あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

出会いはいつも「一期一会」を大切に

2009-02-22 13:04:30 | 女性のひとり旅
??写真:横浜港に並ぶキリンさんは、クレーン最大の「メガ・ガントリークレーン」で、お値段1基10億円!(たしか)
?
 人と接するときには「一期一会」という気持ちを大事にしています。私もあなたも命は有限なのだから、出会いとかご縁とかを大切にしたいのです。でもツアーでそれを強く意識することは、そうそうはありません。夜景を楽しむヨコハマツアーでなにがあったでしょう?  

 
 「ブルーライトヨコハマ」は定期便なので、たとえ1名でも催行されるのが嬉しい。「今日は2名です」という受け付けの人のことばに、「マイクロバスとかを使うのかな?」と想像しましたが、乗り込んだのは2階建ての豪華な大型バス! 2階の一番前、大きなガラス窓に向かって先客の若い女性が座っていました。  

 発車間際に「様子を見に来たけど、急遽乗車することにした」とか言いながらもう1人年配の小柄な女性が入ってきました。下にドライバーとガイドさん、上に世代の違う女性3人を乗せて、午後4時、バスはゆったりと発車したのです。  

 夕食は中華街の「重慶飯店」で辛めの四川料理
です。当然ながら3人で丸いテーブルを囲み、ビールを注文した頃から雰囲気が変わってきました。
 
 若い女性Aさんが年配女性Bさんに「女社長さんみたい」というと、そうではないと否定して「自分は70代で、これまで身を粉にして働いてきたこと。親が早く亡くなったので教育も満足に受けられなかったが、ピンチの時にはすべて本で独学・独習したこと」などの苦労話を語り始めました。


  写真:高速道路から眺める横浜ランドマークタワーなどのビル群。
 

? また夫とはあまり気性が会わないので、それぞれ別行動を取っていることや、弟が知的しょう害を持つので、自分が面倒を見ないといけないことなども・・・。今日もその弟を連れていくツアーを探しに来たそうです。そんな内輪話も一夜限りの関係だからこそ言いやすいのかもしれません。?
 
 そうは言いながらも、彼女の顔つやは良くいきいきと活発で、趣味のシャンソンを舞台で歌うのが楽しみ、とも話しました。苦難な人生を自分で切り開いてきた、自立精神旺盛な人に思えます。都会にはやはり個性的な女性が多いのでしょうか??


 写真:赤レンガ倉庫前ではエコタクシーが客待ち。奈良ではさしずめ「人力車」です。


 すると20代という、若さと立派な胸でピチピチのBさんも、本当のところを語り始めました。同棲している男性とケンカをして「小さな家出決行中」なのだそう。「都内に住んでいるのに今夜はホテルに宿泊?」と実はちょっと疑問を感じていたので「なーるほど」と納得です。?


 原因は若い二人にありがちな、というと叱られそうですが、相手がなかなか帰ってこない、ちゃんと返事をしない、脱いだ洋服を片付けない、といった可愛いもののようです。もちろん本人には我慢できないのでストライキ決行です。?

(続く)

 
  写真:横浜赤レンガ倉庫の中にはおしゃれなショップがいっぱい。
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