喫茶 輪

コーヒーカップの耳

渾身の気合で

2022-01-20 10:26:05 | 
高橋冨美子さんからお送りいただいた詩誌。



『木想』第12号です。
高橋冨美子さんと山下寛さんの二人誌。
表紙は高橋俊仁氏の写真。
40ページに足りない冊子だが、内容は充実している。

今号、最初のページに驚いた。
←二段階クリック。
「まえがき」ですが、一行目にいきなりよく知った人の名前があってびっくり。
ここに引用されているのは、短歌誌「六甲」2021年11月号からのもの。
元のものはこれです。←クリック。
わたしも改めて気合を入れ直し。

掲載されている詩のレベルは高いです(それはわたしでもよくわかる)。
さらに高橋さんのエッセイ「安水稔和詩集『花祭』とその周辺」が力作でした。
安水氏はわたしも高橋さんと共に習った詩の師。
師の詩集をよく読み込んでの評論です。
ここまで書かれては師も満足でしょう。

「あとがき」は山下さんが書いておられて、最後に、
「毎号の表紙を眺めていると、自分の中の木が具象化されているような気がする。表紙提供は高橋俊仁さん。いつもありがとう。」
とあります。
この高橋俊仁さんは、たしか冨美子さんのご子息で。一度だけその写真展を覗いたことがあります。
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「朗読会」中止に

2022-01-19 18:17:14 | アート・文化
この22日に予定されていた詩の「朗読会」が中止になりました。



司会と朗読をする予定になってたんですけどね。
わたしは『完本コーヒーカップの耳』の中から「ハーレー」を朗読する予定になっていました。

今日19日の西宮市の新規感染者数が400人を超えています。
これだけ急拡大してくれば致し方ないですね。

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『六甲』2022年1月号

2022-01-17 19:05:02 | 文芸
歌誌『六甲』1月号です。



通巻第1021号。
兵庫県でもっとも古い短歌誌です。
表紙絵がこの号から変わりました。
作者はこれまでと同じ、吉見敏治氏。重厚感のある絵ですね。
ちなみに、吉見氏は昨年5月31日に91歳でお亡くなりになっておられます。

巻頭ページの歌は田岡弘子さんと牧野秀子さん。



田岡さんの歌はなんと軽やかなのでしょうか。
内容には重いものがあるのですが、口に載せると軽やかです。
うっかりすると、誰でもが作れそうに思える作風。
これは短歌門外漢のわたしの無責任な発言ではありますが、思ったままに述べてます。
次の牧野さんの歌についても無責任な発言をしますが、歌の識者は無視してくださいね。
田岡さんの歌に比べ、なんと静かな感じでしょうか。詠み下すにしたがって重心が降りて行くような安定感。
初心者が真似るなら、牧野さんの歌でしょうね。田岡さんのを真似ると危ういです。
と、本当に素人の感想です。お許しを。

ついでに今号に載せて頂いているわたしの随想を。

もう69回目になります。ありがたいことです。
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地蔵さんの石臼

2022-01-16 13:08:09 | 用海のこと
地蔵さんの石臼です。



御堂の横に長年伏せて置いてあったのを、近所の若者に頼んでここに運んでもらいました。
雨垂れ受けにしたのですが、趣があると思われませんか。





この石臼には、用海町にとって大変おもしろい歴史があるのです。
そのこと、いつかどこかに書きます。

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田中冬二と池波正太郎

2022-01-16 08:48:22 | 本・雑誌
先日図書館からお借りしてきた本。



『田中冬二詩集』(思潮社・1988年発行)です。
冬二をちゃんと読むのは恥ずかしながら初めてです。
読んでみて思うのは、わたしに馴染む詩ということです。
ところで、この本に何人かの人が解説を書いておられるのですが、中に池波正太郎の名前があってびっくりでした。
言わずと知れた「鬼平犯科帳」や「剣客商売」などの時代小説を書いて人気のあった作家。
『鬼平犯科帳』はわたしも一昨年に全作を読んだのでした。そして今、サンテレビで再放送されている両作を楽しんでいます。
池波さんはこう書いています。
《少年のころ、叔父の書架にあった「山鴫」という詩集を何気なく手に取ってみた。その時、私は初めて、田中冬二の詩に接したのだった。(略)「お前、田中冬二がわかるのかい」と、叔父に冷やかされた。私は、十三歳だった。》
このあとも興味深い文章が続きます。
この本、お借りしているのですが、自分のものにしたいと思って、ネットを見てみると、けっこう高値になっています。
そうか、人気があるのか、と思った次第です。

ついでに書いておきますと、あの三島由紀夫も冬二のファンだったそうです。意外でした。
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原稿書きます

2022-01-15 14:07:35 | 原稿
今朝は学文公民館での「子ども将棋教室」。
これは行かなくてはなりませんでした。
子どももたくさん出席でした。
感染に注意を払って務めてきました。

終って帰りに、一人の女児が、「胸に響きました」とわたしに言ってくれました。
わたしの話に対してです。
四年生の女の子でした。
講座の初めに震災関連のことをわたしの体験などを含めて話したのです。
明後日17日が阪神淡路大震災記念日だからです。
みんな真剣な面持ちで聞いていました。
将棋に関することも話したのですよ。

午後は神戸で行われている「ポエム&アートコレクション」に行く予定をしていましたが、
オミクロン株の急拡大で、自重して欠席にさせていただきました。欠席といっても申し込んでいたわけではなかったのですが。

で、これから原稿書きをします。

その前に、最近書いたもののコピーをご披露します。
興味のある方だけお読みください。
今回は三篇とも本に関する話になりました。

先ず、『半どん』177号より。 ←二段階クリック。

次に『六甲』1月号より。 ←二段階クリック。

もう一篇は『KOBECCO』1月号。
 ←二段階クリック。←二段階クリック。

さ、3月号の原稿を書こう。

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やはりやめておこう

2022-01-14 20:04:53 | 新型コロナウイルス

神戸文学館での「ポエム&アートコレクション」ですが、やはり、行くのはやめておくことにします。
残念ではありますが。
西宮の今日の新規感染者は昨日に続き100人越えです。
わたしは心臓などに基礎疾患を持っている上に後期高齢者です。
わたしが電車で出かけるのを身内の者が心配するのです。
もちろん、自分でも不安です。
せっかく催しを作り上げておられる人たちには申し訳ありませんが。

わたしが主宰している将棋会も今日休会の手続きを取りました。
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3月号の原稿

2022-01-14 13:26:37 | 原稿
「KOBECCO」3月号のための原稿を書いてます。

やっぱり修正箇所がいっぱい。
川柳作家であり、素晴らしいエッセイストでもあった時実新子さんは、「エッセイは一発で書ける」とおっしゃっていましたが、とても真似はできません。
これからまた何度も書き直しながら仕上げて行きます。
今回は、ちょっと但馬に関係ある話です。
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急遽、休会に。

2022-01-13 18:30:12 | 将棋
今日は将棋会の例会日でした。
公民館の部屋を午後5時半から10時までお借りしています。
夕方には会員の一人から。オミクロンを心配しての欠席連絡がありました。
寒いうえに急激な感染拡大(今日は西宮だけで108人感染)。しかも会員は高齢者や基礎疾患を持つ人が多い。
今日は欠席者が多いだろうなと思って行きました。
長机一台だけ出して、わたし一人、広い部屋で6時まで待ちましたが、誰も来られませんでした。



ということで、片づけをして帰ることにしました。
下のロビーに降りると、一人やって来られました。
家がすぐ近くのTさんです。
事情を話すと、「やめとこうか」ということになりました。
公民館の職員さんに、もしも後から来る人があったらそのように伝えてくださいと言って帰ってきました。
しばらく休会することにします。
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「六甲おろし」とは?

2022-01-13 12:44:28 | まち歩き
寒風の中、出かけてきました。図書館です。
歩けば暑くなるのでベストは脱いで。
ただし、首は寒いだろうとマフラーしてジャンバーを着て。
ややこしいことです。でも健康のためには少しでも歩く機会を増やさなくては。

図書館はうちから西にあります。
西風が強かったです。時折、突風が吹きます。「六甲おろし」です。
阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」は間違ってます。
野球のシーズンには「六甲おろし」は吹きません。今の時期の季節風なのです。

 この「六甲おろし」の件についてはある人から次のようなコメントをいただきました。
ウィキペディアには次のようにあります。《一番冒頭に登場する「六甲颪」は、六甲山地から吹き降ろす山颪の通称であり、主に秋から春にかけて吹くことが多い。井上章一は、プロ野球のシーズンが開催される夏に吹くのは、殆どが浜風であることを踏まえ、実際の現象と歌詞のずれについて「作詞家の佐藤は、阪神地方の気候について詳しくなかったのだろう」と指摘している[11]。しかし、この歌が制作された創成期のプロ野球では、大学野球に近い年2シーズン制で、優勝チーム同士で行われる年間優勝決定戦が12月初め頃となっており、シーズンを戦い抜いたチームを讃える歌詞としては適当であったと言える。》
作詞者の佐藤惣之助が「六甲颪」を知らずに作詞したとは思えないのでと。
たしかにそうですね。今の時代にそぐわないということで。
でも、今の時代にそぐわないとはいえ、ここまで世に広まり、支持されればすでに普遍性が生まれているともいえますか。

一冊お返しして二冊お借りしました。



『徳川家康』第23巻と『田中冬二詩集』。

帰りですが、一休みがてら隣接の市民ギャラリーに立ち寄りました。
「西宮書道協会展」が開催されています。
でも、今日はあまりにも寒く風が強いので参観者は、わたしのほかには一人二人でした。

そんな中、素晴らしい「書」が、2,3階の広い会場に並んでいました。
ただ、わたしにはちょっと難しいもの。材を取っているのがほぼ古典なのです。
「名筆研究会」のような現代詩書ではないのです。そして文字も行儀の良い整ったもの。
いくつかは抽象的な書もありました。
さらに、金子みすゞや、立原道造などの詩が取り上げられているのもあって、これは楽しめました。

帰り道も凄い風でしたが、4200歩がんばりました。
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第11回ポエム&アートコレクション

2022-01-12 18:28:28 | 


明日1月13日から「神戸文学館」で始まります。



わたしは出品しておりませんが、会期中に一度は行ってみたいと思っております。
15日には時里二郎氏による講演「詩を書くということ」があるのですが、わたしはその日、子ども将棋教室の講師です。
時間は微妙に重なってはいないのですが、余裕がないもので参加申し込みはしておりません。
申し込んではおりませんが、間に合えば行くだけ行ってみるかもしれません。

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医者通い

2022-01-11 18:18:36 | 健康・病気
今日はお医者さんに縁がありました。

朝のこと。
「宮っ子」用海版の編集長から電話。
この前書いた原稿に「著効」という言葉を使っていて、「もっと易しい言葉に」との注文。
医学用語で一般には使わない言葉を使っていました。
取材相手に電話して「効果」にすることの承諾を得ました。

その後、かかりつけの内科クリニックへ。
前回に「長寿健康診査」というのを受けていて、その結果を聞きました。

ほぼ基準値内ということでヤレヤレでした。

午後にはある知人からの病気についての相談に乗りました。
お役に立てるかどうかわかりませんが、良くなってほしいです。

夕方には歯医者さんに。
正月明けに、奥歯の一部が欠けてしまいました。
知らぬ間に虫歯が出来ていたのです。
昨年10月には健診を受けていたのですが、見つからなかったようで。
今日、院長先生が診てくださって、一発で治してくださいました。
歯医者さんの治療が一回で済んだのは、もしかしたら初めてでは?

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信行寺さん、一月の標語

2022-01-11 08:55:01 | まち歩き
昨日、戎さん参りの帰りに用海町の信行寺さんの門前を通った。
その掲示板。





今月の標語です。
《人にほめられたとしても、それはほめた人の功徳であって、ほめられた人の功徳ではない。》by 深川倫雄(本願寺派 勧学)。
掲示板脇に「自由にお持ち帰りください」の解説書があって、一枚いただいて帰ってきました。
若住職の文章です。ご披露お許しください。
←二段階クリック。
的確な解説が書かれていますね。
わが身を反省です。
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十日えびす

2022-01-10 16:54:45 | 日記
「十日えびす」にお参りしてきました。
日中のお参りでした。約4000歩。
やはりコロナの影響で参拝客は少なかったです。
こんなに楽にお参りできたのは初めてでした。



露店はほとんど出てなくて、ほんの一部でした。
ただし、猿回しやお化け屋敷などは出てましたね。

毎年のように福笹の大を受けてきました。
行列の少ないところに行ったのですが、なんとも笑顔のいい福娘さんに当たりました。
今年はいいことがあるでしょう。
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『神の悪手』

2022-01-08 10:54:44 | 本・雑誌
もう半年ほども前に図書館に予約していた本が、「準備できました」とメールがあって、行ってきました。
今年初めての図書館です。
もちろん歩いて。約4200歩。
歩くと暑くなるのはわかっているので、ベストを一枚脱いで、肌着と薄いセーターとジャンバーで行きました。
さすがに始めは少し肌寒くて日なたを歩きました。
今日は日本晴れです。図書館に着くころには温まっていました。
なので、帰りは日陰を歩きました。
それでも半分ほど帰ったところで額に汗が。
そこからはジャンバーを脱いで手にぶら下げて帰ってきました。

ところでお借りした本です。



『神の悪手』(芹沢央著・新潮社)。
将棋小説です。
新聞の読書欄に書評が載っていたのだと思います。
それでとりあえず予約しておいたのでした。
それが忘れたころにやっとメールが来ました。
まだわたしのあとに40人ほど待っておられます。
早く読んでお返ししなくては。
あるいは、待ちくたびれている人は本屋さんで買ってください。
著者が喜びます。
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