第1151話や第2982回などで何度か取り上げてきたブラックバスやブルーギルなどの外来種による生態系の破壊問題はどこにでもあるようです。
ブラックバスの敵は鯉でというような話題がありました。
時事ドットコムより
問題のコイは「ビッグヘッドカープ」「シルバーカープ」など繁殖力が強い品種。1970年代に養殖場を浄化させる目的で米南部に輸入されたが、洪水で近隣の川へ逃げ出し、イリノイ川などを経て北上。今やミシガン湖にまで生息範囲を広げようとしている。
ビッグヘッドカープは食欲旺盛で、体重45キロを超える成魚も。シルバーカープはボートのエンジン音に反応して水中から飛び上がり、人にけがをさせる恐れがあるという。
米当局は最後のとりでとして、ミシガン湖につながる水路に電気でコイを撃退する装置を設置。12月に予定する同装置の保守作業の際に、駆除用の薬剤を入れることも計画している。だが、米大学の調査で先週、同装置を突破したコイが湖から約13キロにまで近づいた可能性が浮上し、当局は早急な対策の練り直しを迫られている。(2009/11/23-15:41)
どこも人間の都合で連れてこられたものが想像以上に繁殖してしまったという同じようなことが起きているんですね。所詮は浅はかな人間の行動が元だと言うことです。
しかし、「コイ」と言うからてっきり日本の鯉のことだと思って写真を見るとどうも違うようです。ということでサーチしてみました。
「ビッグヘッドカープ」は「コクレン」、「シルバーカープ」は「ハクレン」だそうです。
青魚倶楽部:コクレン倶楽部 → コクレンとハクレンの比較写真
写真はコクレンにそっくりです。コイ目コイ科アブラミス亜科 コクレン属だそうです。
コイ科なんて書かれると日本の鯉だと思ってしまいます。こんなところにもマスコミの悪意を感じてしまうのは私の考えすぎでしょうか。
それでもこの記事は写真が入っているだけ良心的なのかもしれません。
こんな記事にさえだまされそうになるのですから意図をもって日本を貶めようとする最近の日本のマスコミに日本人がころっと騙されるのも仕方が無いのでしょうか。
今頃になって、マスコミに騙され民主党を選んだ日本人がその民主党の酷さに気が付いてももう取り返しが付かないのかもしれません。
怖いですね!