イーロン・マスクが、トランプ政権に閣外強力するようです。EV問題は大丈夫なのでしょうか。
テスラの敗北も彼の資産には影響しないのでしょうか。いずれにしても、その活躍を期待したいものです。
宮崎さんが取り上げてくれています。いよいよトランプ旋風が吹き荒れそうです。アメリカだけでなく世界がどう代わるかワクワクします。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024年)11月30日(土曜日)弐
通巻第8529号
トランプ政権はまだ発足していない。ところがトランプ政治が動き出した。
イーロン・マスクはIRS(内国歳入庁)に立ちむかうと宣言
イーロン・マスクとヴェビック・ラマスワミは閣外の『政府効率化省』(DOGE)を率いて連邦政府予算の無駄な支出をばっさり削減する。
だが、法律的にこの組織は正統性がない。ゆえにこの『省』は民間団体、日本で言えば有識者会議に該当する組織であり、予算決定権をもつ議会にDOGEの削減案を勧告するのである。
ふたりは12月5日にワシントンDCで議会指導者と会談する。
マイク・ジョンソン下院議長は、この2人の大富豪を招き、下院と上院の共和党議員全員を招集している。
「DOGEイニシアチブ」と名付けられたプロジェクトは大統領権限の範疇ならびに、もし削減を課すとなると、法案を可決するには民主党の一部の支持が必要になる可能性が高い事情がある。
DOGEが連邦政府への大規模な削減という野心的な計画を実行できるかどうかは、最終的に議会の動向にかかっている。
『場外乱闘』はすでにはじまった。イーロン・マスクは鉄鎧甲に剣を持ち(人口画像)、IRS(内国歳入庁)に立ちむかうと宣言したからだ。
内国歳入庁は税金を徴収する『怖い』役所。日本で言う税務当局だが、予算削減ムードのおりに200億ドルの追加予算を請求し、これをマスクは削減すると言う。
はやくも税務署に挑戦したのだ。
しばし、マスクとラマスワミというふたりの大富豪の動向に目が離せない。トランプ政権がまだ発足していないが,事実上トランプ政治が動き出した。
世界が変わってくれると信じたいが、そうは甘くないでしょうね。Chinaを筆頭の極差を叩き潰して貰いたいものです。
さて、どうなるか。
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