流石のトヨタもアメリカの急激な販売減には対処が遅れて大幅な売り上げダウンに陥っているようです。6月にアメリカで初めてGMの販売数を抜きそうだったのが同じように売り上げを落として実現しなかったそうです。唯一売れ筋のプリウスは受注はあるが製造が間に合わずに貢献できなかったそうです。
そのプリウスに太陽電池を搭載するとの記事がありました。
日本経済新聞より
(7/7)ハイブリッド車「プリウス」、太陽光発電を搭載 トヨタ
トヨタ自動車はエンジンとモーターを併用するハイブリッド車「プリウス」に太陽光発電システムを搭載する方針を固めた。来春にも全面改良し発売する新型車の一部に採用。カーエアコン駆動用電源として活用する。自動車大手が普及車に太陽光システムを搭載するのは初めて。地球温暖化への関心が高まるなか、多様な環境技術を搭載した次世代型自動車として注目を集めそうだ。
新型プリウスの高価格タイプに太陽光システムを搭載する。屋根部分に発電パネルを設置。エアコン駆動に必要な2―5キロワットの電気の一部を太陽光でまかなう計画だ。現在はデザインに配慮したパネルの設置方法などを検討している。搭載車の生産台数や価格などの詳細も今後詰める。パネルは戸建て住宅事業や工場向けで取引実績のある京セラなどから調達する方針だ。
参照:1回の充電で80キロ走行、米国立研究所の改造版『プリウス』
とうとう太陽電池搭載の車が出てくるんですね。といってもエアコンの電源ということですから本格的に太陽電池で走るというのには程遠いのでしょう。
それでも、一度取り付ければ、だんだんエスカレートしていって、何時かは、走行に使える時も来るかもしれません。そうなったら楽しいですね。
それにしても、電気自動車の冷暖房はエンジンと違って電気を使わないと出来ないので只でさえバッテリーの能力不足が堪えるところですが、この太陽電池で少しでも賄うことが出来れば助かりますね。これから主力になりそうな電気自動車にもどんどん採用されることになるのでしょう。
家の太陽電池で充電してクルマの太陽電池で補助する時代がいよいよ実現するのでしょうか。
早く見たい!