第4217回で東京電力の原発事故による電力不足を契機にサマータイム導入の 動きがあることを心配しましたがどうやら回避できそうなようです。
香川ニュース | 四国新聞社より 2011/04/05
政府が東日本大震災を受けた夏場の電力需要抑制策として、企業に始業時刻を1時間程度早めるよう要請する案を検 討していることが4日、分かった。電力需給緊急対策本部が近く取りまとめる対策に盛り込む。時計の針を進めるサマー タイム(夏時間)制の導入は、コンピューターなどのシステム変更が間に合わず困難との見方が強いことから浮上した。
「機械の変更を最小限にし、人間の活動を見直す」(政府筋)ことで企業活動の時間帯をずらし、電力需要集中を回 避するのが狙い。システム変更によるトラブルも少なく、柔軟に実施できると判断した。
政府関係者によると、始業時刻を比較的涼しい早朝に移せば、冷房需要の削減効果が期待できるとし、工場を持つ企 業などを中心に要請する方向。企業だけでなく学校などにも協力を求め、生活サイクル全体を「夏型」とする案も出てい る。
一方で、金融機関に関しては、オンラインシステムの切り替えが間に合わない事態も想定されるため、従来通りの営 業時間を容認する見込み。
ただ、企業側が実施するには輸送をはじめとする関係会社の協力が必要になる上、多くの企業で通勤時刻が変わった 場合、電車など交通機関はダイヤ見直しも迫られそうだ。…以下略
システムの変更が間に合わないとはありがたい。取り合えず今回の危機はなくなるようです。それにしても、サ マータイム導入は毎年のように話題に上ってきますが、導入派は何が目的なのでしょうか。企業側が労働者を体よくこき 使いたいだけなんのじゃないでしょうか。いい加減日本には合わないと諦めて欲しいものです。
今回の策のように企業などが各自で一時間始業時間を早めれば良いことであり日本中を巻き込む必要はないでしょ う。
サマータイムの論議は今年で終わりにしてもらいたい。
議論するだけ無駄!