昨日に続いて又しても太陽電池の話題です。今度は第3227回に続いて集光式の話題です。本当に記事が多くなりました。
EDリサーチ社より 2008年7月18日
岡本硝子とオハラ、太陽光発電用ガラス集光レンズの共同開発で確認書
岡本硝子とオハラは08年7月17日、同日開催された取締役会において、太陽光発電用ガラス集光レンズの共同開発に関する意向確認書を締結した、と発表した。今後、両社はガラス素材による高効率で耐候性の高い集光レンズの共同開発について検討を開始し、08年9月末をメドに法的拘束力を有する技術業務提携に関する正式契約の締結を目指す。
両社はそれぞれ有する技術を最大限に活用して地球環境の保全および改善に資することが喫緊の経営課題であるとの共通認識から、お互いの技術をもち寄り、環境に優しい硝材およびそれを利用した製品の開発・製造・販売を目的とする提携について検討していくことになった。特にクリーンで持続的な供給が可能な太陽光発電は将来を期待させるエネルギであり、ガラス製集光レンズを用いることで長期間にわたる効率的な光から電気への変換が可能となる。太陽光発電向け集光レンズには樹脂製のものもあるが、ガラスの有する光への相性に加え、直射日光が強い砂漠など厳しい環境に設置されることが多いことなどからガラスのもつ耐候性に大きな期待が寄せられている。今回の共同開発により、オハラが長年にわたり培ってきた光学ガラスの組成開発力と岡本硝子のガラス成型および成膜加工技術を融合させることで、高効率で耐候性の高い集光レンズの開発を目指すという。
参考:株式会社オハラ
岡本硝子と言えば、第2999回で三菱商事との共同開発を取り上げましたが、今も過去のトピックスとして上記のHPに残っているところを見ると同じプロジェクトなのでしょうか。
それにしても、この次から次への集光式の開発二ユースは一体どうしたことなのでしょうか。何だか異常な雰囲気です。もしかしたら、業界内ではこの流れが本流となっているということなのでしょうか。
いずれにしても、発表ばかりでなく早く本物になって欲しいものです。それも、できるだけ安く、そして我が家のような既設にも後から取り付けられるものが開発されて欲しいものです。
本当に待ち遠しい!