写真撮影:2024/8/14~17 「白山手取川ジオパーク」「のとじま水族館」
「のと金剛国定公園」などに。
写真上:のとじま水族館は2024/7/20一部営業を再開、イルカやアシカの
ショーなどは現在準備中。「海づりセンター」も2024/8/9より再開
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「小さい時や若い頃の話をもっと聞きたい」のリクエストにお応えして、ここまでの人生で最大の交通事故を思い出しています。
車の免許は18才を待って取り、運転は大好き。まあ運転というより、自分の好きなところに行けるのが大好きなのかな? もう半世紀前(!)になりますが、当時田舎道の交通量は少なく、女性ドライバーもまれ、そんな状況で相当な「スピード女子」だったと言えます。一方慎重なところもあるのか、事故による怪我などは幸い、ないのです。
そうあれは新就職先に向かう5月頃の朝のこと。おろしたての真っ白セーラー服風スーツ姿の点検に手間取り、時間が迫っていました。そのころおさななじみの玉ちゃんの趣味につられて、「服装」などの雑誌を参考に、近所の知人に格安で仕立ててもらっていたのです。2人でああだ、こうだ、これが良いのでは?などと話し合うのも楽しかったです。
それはともかく慌てて出かけようとして、まず玄関先に置いてあった消火器を蹴飛ばし、真っ白な泡が噴き出しました。母の声が叫び、犬はけたたましく吠えています。
逃げるように車のエンジンをかけ、交差点を曲がったところで、急ぐ気持ちにパニックが重なり、アクセルを思いっきり踏んだのです。砂利を敷き詰めた道路上で、なぜか砂利が空回りして車体が浮き上がる感覚とともに、ハンドルとは別方向に向かっていきます。そしてよく言われるように「スローモーションのように」田植えが終わったばかりの田んぼに、運転席を下にして着地したもよう!横転ですね。
乗っていたのはスバル360・軽自動車で、ドイツ・vw社のビートル(かぶとむし)を真似たデザインから「てんとうむし」と呼ばれ、とっても軽くて事故を起こすとつぶれやすくて怖い、とも言われていました。
車中で横たわり、はて?どうしたもんかと考えますが、ドアが開きません。すると外には見学?の人々が三々五々集まり「大丈夫か?」「ケガはないか?」などと言っているもよう。出ていくのは恥ずかしい~、けどこのままでもダメだし~~。意を決して助手席側のドアを、マンホールのフタを開けるように上に、結構重い、上げて出たのです。おそらく誰かが手助けしたのでしょうが、その後の記憶がまったく飛んでいます。記憶って不思議。
今思えばなぜ運転席を下にして止まったのか?「そこにおもりがあったから」などと言うなかれ!結局新着白スーツは泥で汚れて着れず、会社には相当遅刻してしまいました。
そういえば消火器で泡だらけの玄関、車の移動・修理、田んぼの方への謝罪など、両親が後始末をしてくれたのだと今さらながら感謝です。自分ではしっかり1人で生きているつもりでも、周囲の人々とのつながりや力で助けられていると思い至りました。
そして一句
=== 急発進 斜めに飛び越す 青田道 ===
写真下:「のと海遊回廊」リアルな魚たちとプロジェクションマッピング投影による魚群、面白い迷彩空間ができあがっている。
写真下:「クラゲの光アート」カラフルで見飽きることがないくらげたち
写真下:宮島峡(竜宮淵)今では珍しくなった「ハグロトンボ」軍団が