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★中国経済は二度死ぬ。バブル崩壊は全体主義経済社会の瓦解へ

2021年12月14日 | 中国

 

流石のChinaもこれ以上不動産業界を放置しておくことは出来ないと判断したのか、それとも習皇帝の生き残りの為なのかとうとう恒大集団のデフォルトが決まったようです。

  宮崎さんが解説してくれています。いよいよChinaの崩壊が本物になりそうです。とは言え中共と言う独裁が何をするか分からないのと世界の金の亡者達が延命に力を貸す恐れがあるので崩壊が防ぐこともあるのじゃないでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)12月10日(金曜日) 通巻第7154号  

 恒大集団、正式にデフォルトとフィッチが認定
  中国経済は二度死ぬ。バブル崩壊は全体主義経済社会の瓦解へ

 中国経済の史上体験したことがなかった繁栄はまもなく終わる。中国経済は二度死ぬことになる。
 12月9日、フィッチが認定した恒大集団のデフォルトは、その大決壊の始まりに過ぎない。

 しかし、上海の株式暴落のときに中国共産党は投資家に「売るな」と厳命し、証券会社には「悪質な空売りには厳罰をもって応 じる」と脅した。株式を売却できないとなれば、暴落は避けられる。そのうえで、裏から証券会社に資金手当をなして、相場を支 えるとカラクリがあった。死んでいるにもかかわらず延命装置を取り付けたのだ。

 資本主義社会での株式市場の構造から言えば「ありえない」ことが中国ではおこる。上海株は持ち直し、あれから六年、人為的 な上下、乱調を演じながら、じつは不動産投資によって支えられてきた。
金融も、日本なら「異次元緩和」というタームがうまれたように、宇宙人のような通貨政策、金利政策、通貨供給量の爆発的供給 によって、当局の意図に反して、相場冷却どころか、ふたたび過熱した。つまり、一度死んだはずの中国経済は、以後「ゾンビ」 だったのだ。

 昨秋あたりから共産党中枢は、条件を厳しくし、むやみな不動産貸し付けを規制し、贅沢禁止などと言い出した。その結果、不 動産業界に、すきま風、寒風、烈風、そして竜巻から大嵐がやってきた。大手デベロッパーの社債デフォルトが連続し、ドル建て 社債は、国際問題に発展する。

 決断が遅れたのは、習近平執行部への衝き上げ、党内から不満の声だったようだ。
 なぜか。
 不動産投機に明け暮れ、誰もすんでいないマンションの所有者は、ほとんどが共産党員。そのうえ中央委員クラスとなると、ひ とりで四軒も、五軒も所有しているからだ。
 不動産バブルの崩壊はとうに始まっていた。いよいよ聞こえてきた共産党大韓部の破産。それが恒大集団のデフォルトに集約さ れる。
 中国経済は二度死ぬ。

  さて、中国経済の崩壊は本当に起こるのでしょうか。それとも、世界の腹黒い奴等の延命の為に注ぎ込む金が延命に成功するのでしょうか。
  それだけはあって欲しくない。


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