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★香港の自由な言論、人権を守るために豪政府、ヴィザ政策を変更

2020年07月14日 | 中国

 

ファイブアイズの対中国制裁がどんどん足並みが揃いだしたようです。その中でも、豪政府の変わり様は、正に、君子豹変そのものです。
  それに比べて日本の動きの遅さには呆れるしかありません。これも、憲法が邪魔しているのでしょうか。このままでは、やはり日本はChinaの味方と取られても仕方無いでしょう。

  その豪の変わり振りを宮崎さんが書いてくれています。足並みの揃わなかったファイブアイズががっちり組んでChinaを潰しにかかれば流石のしぶとさも持たなくなるのじゃないでしょうか。
  ここへ、日本が加われば最高なのですが、その決断が出来ないのが日本のようです。
  
  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和2年(2020)7月10日(金曜日)弐 通巻第6578号 

 香港の自由な言論、人権を守るために豪政府、ヴィザ政策を変更
  留学生、技術研修生のうち10000人に永住権を付与す

 豪政府はさらに厳しい政策変更の決意を表明した。
 7月9日、スコット・モリソン首相は「豪に留学中の学生ならびに技術研修などで豪に滞在している香港籍の中国人に、希望が あれば永住権を付与する」。

 現在のヴィザの条件は留学生が五年有効、技術者ヴィザは二年有効とされている。
 2016年の調査で豪に住む香港籍の留学生などは8・7万人、現在の推定滞在者は10万人、このうちの一万人に永住権資格 を与えるというのだ。

 「政治亡命、人権抑圧、人道上の保護が必要な香港籍の人々を、我々はヒューマニズムの価値観からも擁護しなければならな い」とモリソン首相は付け加えた。

 お隣のニュージーランドもウィンストン・ピーター外務大臣が記者会見し、「香港の貿易関連で、戦略物資につながる(中国軍 へ横流しの懸念が高い)品目の輸出制限に踏み切る」とした。(7月9日)。
 オークランド大学構内を歩くと中国人だらけ、街のど真ん中にはファーウェイの巨大広告塔、NZはこれまで英連邦の中でも比 較的親中路線で知られたが、立ち位置の変更に迫られていた。

 中国はオーストラリアからの食肉輸入を禁止する措置を講じている。
 またカナダとNZは、自国の鉱山、金属資源の鉱区や金属企業への中国のM&Aに関して、審査を厳密にすることも同時に発表 している。

  それにしても、Chinaはまだしぶとく粘るのでしょうか。何とも不思議です。もう、天が山峡ダムを崩壊させてくれることを願うしかないのか。


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