

 大捜索を開始した『ビットクルー』社と財団は、

 やがて、“犯人”を発見します。

 

 日本の、千葉県柏市。

 その郊外の、何の変哲もない一軒家。

 2階の小部屋で、本とファイルに囲まれて暮らしている

 判治リヒト(はんじ・りひと)くん、24歳。

 

「たしかにィ、じッかでスゥ~!」

「ぐるがるる!」(←訳:実家暮らし!)

 

 苦心惨憺の末、

 ようやっとリヒトくんに居所を突き止めた

 財団日本支部のホルツマン・ユキさんは

 当然ながらリヒトくんを問い詰めます、よね。

 

 なぜ、こんなことを。

 

 報奨金3万ドルを返しなさい!

 

「ふむむゥ! たぶん、それはァ~…」

「がるぐるぅ!」(←訳:無理でしょ!)

 

 ええ、案の定、リヒトくんは悪びれもせず、言うのです。

 3万ドルは、もうない、返せない、と。

 

 しかし、リヒトくんにとっては残念なことに、

 ホルツマンさん、ないと言われて引き下がったりしません。

 彼女いわく――

 

 それなら、

 3万ドルぶんの“推理“をしていただきましょう。

 

「くすくすくすッ!」

「ぐるがるるるる~」(←訳:そう来たんだね~)

 

 やる気に満ち満ちているホルツマンさん、

 引きこもりだろうと何だろうと気にも留めず、

 さっそく未解決事件のレポートを取り出しました。

 

 事件を解き明かして犯人を捕まえないと、

 リヒトくん、詐欺で告訴されちゃう……かも?

 

「がんばろうゥねェ~」

「がるぐるる~」(←訳:応援するよ~)

 

 リヒトくんの推理力は、はたして本物なのか。

 コンペティションではない、現実の事件に、

 彼の推理は通用するのか。

 

 ネタバレ回避のため、

 詳しくはお喋りできませんが、

 まことに愉快痛快なエンタミステリ作品です。

 もっと読みたい!続巻がありますように!と熱望してしまう快作を、

 ミステリ好きな活字マニアの皆さま、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ 2024・多摩エリアでチョコレート探し(その2)~

2024-02-11 22:04:16 | ショコラ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 しゅくじつゥ~でスよゥ~!」

「がるる!ぐるるがるるる~!」(←訳:虎です!なのでお出掛け~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 建国記念の日の今日は、

 ええ、またも読書をサボり、

 チョコレート探しに出発しましょう。

 今回も、お出掛け先はJR立川駅南口のグランデュオ立川さんと、

 駅北口の伊勢丹立川店さんです。

  

 前回のチョコレート探しでお伝えしましたように、

 ここ数年のスイーツ界のトレンド『クッキー缶』の波が

 バレンタインのジャンルにも本格的に押し寄せてきました。

 (上の画像はグランデュオ立川さんの特設会場に

  ずらりと並ぶ『KEITA MARUYAMA』さんのクッキー缶です)

 つまり、

 『チョコレート缶』の売上げが急上昇!

  

 とりわけ躍進目覚ましいのは、

 『メリーチョコレートカムパニー』さん。

 アラベスクなデザインの《ジャミーラ》シリーズ、

 レトロ感を強調した《はじけるキャンディチョコレート》シリーズも

 とっても好評なんですよ。

  

 グランデュオ立川さんでは、見本はあっても品物は完売……でしたので、

 伊勢丹さんの方へ行ってみると――

  

「あッたでス!」

「ぐるるるる!」(←訳:ありました!)

  

  

 はい!

 2024年限定デザインの『はじけるキャンディチョコレート』、

 在庫がありましたよ。

 ただ、いちばん欲しかった大きなサイズの

 『プリンアラモード缶』は完売状態だったのですが。

  

 その後も、

 可愛い『チョコ缶』はないかなぁ~と会場を巡り、

 うん!これがBEST OF BESTだわ!という結論に到ったのは、

 ↓こちら!

  

 《ガルニエ》さんというブランドの、

 『花咲くアーモンドの枝』。

 

 缶の蓋部分にゴッホさんの絵画

 『花咲くアーモンドの枝』がプリントしてあります。

 モネさんの『睡蓮』、ゴッホさんの『ひまわり』、

 フェルメールさんの『真珠の首飾りの少女』などの缶もある中、

 デザイン的なバランスや美しさの点で際立っていたのは

 『アーモンド』でした♪

  

 余談ですが、

 グランデュオの会場には

 次なるトレンドのお菓子が冷蔵ケースの中に。

 それは……

 『バターサンド』!

 

「ばたさんッ??」

「がるーるるる!」(←訳:バターサンド!)

 

 関西では既にさまざまなバリエーションの

 『バターサンド』が販売されているそうです。

 関東でも近いうちに

 進化系『バターサンド』が

 人気商品になるのは間違いありませんね。

  

 デパートや商業施設で行われる

 バレンタインのイベントも、

 もう残り僅かとなりました……

 チョコレート大好き!な皆さま、

 じっくり楽しんで、大満足なお買い物を♪

  

  

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~ 《真珠》の少女を、スクリーンで! ~

2024-02-10 22:05:14 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 れんきゅうゥ~なのでスゥ!」

「がるる!ぐるっるるがるる~!」(←訳:虎です!リラックスしよう~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 あれこれ忙しかった年末年始と1月が終わって、

 心身にずっしり疲労が溜まっている2月です。

 社会人さんも学生さんも受験生さんも、

 少しでも休憩時間を確保して、身体を労わってくださいね。

 という訳で、本日は読書も展覧会情報もお休みして、

 ↓こちらの映画情報を、どうぞ~♪

  

 

 

      ―― フェルメール THE GREATEST EXHIBITION ――

 

 

 監督はデイビット・ビッカースタッフさん、

 2023年に制作されました。

 日本では2024年2月2日より公開されているこの作品は、

 2023年にオランダのアムステルダム国立美術館で開催された

 『フェルメール展』を紹介する

 ドキュメンタリー映画です。

 

「せかいじゅうゥからァ~あつめたのでスよゥ!」

「ぐるがる~!」(←訳:夢見心地~!)

 

 世界各地の美術館から出展されたフェルメールさんの作品、

 28点。

 

 その28点を見るために、

 お客さんも世界中からやって来ました。

 なんと、113ヶ国から、65万人!

  

 そして、65万人を魅了した名画――

 『真珠の首飾りの少女』

 『牛乳を注ぐ女』といった作品の

 解説役として登場するのは、

 アムステルダム国立美術館の館長さんと、

 キュレーターさんたち。

 

「ぱちぱちぱちィ~!」

「がっるるるるぅ!」(←訳:待ってましたぁ!)

 

 アート&映画好きさん、

 特に、フェルメールさんの大ファンです!という方々は

 必見のアートドキュメンタリーですよ。

 東京圏では、

 有楽町、池袋、恵比寿、立川の映画館で上映されていますので、

 ぜひ、お出掛けしてみてくださいね~♪

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像実況中継も!

   

   神奈川県は葉山の人気店『マーロウ』さんから

   キュートなおやつが到着しましたよ。

   期間限定《エイピアリー カスタードプリン》を、

   さあ、お菓子マニアの魂と気合をこめて、

   …………てやーっ!! 

   

   「おォ!」

   「ぐるる!」

   ……うーむ、100点満点中の55点でしょうか。

   もっとキレイに取り出したかったんですけど、

   お味はエクセレント!

   美味しゅうございます♫♪

   

   『マーロウ』さんの実店舗とオンラインショップで販売中の

   ↑こちらの《エイピアリー カスタードプリン》、

   2月22日の『猫の日』に向けた特別仕様となっていて、

   耐熱ビーカーには、可愛い猫ちゃんズのイラストが

   た~くさん描かれているんですよ。

   「わははッ!たのしィ~!」

   「がるるぐるる!」(←訳:肉球がいいね!)

   ニャンコたちと美味しいおやつに元気をもらって、

   皆さま、どうか穏やかな休日を♪

   

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