写真撮影:2024/5/12~15
福井県:若狭路、蘇洞門(そとも)クルーズ、国宝明通寺・・・
写真上:蘇洞門クルーズは久々快晴の朝一番。朝陽が海の色を反射して「水色の宮殿」です。白くて硬い花崗岩の節理に従って浸食が進むので大理石の建物風で美しい。
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かつて靴屋さんには「ドライブシューズ」の棚がありましたが、最近はあまり目にしません。そのため店頭に積まれている厚底シューズ・スニーカーを「運転用に」と購入する場合も多いのでは?試し履きをしても、ペダル踏み感覚は実際に運転しないとわからないです。
すでに1ヵ月ほど前になりますが、ネットショップAmazonで「ドライビングシューズ」を検索すると、男性用は比較的多くあるものの、女性用は「モカシンシューズ・デッキシューズ」などが表示されました。※おっ、昨日の検索では、なぜかかなり多種多様のドライビングシューズが出てきたよ!
ネットショップはデザインはじめ素材・サイズが多くて楽しいですが、私は必ず「靴は靴屋さん」です。やはり中高年のドライバーは靴屋さんで念入りに試し履きをして、店員さんに「運転に適しているかどうか」を聞くのがベターです。また運転や免許取得関連の機関では「ソールの素材感や柔軟性」「足裏センサーが働くかどうか」などの視点でお勧めの靴を指導していただきたいです。
すると11/4のネットニュース、「Key’s note」サイトの「レーステクニックが事故の防止に役立つかも」という記事が目に付きました。サイトを主宰するのはレーシングドライバーであり自動車評論家の木下隆之氏です。
木下氏は、モータースポーツの世界では馴染みのあるテクニックだけど、一般的には広まっていない「左足ブレーキ」のメリットを説明されています。特に日本ではAT車普及率98%の状況なので、「…人間の足は2本です。ペダルは2つです。もはや、ブレーキングは右足だけで操作する必要がなくなったと考えるのが自然ではないでしょうか」と問題提起し、長年「左足ブレーキ推奨運動」を展開しているそうです。
「左足ブレーキ」の最大メリットは「アクセルとブレーキの踏み間違いが減るのではないか?」とし、なぜ間違ってしまうのか例を挙げて説明されています。そのうえ「左足ブレーキが浸透すれば、より踏み間違いのないクルマも作れる」も大事な視点ですね。どんなクルマができるのでしょう?
普通の運転でも「…僕はとくに飛び出しが予測されるような路地を走るとき、左足をブレーキペダルに添えて身構えています。それをしないと怖くて走れません」とのこと。そういえばレーサーではないあいよっこも、しばしば左足ブレーキを使っているなあ、と思いました。木下氏と同じく免許はマニュアル車でしたが、オートマティック車になったころから、坂道発進時や渋滞時などでも使っています。ふーむレーサーテクだったのね~(ニヤニヤ)
だけど絶対に必要なのが「慣れ」です。そのため木下氏は「自動車教習の最初から左足ブレーキで癖をつけてしまうのです。すべてが解決しそうな気がします」と提案されています。
本当に今後研究や議論が盛んになるといいですね。事故は起こした人も被害者も人生が変わってしまいますから、特に高齢者や運転初心者は「アクセルとブレーキ 足裏センサー研ぎ澄まそう」ですね。自戒を込めて。
*** 次回は必ず歩き方 ***
写真上:クルーズでは重なる岩々や穴あき・断層、奇岩・巨岩がいっぱい!
写真上:明通寺の本堂(国宝)9世紀初めに征夷大将軍・坂上田村麻呂が創建も、三度にわたる大火事で焼失し13世紀中ごろ再建された.
.写真上:深山のなかにひっそりとたたずむ 国宝三重の塔
建築様式や見事な彫刻で華やかな雰囲気。
写真下:風格ある山門の下層部に仁王様がいらっしゃる