団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★今日は旅順要塞戦が始まった日

2022年08月08日 | 靖国参拝

 司馬遼太郎さんの本で乃木さんを無能だと信じていたバカな平和ボケだった私ですが、ねずさん達のお陰で目覚めました。
  要塞戦というのがどれ程大変なものかも知りました。乃木さんだからこそ攻略出来たことに司馬感に犯されていたことを反省させられたものです。

  その中でも今回取り上げてくれた白たすきの意味を知って、まさに驚愕です。我が先人はここまでして戦ってくださったのです。
  その方達の祀られる靖国を参拝しない日本人はまさに人でなしです。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より      2022/08/01
  
  今日は旅順要塞 戦が 始まった日

  ・・・略

 8月1日に始まったのが、日露戦争における旅順要塞戦です。
この戦いは、およそ4ヶ月半続き、日本陸軍15400名、ロシア陸軍16000名の尊い命が犠牲となりました。

 我が国では、この戦いにおける戦死者が多かったことから、旅順戦は無謀な戦いであったとか、乃木希典大将は無能だったとか、 いまでも様々な酷評があります。
けれど、たいせつなことは、評価にあるのではありませんし、戦場にいるわけでもない現代人が、過去の戦いに評釈や評点を付け たところで、何の足しにもなりません。

 たいせつなことは、そこから何を学ぶか。
何を私達自身の生命に刻むかであり、そうやって戦い、世界から植民地を駆逐する先駆けをなされた方々に何よりまず感謝の心を 持つことではないかと思います。

 それに、要塞戦というのは、たいへんに過酷なものです。
ロシアとヨーロッパの連合軍が衝突した黒海のセヴァストポリ要塞戦では、陥落までの1年の間に、攻撃側に12万8千人の死者 が出ています。
この要塞をもっと強化した第二次セヴァストポリ要塞戦では、攻撃側のドイツは10万人の兵の生命を失い、守るロシアも10万 人の将兵の生命を失っています。
防御力に徹した要塞戦というのは、かくも険しいものなのです。

 そしてそのセヴァストポリ要塞の6倍の防御力を持ち、絶対に落ちることがないとロシアが豪語していた要塞が、旅順要塞でし た。
その絶対難攻不落の要塞を、世界の戦史ではありえないような短期間で、しかも10分の1の兵力の損耗で陥落させた日本陸軍の 将兵と、総指揮を執った乃木大将の英断は、いまなお世界では、陸戦史に残る偉業として讃えられているものです。

 そうでありながら、我々日本人が、これをまったく知らない、あるいは見下して見るような真似は、個人的に、人間として、そし て知識として、最低の振る舞いであり、あってはならないことであると思います。・・・中略

 上に、心臓を撃ち抜かれても15秒ということを書きましたが、頭を吹き飛ばされて、首から上がなくなったときも、首から下 は、やはり数秒間は生きていて動きます。
けれど、数秒では、肉薄することができない。
だから、敵に胸を狙わせる。
胸なら、心臓を撃ち抜かれても、15秒生きられるからです。・・・中略

 当時の日本人の人口は、およそ4000万人です。
そして植民地化された国では、生き残ることができるのは、良くて1割り程度です。
つまり9割の人口が失われていました。
つまり、日本人は400万人程度しか生き残ることができず、ということは、いまを生きる我々の命も、まず「なかった」という ことになります。
そして生き残ったとしても、万年の単位で続いた日本文明は、完膚なきまでに壊されていたことでしょう。

 逆に言えば、それだけ後世に大きな影響を及ぼす偉業を、白たすき隊の3,113名は、行ってくれたということです。

 その偉業を、その勇気を、そのやさしさを、語り継がなければならないのは、いったい誰でしょうか。
日本人が日本人の偉業を語り継がずに、いったいどこの国の人が、語り継いでくれるというのでしょうか。

  


  この恩を忘れて靖国参拝もしない現代日本はまさに世界一の恥知らずです。こんな劣化した日本人にしてしまった教育とマスメディアの恐ろしさを思わずにはいられません。
  それを放置している政府・自民党にも怒りしかない。


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