写真上:能美市「七ツ滝」大滝(一の滝)滝つぼにはヌシである大ウナギが住むという。
写真の撮影日:2024/8/14~17 金沢市に3泊
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能登地域のみなさま
度重なる自然災害の被災に心よりお見舞い申し上げます。
どうか一日もはやく穏やかで落ち着いた生活が戻りますよう。
どうか一日もはやく国民・政府みんなで力を合わせて活気ある街を取り戻せますよう。
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この夏に行った時に実感したのは、今どんな状況なのか、つまりどこまで道路が通じていて、観光は渋滞の原因とはならないのか、どの地域で宿泊可能なのか、どこでどんな催しがあるのか、そもそも写真撮影は可能なのか、などの情報を毎日お知らせして欲しいということです。それにより全国の人たちも関心を持ち続けるし、ボランティア希望の人たちに状況もわかります。ぜひTVニュースの一部とかで「能登地域の情報コーナー」をお願いします。
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《さて本題》
1996年頃から厚底シューズのブームが再燃しています。その歴史は古く、なんと古代ギリシャの時代から、男性用の背を高く見せるシークレットブーツとして始まり、その後女性のファッションにも周期的な流行が繰り返されてきました。今回違うのはそれだけでなく、スポーツ用・機能性スニーカーなどにも厚底ソールが流行していることです。
きっかけとなったのは、有名メーカー(NIKE)の競技用厚底シューズで、「非公式ながらフルマラソンで2時間を切るタイムを出した」という報道があります。また国内では「2019年の箱根駅伝で東海大学が大会新記録を出した」や、「2024東京マラソンで男女共(外国人)大会新記録を出した」などもブームを盛り上げました。
当然厚底シューズのメリット・デメリットはありますが、ここで取り上げたいのは、大ブームの余波で一般的な靴やスニーカーにも多く厚底ソールが使われていることです。
先日靴箱の奥から、ほぼ新品のアンクルブーツやスニーカーが出てきました。デザインはかわいいし履きやすそうで運転可能な低いヒールなのに、なぜ使っていないのかな?
捨てるのも抵抗があり履いてみましたが、車のペダルを踏んで「なぜ放置したのか」の理由を思い出しました。靴底(ソール)は厚くないけど硬い素材の成型タイプで、アクセルとブレーキの踏み方、感覚に違和感が! ひとことで言えば、何を踏んだのか、どのくらいの力を加えたのかなどの微妙な感覚が伝わらないのです。「こりゃダメだ~!」
いうまでもなく高齢ドライバーによる「アクセルとブレーキの踏み間違いによる人身・傷害事故の頻発」は近年の大きな問題です。高齢になると視界が狭くなり、視力・動体視力は低下、また反射神経の衰えで判断や動作も遅くなります。
だけど「右側のアクセルペダルは軽く、少しの力で加・減速する」、一方「左側のブレーキペダルはザラザラ面でより重くて、踏み込む力も強く必要」を理解していれば、たとえ位置を間違えても、それぞれの踏み具合の違いを反射的に感じて、踏み変えることはできるでしょう。なぜか急発進するケースが多いのはどういうことなのでしょうか?ひとつの可能性として「足裏センサーが充分働いていない」と考えられることです。
「足と靴の医学」(町田英一・整形外科医師のネットサイト)の「厚底靴に関する質問集」ではデメリットを説明しています。
「・・・大きな問題は路面の状況がわからないことです。足の裏は敏感なセンサーで、路面の段差、傾き、滑りやすさなどを無意識のうちに感じながら歩いています。それがわからない状態では非常に危険なのです」と説明されています。
ここでは歩く場合ですが、運転時にペダルを踏む場合も同様です。「足裏は第二の脳」などと言われ、脳から最も離れているがゆえに神経細胞回路もしっかり機能する必要があったのでしょう。がっ、現代文明社会において次第に退化?しているかもしれないです。靴の常用はその一因かな。
*** 次は「歩く」を中心に ***
写真上:「宮島峡 一の滝」滝下にはポートホール(水流と石でできた穴)群が。
別名 小ナイアガラ? う~んもっと個性的だよね
写真上:「千里浜なぎさドライブ」世界でも珍しい「車で走れる砂浜」は変わらず人気。
写真上:「のとじま水族館」の人面魚?
写真上:モンキチョウのもんがないので、「キチョウ」かな。
写真下:サーモンには婚姻色が