いよいよ7月、祇園祭です。山鉾巡行の日に始まったこの部屋も9年が終わりそうです。
その山鉾の提灯が電球から蛍光灯に変わるのだそうです。時代の流れが伝統行事にも押し寄せてきているんですね。
京都新聞より
駒形提灯2200個、蛍光灯に祇園祭 環境に優しく
祇園祭で昨年まで使われていた白熱電球(左)と今年から使用する電球形蛍光灯(中央、右)。明るいが消費電力は少ない(京都市中京区・祇園祭山鉾連合会)
祇園祭の山鉾を照らす駒形提灯の電球が今夏から、すべて蛍光灯(60ワット)に変わる。これまでの白熱電球(20ワットと40ワット)に比べて消費電力と二酸化炭素(CO2)の排出量は半分以下に抑えられるとみて、祇園祭山鉾連合会は環境に優しい祇園祭を目指す。
駒形提灯は32基の山鉾に計約2200個あり、7月12-16日に点灯する。点灯時間を計30時間と想定し、計約1100キロのCO2が削減できる。白熱電球は時間がたつと電球が熱を持つが、蛍光灯は熱を帯びにくく安全面も向上する。重さは1個当たり約50グラム増えるが、安全上問題はないという。
蛍光灯は電器メーカーと祇園祭を応援する企業が提供する。祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長(74)は「60ワットになると駒形提灯が明るすぎるのではとの声もあるが、環境面を重視したい」と話している。
第3195回のコンビ二の深夜営業自粛と同じようにこういうシンボル的なものでできることはやっていくということはその流れを速めるためにも良いことじゃないでしょうか。
もちろん、それによって他の無駄に気がついてどんどん広がっていくのが理想です。そういう面ではこうしたニュースを報道しているテレビが未だに24時間もやっているのがおかしいですね。テレビなんか12時には止めるべきです。企業の交代制も止めるべきです。夜中におきていたり、ましてや仕事をすることは不自然です。生活を自然に戻しましょう。これこそが本当の省エネです。
しかし、この蛍光灯がLEDに取って代わられるのは何時のことでしょうか。案外近そうな気がします。思い切ってLEDで行けば良かったのかも。
それにしても、電球の前はロウソクだったのでしょうが準備が大変だったでしょうね。それともロウソクの時代は宵山なんてなかったのでしょうか。秋田の竿灯なんて今でもロウソクなんでしょうか。
参考:秋田竿燈の起源 どうやらロウソクのようです。
余談ですが、白熱電球(20ワットと40ワット)をすべて蛍光灯(60ワット)に変えてワット数が増えるのにどうして省エネになるのでしょう。
他社の記事を見てみました。
時事ドットコムより
…略
同連合会によると、32基の山鉾に付けられたちょうちんの白熱電球は計約2200個で、いずれも電球型蛍光灯に取り換える。消費電力は1個当たり20ワットから10ワットに半減する。…以下略
ワット数は書いてませんがこれなら10ワットの蛍光灯と言うことでしょうか。
参照:http://national.jp/product/conveni/lamp/pdf/052.pdf
どうやら10W(60型)のようです。第3203回の「温水暖房用のソーラーパネル」の記事を思い出します。分かって書いているのでしょうか。
分かりませんね!